【電子限定おまけ付き】 君はしあわせの黄色い花 みんなのレビュー

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

擬人化×転生BLです。

のどかでメルヘンな擬人化と思いきや、「宿命」を背負っていたふたりがそれをはねのけ来世での再会よりも現世での幸せを選び掴み取るお話です。泣けましたー！


ネタバレがあります。

・物理学研究科の大学院生で26歳の攻め・矢上礼央
・不治の病におかされ最期の日を病床で待つ22歳の受け・立花志信
・受けの従兄27歳で攻めの先輩・立花陽彦

本編は受け視点、SSは攻め視点、電子限定おまけは受け視点。

ミツバチ（攻め）とたんぽぽ（受け）として出会い、その後も転生と悲しい別れを繰り返した攻めと受け。そして現世では願いが叶って人間に生まれ変わりますが・・・

互いを思い遣り過ぎると、かえって悲しい展開になるもの。

この作品のキャラがまさにそれで、前世の記憶がないのに短命だった攻めの身代わりとなって病を引き受け最期の日を待つ受けと、前世の記憶を持ち受けを探す攻め。好意と思い遣りそして諦めが交錯した現世で、ふたりは結ばれるのかハラハラさせられました。

ハッピーエンドが暗黙の了解であるBLでなければメリバもありえる設定なので、BLで出されたことに感謝したいです。ワンコだった攻めとたんぽぽだった受けの夢を現世で叶えていくふたりの姿に皆さん涙することでしょう。

サマミヤアカザ先生の優しいイラストも作品の雰囲気とマッチしていて、とてもよかったです。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独なタンポポに友達をスズメが連れてきてくれた。
喜ぶタンポポ。
タンポポの友達になったミツバチは短命で、犬に生まれ変わっても、また短命。
暫くして、犬から人に生まれ変わったのが、礼央。
タンポポ→志信は体が弱い。
金羽のスズメ→陽彦。陽彦は意識体だったので消えてしまう

何度生まれ変わっても近くに居て、タンポポを見て思い出し、心を通わせる二つのと一つの魂。
タンポポを軸に構成された「因果は何度も巡る」という童話のような小説だった。

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投稿者：み　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

たんぽぽが主人公って面白い！と思って読みました。人間には転生したけど過去を忘れてしまったたんぽぽが、ようやく前世に向き合うまでがとっても長くて、予想出来るのにおあずけさせれているようでちょっと詰まらなかったです。