紙の本
性格についてよりよく知ることで幸福な人生を送るヒントを与えてくれる一冊です!
2021/03/03 12:33
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、パーソナリティ心理学、発達心理学を専門に研究され、『自己愛の青年心理学』をはじめ、『はじめて学ぶパーソナリティ心理学』、『性格を科学する心理学のはなし』、『性格がいい人、悪い人の科学』などの興味深い著作を発表されている小塩真司氏の作品です。私たちはよく、「あの人は性格がいいね」とか、「もっと明るい性格だったらなあ」と話題にしますが、一体「性格」とはどういうものなのでしょうか。最新の心理学はそこに潜む謎を解明しつつあると筆者は言います。歳をとると人はどう変わるのか。住む地域はどんな影響をもたらすか、日本人はどんどんネガティブになっているのか、男女は何が同じで何が違うか、「成功」できる性格とは、などなど。性格についてよく知ることで居心地よく暮らせる環境を作り、幸福な人生を送るためのヒントを読者に教示してくれます。
電子書籍
読みはじめは
2021/04/26 07:15
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
取っつきにくいことが、長々と書かれていて……ちょっと……でしたが、後半は、良かったです。分かりやすい文体で、性格の分析とか……。会社での、上司と部下の、そして、同僚をみても色んな性格の人がいますから……。
紙の本
中盤までは難解、終盤は読み進めやすい
2020/09/15 20:27
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻頭から第4章までは難解の内容です。
しかし、終盤の第5章以降は分かりやすい内容になっています。著者視点の「性格に関するアドバイス」が著されているからです。
読み始めは気楽に読み進めることをオススメします。
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何となく感じている性格に関する知識が、改めてデータを用いて実証されている。性格の完成については意外な結果で、人はある程度の年齢になると性格は変えられないんだろうな、と思っていたが、意識や習慣によってゆるやかに成長し続けると聞き希望が持てた。ただ、結局のところ「人による」というのが結論で、絶対は存在しないとのこと。
どのような性格であっても、風土や環境によってのびのびと暮らせる可能性があるのであれば、自分の心惹かれる方を素直に選択していく重要性を感じた。人生のビッグイベントを経て、私も少しずつ成長していきたいものだ。
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性格について論じた本。性格の年齢差、地域差、男女差に関するさまざまな言説や、結婚相手や職業選択といった人生の決断と性格との関連など多くの観点から性格を論じている。ふと「性格が〜」と言ってしまう場面に対して、研究を提示して実証していくのがとても興味深かった。1冊を通して何か結論に向かっていくというスタイルではなく、性格に関するさまざまな研究をまとめた辞典的な本である。
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歳をとると人はどう変わるか。住む場所や時代の影響は。男女の違いとは。成功できる性格はあるのか。人生を過ごしやすくするために。
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性格は何歳で完成するのか?子供の頃の性格は大人になっても受け継がれるのか?性格は変わっていくのか?性格は遺伝するのか?
などの疑問にできるだけ研究に基づきながら答えていくことをしているもの。
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ビックファイブによる性格の分類
・外向性
・神経症傾向
・開放性
・協調性
・勤勉性
勤勉性が高い人は長生きしやすい。欲情を我慢することが快感となり、ストレスを感じることなく健康に生きてくるからかもしれないという。
協調性においては男性よりも女性の方が高いのは、老後のコミュニティやご近所さんの繋がりを見ても納得する部分もあります。
また学生時代まで神経症傾向に男女差がないが、社会に出てから拡がるのも、まだまたま男社会な部分があるのだなと納得したり。
住む場所、交遊関係、家族のあり方が性格を形作っていくと思うと、普段から意識して行動することは大切。
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性格は歳とともに変わる。勤勉な人の方がコミニュケーション能力が高い人より社会で成功する。内向的な性格から外向的な性格へ、訓練すれば変えられる。
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性格あたりの分野は、アカデミックな議論がないがしろになりがちだが、こちらは専門家のレビュー付きなので、有用。
また話のねたにつかわせていただきます。
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性格とは何か?性格の分類方法と、分類項目別の特徴とその傾向について、年齢・地域・性差・一生の変化などについての相関の有無の研究成果と性格の生かし方について紹介した心理学者の新書
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おちついたパーソナリティ心理学入門。第4章が性差や恋愛関係、第5章が印象とか成功とかで、いまだいたいわかってることがおだやかに語られている印象。
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性格の変化について知りたくて読んだ。
研究の内容多めで、よく分からないとこもあった。
私的には、5章が面白かった。
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4章と5章が面白い
こういう心理系の本の中で真面目?で読みやすい本は珍しいのでありがたいです。
指導教官エピが個人的に好きです。
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性格の5つの次元(ビッグファイブ)
・外向性
・神経症傾向
・開放性
・協調性
・勤勉性
上記をもとに自己分析してみると、自分の性格がよく理解できそう。