初めてこんな早く読み終えた
2024/11/26 15:42
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投稿者:たまねぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説が苦手な私ですが、この本は読みやすく内容に引き込まれ最後は涙しました。
去り行く者同士のラブストーリーだけど、悲壮感・絶望感はなく温かい
2022/03/31 16:22
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは問答無用に、本当によかった。
通常、病気をテーマにしたラブストーリーは、どちらかが「残される方」だけれど…この話は、どちらも「去り行く方」…
そのため、よくありがちな「死んでしまう人の気持ちなんて、あなたにはわからない」という擦れ違いは起こらない。
しかし、余命を宣告された者同士でありながら、悲壮感・絶望感はなく、むしろ全体的に温かい。
唯一、惜しむところとすれば、主人公の家族の描写が少ないところ。余命が宣告されたとは知らずに後半まで行ってしまうため、もしこのまま主人公が亡くなったら、残された家族の悔いはどれほどのものかと、そこだけとても心配した。
まあ、たしかに主人公の家族が「子供がいつか死ぬ」とわかったら、家から出さないなどをし、ラブストーリーが進むこともなかっただろうし、家族の話まで描いてしまうと、テーマがぶれてしまうだろうから、これでちょうどよかったのかもしれない。
ガーベラの花言葉など、本数によって意味が変わるとは知らなかったので、それも勉強になった。
読んだあと、しばらく自分の生き方を考えたくなるような作品でした。
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ここ最近読んだ本の中で一番感動的な本でした。
お互い余命が短いことで迷惑をかけたくないと、症状のことや相手への好意を隠そうとしてしまい、最期お互いの気持ちを伝えられずにお別れしてしまいます。それでも2人が過ごした時間は充実したかけがえのないものだったのだと伝わってきて、とても感動しました。
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普通の本ならば、二人が想いを伝え合う、恋人になる、っていうのがあるあるだけれども、、、、。全く違う。
そして、その後のストーリー?みたいな物語も違う視点の綾香目線で書かれていて良かった。あと、春奈のブログにもすごく感動した。現代的な物語で感情移入、しやすい物語となっている。
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普通のよくある恋愛ものと違って、どちらか片方が亡くなってそのあと残った方が前を向いて歩いてく…的なのじゃなくて最後がほんっとに泣けた。
期限のある恋が尊くて切なくて泣くしかなかった。
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とにかく感動しました。
この本を読み終わって気づいたら夜中。
5、6回は泣きました。
登場人物の人柄などが鮮明に頭に浮かぶので、感情移入しやすく、生きたくても生きられない人、その家族、友達、そして好きな人の気持ちになると涙が止まらなかった。とにかく切ない。しばらく余韻が残りそうです。
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恋愛小説。タイトル通り、一生懸命に生きる二人と周りの人たちとのやりとりが描かれています。二人を見守り、思いを寄せている人には悲しい結論ですが。自分が生きた証、大切な人の思いはどんな形でも残していけたらいいかな。知人の娘さんにこれまた教えてもらいました。恋愛小説、泣きたい小説、10代の人は読みやすいのでは?と。ガーベラ3本の意味知らなかったです。
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号泣しながら読んだ。
誰も本当の気持ちを直接伝えてないけれど、ガーベラやブログでしっかり伝わっているのがとても良かった。
余命宣告をうけて生きることに意味を見出せなかった秋人が春奈との時間を受けて少しずつ生きることに目を向けていくのにも感動…。
人生の中で誰と出会うか…大切だな…。
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ヒロインが余命わずかという様な作品はよく見かけますが(それはそれで好きです)、この作品はヒロインと主人公が余命宣告を受けているため、新鮮でした。本編の後、主人公とは別の人物目線で物語が書かれていてよかったです。
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いくら長く生きようとも余命一年と言われようと今を生きることが大事。今好きな人がいるなら全力で愛せばいい。将来とか長期的な視点ではなく現在を一生懸命に生きていれば後悔することがない。そういうことを改めて感じさせられた。
そしてめちゃめちゃ泣けた。
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女の子が病気になる作品は結構あるけど、これは男の子も余命宣告をされている。
最後は悲しい結末になるのがお互いに分かっているからこそ、自分の気持ちを伝えられない。
読んでいてそこがさらに悲しくなる。
感動しました。ガーベラの花を見るたびにこの作品を思い出しそう。
最後の友人目線のストーリーも良かった。
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すごく切ない話。
まだ高校生なのに、これから楽しい事が山ほどあるのに。
今みたいな先行きが見づらい世の中であっても、半世紀近く生きてきた私にはそう感じる。
普通の高校生が治る見込みのない治療を受ける病院で、同じ状況の女子高生と出会う。
普段なら声を掛けるなんて事はしなかったかも知れないが、彼女の置かれた状況を耳にし、思い切って声をかける。
そんなところから始まるストーリー。
相談して哀れみの目で見られるのは嫌だと一人で悩む。そんな中出会った同じ境遇の女の子。
その子の事を思ううちに、大切なことが何か気付き、それと向き合えるようになる。
悲しく切ない話ではあるが少年の人としての成長、そして彼を信じ、愛する家族のあたたかさ、幼なじみの存在など、心温まる物語。
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最近名前をよく聞くので、衝動買い。
小説「君の膵臓をたべたい」のような
映画「きっと星のせいじゃない」のような
でもそのどれとも違う、涙が溢れる作品でした。
私が死ぬと分かったとき、希望を持って恋をして最期まで生き抜けるんだろうか。
好きな人が死ぬと知ったとき、私は最期まで愛し続けられるんだろうか。
思わず考えてしまったな。
ただ今後周りにもし病気の人が現れても、何も変わらず接しよう。
そして伝えたいことは臆せず伝えよう。
一時間でも、一分でも、一秒でも生きる。
そう思ってこの瞬間生きている人がいることを忘れずに、毎日を生きていきたい。
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達観したような彼女と
余命を少しずつ受け入れる彼
残された親友たち
各々の気持ちの変化の描写が自然と入ってきて読みやすかったです
彼がガーベラをお墓に供えにいくシーンに涙が出そうになりました
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切なくなる話です。私は余命宣告をされたことがないので余命宣告された気持ちはわかりませんが、すごくリアルに想像できました。作者の想像力はすさまじいのだと思います。生きないで楽に死のうと考えたりしていたのに「期限付きの恋」をしたら生きたいと思うようになった主人公。またあしたでいいや。とか思っていると伝えたいことを伝えられないかもしれない。後悔しないように日々生きていこうと思いました。