子どもたちから寄せられた大切な声をお届けします
2020/08/27 17:21
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京学芸大学附属竹早小学校の3~6年の生徒さんたち256人のこどもたちから送られてきたリアルな「もやもや〜」に脳研究の池谷先生と絵本作家ヨシタケシンスケがおこたえします。子どもたちの目線にたった本ですが、すごく面白い。脳研究者の池谷氏が、小学生のモヤモヤ相談を脳科学の分野から捉えた回答で、視点の変換を促します。子ども向けだけど、ヨシタケさんの絵も楽しいし、大人が読んでも面白い。特に小学生の子供がいるお父さんお母さんに是非読んでほしい。「やる気のスイッチ」の回答もあります。脳の中にある「やる気のスイッチ」を入れるには?詩人アウスキュロスの名言「悩みがないところに知恵は生まれない」をあとがきで引用。
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小学校の3~6年生のモヤモヤそうだんに答える本なので、想定している対象読者層もそのあたり。
何より嬉しいのは大ファンの池谷裕二さんとヨシタケシンスケさんが著者であること。
字も大きく行間のスペースも十分確保していて読みやすい。
最近は小さな字でぎっしり埋まっている本は敬遠しがちなので、目に優しいこんな作りの本が嬉しい。
回答者の池谷裕二さんは、中高生相手にも難しいことを分かりやすく説明する技術に長けていますが、小学生を相手にしてもそのセンスは健在です。
そして、真実や本心を嫌味なくさりげなく語るヨシタケシンスケさんの絵とセリフがほっこりして心地よいです。
竹早小学校の児童たち、自分たちのそうだん内容と答えがこんな立派な本になっていい思い出になりましたね。羨ましい(^^♪
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メディアでもよくお見かけする脳研究者の筆者と、おなじみ!少年の心をもつヨシタケシンスケとのコラボレーション。
そんな最強タッグで子どもたちのお悩みを解決⁈
結論!モヤモヤは生きている証しだ‼︎
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人気の脳学者の本に、大好きな絵本作家がイラストを添えた作品ってことで、それはぜひ読んでみないと、ってことで入手。以前、同じ毛色のヨシタケ作品で、子供たちが質問に答えるってのがあったけど、個人的にはそっちの方が好み。本作は、まあ学者が答えているから当然なんだけど、綺麗にまとまりすぎている感があって、子どもの持つハチャメチャ感があまり感じられず。読み方の問題かも知らんけど。
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小学生のもやもやに対して真摯に答える脳研究の先生の答えが面白い!様々な実験や脳の機能から答えを導き出すところにオリジナリティを感じる。個人的ベストは「やる気スイッチ」の話と「入力」と「出力」の話。
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小学生のモヤモヤに脳科学者の池谷裕二氏が答えるという本。それにヨシタケシンスケ氏が可愛らしいイラストを添えている。
「頭がよくなる薬はあるの?」とか「やる気スイッチはどこにあるの?」など、脳や学習、心に関する質問に分かりやすく答えてくれる。
こういう脳科学系の本って「○○の研究によると〜」みたいに、論文を引っ張り出して貼り付けたようなものが多いのだけど、本書はそれに終始しない。研究者である前に、一人の大人として、人生の先輩として、子どもに助言するような形をとっている。
例えば、「頭がよくなる薬はあるの?」という質問に対しては、「あるかないかで言えば、ある。でも君は本当にその薬で頭を良くしたいと思う? それにもしも頭の良くなる薬が世の中に出回ったらどうなるか考えてみよう…」と回答が続く。
あとがきの部分で、著者は「モヤモヤは生きている証」とし、それからソクラテスの「簡単すぎる人生に生きる意味はない」という言葉を紹介している。
モヤモヤすることは悪いことじゃない、むしろモヤモヤがあるからこそ人間は成長できるんだ。そんな風に優しく受け止めてもらっているような気がして、大人の私もモヤモヤを解消できた気がする。
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小学生から寄せられたら質問に脳研究者の池谷裕二さんが答えていきます。
子供の質問だからといって大人には関係ないということはありません。
むしろ子供の質問の方が大人がする質問よりも本質をついています。
一つ一つ丁寧にわかりやすく答えているのでとても納得できます。
ヨシタケシンスケさんのイラストも素晴らしいです。
子供から大人まで役立つ良書です。
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大人が読んでも面白い本だと思います。
でも子どもの時に読んでみたかったな。
モヤモヤとうまく付き合って行きましょう。
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図書館にて借りる、第495弾。
(泉南図書館にて借りる、第21弾。)
脳科学者の池谷先生が小学生のモヤモヤそうだんに回答し、イラストをヨシタケシンスケさんが描く。
ヨシタケシンスケさんのイラストが見たいが為に読む。
ヨシタケシンスケさんのイラストが無かったら読んでいなかっただろう。
ヨシタケシンスケさんのイラストは勿論良かったが、池谷先生の回答も良かった。
子供のモヤモヤに対して分かりやすく説明していて、池谷先生の頭の良さが伝わる。
星は3つ。小4の娘が読むのにちょうどいいように思うが、彼女は読まないだろう。
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年齢に関係なくモヤモヤは常に湧く.それが生きている証だし,それをどうにかしたいと藻掻くことこそ,成長に他ならない.だから,義務教育内で積極的にモヤモヤを吐き出しブレスとすると良いのだが.
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子供向けに書かれているので、分かりやすくてよかったです。ヨシタケさんの絵だったので買ったんですが、買ってよかったです。子供に読ませたいです。
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どの年代でもおんなじモヤモヤを
抱えているんだって思った。
眠れないとかそういう悩みやAIの悩みが(もやもや)多くて意外。
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小学校高学年の子ども達の疑問に答える形で作られた本。子ども向けだが大人でも充分すぎるほどに楽しむことができる。イラストも素晴らしい。
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小学生の純朴な質問にしっかりと答える脳科学者。
モヤモヤは生きている証。人間はゆっくり考える、覚えるとのこと。
急かされている気が毎日していましたが、なんだかホッとしました。
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子どもたちのお悩み・疑問は、人間関係、勉強など色々ありますが、
特に生きる事、死ぬことについては大人になっても変らないモヤモヤだよなぁと感じました。
ラテン語で「自分がいつか死ぬ運命にあることを意識して生きよ」という意味の「メメント・モリ」、「死生学」に興味を持ちました。