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ちょうど、「映像の世紀 ナチス狂気の集団」を見終わった直後だったので
なんとなくわかっていたつもりの幹部を整理できた。
そのうえで、本書を読み始めたので、理解が進む。
ナチスの求める女性像が、いかに保守的だったか、
そのイメージを守ることが是とされていたこと、
ヒトラー好みの女性が常に求められていたこと・・・
などなど、内部について知ることができた。
とはいえ・・・
よくぞ、ここまで調べて書き上げたと、感心するものの
激しいマウンティングに気分が悪くなる。
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悪名高き男たちの陰にいた女たち。彼女たちの闘争、権力行使から破滅そして戦後における否定まで詳細に調べ上げたノンフィクション。
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☆一つにしているのは、読むにつれて、嫌悪感と吐き気が募っていき、らすと50Pではすでに読む気がなくなって居ての挙句の評価だった・・訳。
しかし、これだけの負の記録、まして(所詮は添え物に過ぎない雌たち」の記録をよくぞ短bン円に書き上げてくれたかと感謝とするのみである。
同病 相哀れむ・・というかるいは類を以て集まる、死肉に群がるのは腐肉を好む輩たちという感がありありだった。
筆者の思考からだろうが、戦況の推移に従っての記録にはなっておらず。塊としての集団内での日常の気持ちの高ぶり悲哀嫉妬狂乱という感情を主にしている展開。
もし、口角ことを意識したのなら状況判断能力が極めて先鋭的な筆者だと思う・・何故なら、彼女ども「ナチの妻たち」はナチという陽によって輝き。日没によって消滅していったあだ花に過ぎない・・それは別の面から記せば【民が、社会が、他国諸国が】どうなっているか同様の価値観を持つヒトラーをはじめとするナチの「狂気集団」のレンズを通してしか見られない、聞こえない、感じられない・・一種の痴愚生物の集まりだと思えるから。
1950年過ぎ(長生きした輩はその死去事実迄)までの記録が記されているが、面白くない漫画の様で最後まで尊厳を保って毅然とした輩之女史もいた・・やれやれ。
とある市長はネオナチが余りにも弔いに来るのがやかましく、当該人物の墓を掘り起こして砕き、海に捨てっという傑物も・・