紙の本
真摯さは買いたい
2021/07/28 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
『海辺のカフカ』や『1Q84』と同じように「手癖」で書いたという印象も否めないが、南京虐殺を幾分強引に入れ込んでいるのは日本の現状へのプロテストでもあろうし、その真摯さは買いたい。
投稿元:
レビューを見る
相変わらずのパスタとサンドイッチ。
春樹の小説は、やっぱり読みやすいなあ。ぐんぐん読み進められる。その文体に、私が慣れているというのもあるからだろうか。
思えば、村上春樹作品を読むのは、2013年の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来。
当たり前といえばそうなのだけど、ずいぶんと久しぶりに読むから、なんだか新鮮。
単行本では読まなかった。
一般的なことを書いているからか、そのモチーフが読者にとって身近なものに当てはめやすいのだろうか。
やはり、ねじまき鳥や、1Q84を読んだときのように、いまの私にもピンとくるものがたくさんあった。
文庫で読み進めようと思う。
「免色渉」
投稿元:
レビューを見る
第1部(上)。
文庫発売日に購入後、ずっと寝かせておいたのですが、ついに読む時がきました。(コロナの影響で図書館が休館になってしまったので)
最初の2章あたりまでは、アレ?私の好きなはずの村上さんの文体が入ってこない?と、何故か進まなかったのですが、5章目以降、謎の絵「騎士団長殺し」や、メンシキさん登場あたりからは、グングン引き込まれて行きました。
文体もスゥっと身体に浸み込むように入ってきて、「これ、これ!」と、遅ればせながら村上ワールドに馴染ませる事が出来ました。
“これはただの始まりに過ぎない”という事で、次巻以降の展開が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
第1部の上巻、第1部の下巻、第2部の上巻、第2部の下巻、という阿漕な文庫化商売。
感想は第2部の下巻に。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに読んだ村上春樹。まだまだ長い物語の始まりといったところ。
サスペンスなのか、ほのぼのした日常系の物語なのか。
プロローグに出てくる男は何者なのか、下巻やその後が気になる。
投稿元:
レビューを見る
4冊に分かれているうちのまだまだ1冊目なので感想は控えておきます。
とりあえず、今のところファンタジーはナシ。
引き続き下巻を読んでます。
投稿元:
レビューを見る
何故かわからないけど、いつもの春樹さん作品よりも早く読み進めたい衝動に駆られるというか、読み進めること自体が気持ちいい。
現実的な日常的なシーンが多いからかな?頭悩ますことなく読み進められる。
投稿元:
レビューを見る
小説としては、文句なしに面白いのだと思う。思うのだが、如何せん、この後の続きを読みたいと言う気になれない。
恐らく話の良し悪しとと言うよりも、私の好みと村上春樹という作家の文章というのか、表現との相性が悪いのだと思う。そのため、他の小説に比べて読むのに時間がかかり、そして非常に疲れる。疲れてしまうがゆえに、話の面白さが半減してしまうのかもしれない。
ただ、話は面白い。なので私の評価は低いのは気にされな畔も良いかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
自分はこの作家のマニアではない。
でも独特の世界観に触れると何とも微妙な無機質感と冷ややかさを感じ読む喜びを覚える。
文章の表現力も流石だと思う。
心地よいとは言えないがその世界に包み込まれる作品だと思う。
投稿元:
レビューを見る
奇想天外なプロットの連続
タイトルからして謎だけど、
どう展開していくのか、ついつい読み進んでしまうのが春樹さんの作品、やっぱり好きだな、
投稿元:
レビューを見る
画家である主人公の妻との別離からの葛藤があり、
いきついた先の山奥の家の周りで起こる不思議な出来事、そして不思議な白髪の隣人 免色 渉という人物。
そして、騎士団長殺しというタイトルの不思議な絵。
上記の謎に共に迷い込んでしまうかのように、すっかり引き込まれた。
しかしまだ何も上記の謎は何も判明していないため、すっきりというわけではない。
早く次巻を読みたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
読みたいリストより。
文庫化を心待ちにしていた。久々の長編。絵 芸術 が重要なテーマだったので興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
久々の村上作品。主人公と元妻。総白髪の謎の人物、免色氏。お馴染みのモチーフ多数…これこれ!これが村上ワールドですよ。読者を物語に引き込むパワーが尋常じゃないな、相変わらず。気付けばわたしも登場人物の一人としてその場にいるようだ。詳しい感想は下巻にて。
投稿元:
レビューを見る
妻と別離し、海を望む小高い山に暮らす孤独な画家。謎の隣人と古い石室が「私」の運命を変えてゆく…。村上ワールドの新たな結晶。
静かに流れる時間に比して、次々と現れる不可思議な出来事。森の中に迷いこんだような感覚は、流石村上文学だ。『騎士団長』が画家の人生を変える存在なのか、それとも彼自身の一部なのか。次巻が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
妻から別れを切り出された画家は友人の父が所有する小田原の山奥で暮らすことになる。
屋根裏のミミズク、騎士団長殺しの絵、白髪の隣人と鈴の音・・・
第1巻は伏線の塊でした。
全ての伏線が回収されるわけでは無いかもしれないが下巻の動向が気になる。
個人的には免色さんの名前が気になる。
色を免れる?
多崎つくる〜だったら意味のある人に成りますね。