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謎の女性サトウミサキ。その裏にあった過去。最後に全てが繋がるストーリーは読み応えがあった。ただとても悲しいストーリーだ
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まぁまぁ面白い。
だけど前半こんな上手い話しないだろー
なんか裏あるなー復讐とかそっち系かな
と思ったし、ちょっと意外性がなかったような
最後まさか遺体掘り起こすとは思わなかった(笑)
結局捕まらなかったけど続編とかあるのかなー?
復讐だけだったらこれで終わりかな
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読後感としては宮部みゆきさんの火車を読んだ感じですね。サトウミサキという女性と関わったひとたちは、みんな不幸になるという展開。
前半はサトウミサキと関わるひとたちの個別のお話が続き、後半になって二人の刑事の視点で前半の伏線を回収していくという展開です。
面白いのは火車同様に、ヒロインが感情を表に出さないことが、よりミステリアスさを出している感じがしました。
まぁ気持ちいい話ではないですが、全体的に良く話が構成されていると思いました。
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本性というタイトルにある通り、サトウミサキもたいがいヤバいが、彼女よりいじめに関わっていた奴らの本性の方が大分ヤバい。
特にフラレたはらいせにいじめ働きだした女は気持ち悪い。よく聞く話だがやはり気持ち悪い人間。
サトウミサキの復讐に対する執念。自己否定から体を使った作戦には悲しみしかない。彼女行う行為が否定できない自分に、このような作品を読むたびに戸惑ってしまう。
ストーリー展開は読めたが、引き込まれたし面白かった。
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ラジオで紹介されてたので読んでみた。
ストーリーの進み方は面白いのだけどなんとなく途中から動機はわかってきたなというのと(わざと分るように書いてるのかな?)読後感はあんまり良くないというか登場人物のほとんどが好感持てないので、すっきりしない感じあり。
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2021年1冊目は伊岡瞬作品。
細分化された章立てが、短編集を思わせるも、あらゆる視点、時系列の点在が見事に1本化されていく展開はお見事。
復讐のためなら、美徳さえ悪に捧げる犯人に終始圧巻。
だからこそ、強いて言えばラストが薄かったのは残念なのか致し方ないのか。1人選挙で後者に1票。
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一本井岡さんらしい筋があって振り子の振り幅が珍しい作品だった。
刑事はハードにかっこよくて、ミサキの心も添いやすい。
ただ自分のやり方を肯定して卑しめる手段がたまらなく嫌い。
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面白かった。
第一章のサトウミサキの目的を考えさせられるところからはまりました。
各章の繋がりが薄いようで濃い感じがたまらないです。
最終的には結果論的な謎解きですが、読む手が止まらない作品でした。
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伊岡瞬の長編サスペンスミステリー
男を虜にする謎の女性を主軸に、翻弄される男達と、それを追う刑事の多視点から、連作短編集に近い形で「壮大な復讐劇」のストーリーを紡いでいきます。
まさにサスペンスミステリー・・一気に引き込まれ、読ませます。
今年一冊目に相応しい快作でした!
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前半と後半の話の構成の仕方が上手い。視点ががらりと変わるのにすべての物語が繋がっている。
サトウミサキによく似合う終わり方だったように思う。結局どういう字を書くのかわからなかったところも、ミステリアスを誘う要因になっていそう。
個人的なストーリーの感想としては、登場人物がクズばっかりで全員好きになれない。わたしの家族がもしあんな目にあったら、わたしも復讐したくなってしまうかも。なんだか悲しい話だった。
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イヤミスの分類に入るのだろうか。
次々と登場する人物が皆、共感を覚えられないまま、ようやく読み終えた。
主人公ともいえそうなサトウミサキが、捕まらず、続編があるような終わり方。
ベテラン刑事安井の弔い合戦として、若手刑事宮下が直接対決となるのか。
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いやいや!
なにこれ、怖いから!
ちょっとまってそれそこまでつながってるカァ?
って思いながらも「おーこわ、おーこわ」っていう感じでついつい読んでしまう・・・
伊岡瞬、恐ろしい・・・どんどん読んじゃう、、恐ろしい・・・
ちょうど今、伊岡瞬が止まらない状態です。
ギャー!どうしましょう!
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長編小説でありながら連作の短編集のようでもあります
読み始めてしばらくは結婚詐欺の話なの?と思いましたが、そんな単純な話ではなく…
全ての章の中心にいるのがサトウミサキという女性
この女性、とにかく魅力的でターゲットになった男性はばったばったと彼女の前に平伏してしまいます
ハニートラップを仕掛け、でもお金が目当てではなさそう…
段々復讐が目的であることがわかって来ます
・
ターゲットを虜にし腑抜けにした後で曰くありげな写真とレポートを「この写真を入手するのも、レポートをまとめるのもちょっと苦労した」という決め台詞と共にばばん!と突き出す
水戸黄門の印籠のようです
この写真とレポートに全てが詰まっています
・
ラストではサトウミサキを追っていた若い刑事の「絶対追い詰めてやる」という決意と共に幕を閉じます
続きがあるのかな?と匂わせるラストです
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男をたらしこんで消えていく女、単純な悪女の話かと思って読み始めたら…。
二人の刑事たちが追う小さな事件が、いくつもの女の悪行を束ねていく。
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結婚詐欺や後妻業といった、実際にあった事件を思わせるような悪女の話かと思ったら…。
点と点が繋がった時に新たな事件が見えてきて、ミサキの事を単純に悪女と思えなくなってしまいます。