紙の本
こわぁー
2020/12/25 09:56
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
サトウミサキと名乗る女性に惚れ込み、堕ちていく男性達。そのサトウミサキの正体は、またその目的は何か?すべては15年前の中学生のいじめが原因だった・・・。
いじめ事件に関与した同級生や教員、捜査にあたった刑事までも標的になった一連の事件。女性という武器までも使って被害者一人一人を破滅させていく手段には、女性の意志の強さだけでなく、復讐へ強い信念に少し驚きを感じた。しかし読み終えても嫌な感じもせず、読み返せる面白い作品でした。
紙の本
あの小説と雰囲気が似ている
2021/03/13 09:18
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
続きが気になり、一気に読破した。何かに似ているなぁ、と感じながら読み進めていたが、フワフワと実態の掴めないミステリアスな雰囲気が、東野圭吾さんの白夜行と似ているかも。
続編があるかも、と思わせるラスト。
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。ラストが気になって焦ってしまう。
バラバラなストーリーが終盤にまとまってくるのは、よくあるが、これは何かが違う、惹きつけられる。
恐るべしサトウミサキ。
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サトウミサキ
目指す相手の懐に上手く入り込み取り入る。大金を手に入れたいのか好きな生活をしたいのか。
相手にも金にも憎しみを抱いている感じがする。本当は何をしたいのだろう。
宮下刑事はいつか彼女の縛めを解く事ができるのだろうか。
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一人一人の人物にスポットを当てて
事件が結びついて行く展開。
ある謎の女を中心に男達を翻弄し、そして去っていく。その女の目的は何なのか、何者なのか
早く知りたいとページを捲る手が速くなる。
後半は、刑事がこの女と15年前の中学生のいじめ
で自殺した男子中学生との関係を軸に徐々に判明
してくる。いじめの内容は、とても胸糞悪い
が犯人も中々の知能犯で、復讐が最後には快楽に
変わった様におもう。
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結婚詐欺師 サトウミサキの話で始まり、
とてつもなく壮大な復讐劇だったで終わる?
かと思いきや、
サトウミサキを追い詰める若手刑事宮下の
続編を匂わせるラスト。
サトウミサキの成し遂げた復讐劇は
懺悔なのか?快楽なのか?
その先には何があるのか?
際限なく とてつもない執念だ。
すでに読んだ 『痣』では
あまりに不幸な刑事さんばかりなので
もし続編があるなら、宮下にはちゃんと
サトウミサキを逮捕させてほしいなぁ。
でも、そうなると大手柄で出世しちゃうから
その後に繋がらないかもな。
痣での宮下は、本性のその後になるわけだけど、
今作の宮下の方が辛抱強く明晰に思える。
今後の宮下の続きが読みたい。
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うっ·····ここで終わるかっ!!
中盤までは、何処が落とし所かドキドキした。
進むにつれ、サトウミサキの足跡と繋がる人達が上手く交差されてて、読み応えありました。
·····が、う~~~ん復讐か·····って最後はアッサリ感。
宮下くんが出てきてて、これは何時か宮下シリーズになるのか?と
ちょっと楽しみでもあります。
それにしても事件の発端となる話は胸糞悪かった!!
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2020.11.7
読了。
連作短編と言えるのかな。
最初からぐいぐい引き込まれ、気がつけば一週間とたたずに読了。
連作短編ならではで、一つじゃ後味が悪い、どうなるのか?とついつい時間を忘れて読み進められます。
青木繁子の話は、一番想定外だったかな。
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最初の話から、次の話に、どう繋がるか?読めば読むほど、わからなくなってくる。しかし、最後で見事にゴールが見える。
伊岡瞬という作家、初読だったが、これからハマりそう。
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恐ろしい話で、ノンフィクションのようだった。物語の展開を例えるならば、スマホでファイルをダウンロードする時のように、ストーリーがつながっていく。今まで読んだ作品にはなかった。
サトウミサキが弟の復讐のために、自分の身を削りながら殺戮を実行していくのはよくわからないし、どこか毒されたような感覚が胸に残る。他方で、その誘惑に負けない男もいないだろうとも思う。他の作品も読んでみたいと思う。
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きちんと解決されるミステリーが多いし
そういうのばかり最近読んでたから
犯人は分かっているのに
するするすり抜けていく
結果作品中では解決しないところが
私的にすごく新鮮で好きな終わり方だった
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冒頭では想像できなかった展開になっていったので、引き込まれた。複数の登場人物の視点で描かれた話が繋がっていくのが良かった。
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昼休み、夕食後、仕事の合間と、時間ができれば開いて読みました。ただ、最後の章の進め方がキャラと違う感じの説明調で、なんかちょっと終わらせ感を感じました。
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一章30分ほどで読みきれる読みやすさ
各章で主人公視点が変わるので、読み進めると新しい背景が分かったりで止まらなくなった。
ちょっと意外性は弱い感じもしたので、続編が出るなら読んでみたい
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短編で読み易く次々と謎が深みに入って、前半と後半の視点が変わるという構成。どっぷりハマってしまいました。
サトウミサキのキャラは最強ですね。ただ、憎む男達との関係は、最後に説明があるものの今ひとつ納得できない部分があるので…星⭐️4つです。が、これも筆者は想定内なのかもしれません。(さすが!)
読後、登場する各人の感情を回想した時、ふとタイトルの本性がジワーっと胸に広がります。
終わり方には賛否両論あるようですが、自分は○でした。