紙の本
楽しみました
2015/08/25 13:15
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投稿者:りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はらはらさせる展開で、最後まで一気に読んでしまいました。対決場面が映像的に目に浮かぶようでした。本当に酔いどれ様行くところに事件ありです。
紙の本
再読感想。
2016/07/31 09:40
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「酔いどれ小籐次」シリーズはある意味男の夢なんだろうと思う。
命をかけて藩をいくつもきりきり舞いさせたあげくに資金面でも権力面でもパトロンがつき、長年慕う女性に思われて、なさぬ仲とはいえ、自分の剣術を継いでくれる子までいる。
ある意味ご都合主義な設定の上に、犬をキャラクターとしてのせるのが佐伯氏はうまい。やはりご自分でも飼っているだからだろうか。
この巻は家族そろっての道中に小籐次の過去にもせまる内容でもあるので、そこもよい。
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赤目大明神騒ぎの余波で未だに砥ぎ仕事がしにくい小藤次。再びの大酒会に、代理での身延山詣。お夕の今後に、そして駿太郎の成長。あと少しなのか、まだ続くのか、先が気になります。
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今巻は全体的にスローペースだったが、それが良かった。
ほら蔵のセリフ「近頃、浮世の人すべてが血なまぐさい話を欲しているわけではない、と見た」に同感。もちろんチャンバラシーンはあるが、いつもよりも様式美に凝っていて、穏やかでゆったりした展開。佐伯作品は事件の目白押しの詰め込みが多いけれど、小藤次作品にはこれくらいがいいと思った。
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万八楼での大食い、大酒呑み大会の数年後、再び万八楼で大酒呑み大会が開かれ、その行司役に小藤次が推挙される。
一方で、新兵衛長屋の元差配、新兵衛がお題目をずっと唱えている。子供の頃に行った見延山詣でを思い出しているのでは、と娘が代参に行くことを思いつく。
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今シリーズ第1作で、左腕を失い、逃亡した阿波津光太夫芳直は、お庭番雑賀衆再興を目論み、娘お恵ともども、小籐次の命を付け狙う。「来島水軍流流れ胴斬り 桜吹雪」の呟きと共に、決着が付く。小藤次、おりょう、駿太郎が一つの家族になった身延山詣でとなった。
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20160227 久しぶりに読んだシリーズ。こちらもそろそろ終わる方向か。登場人物が限られるのでやり方によっては長く続けられるのかも知れないが今の状況が一番良いので続ける事で壊さないようにして欲しい。
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痴ほう症の新兵衛さんの日蓮宗のお題目「南無妙法蓮華経」
を唱えるために、身延山久遠寺へ、孫のお夕と、小籐次と、おりょう、駿太郎が、一緒に代参の旅に出かける。
昔は、旅行も大変だったのが伺われる。
単純な旅でなく、またもや、小籐次を狙う者が待ち受けている。
駿太郎が、小籐次とおりょうを実の父母と思う健気さが、可愛い。
そして、剣の腕を、上げてきて、これからの活躍を期待できる。
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新シリーズ第3作目。今回は懐かしき大酒呑み大会、再びと、家族での見延山詣。いい家族になってきて、いいねえ~
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<新・酔いどれ小籐次>シリーズ第3弾。
ついに小籐次とおりょうさんが夫婦であることをお披露目。
おりょうさん、良かったなぁとしみじみ。
しかし、旧シリーズからずっと駿太郎が実父を小籐次に斃されたと知った時は、仇をとる為に小籐次に刃を向けることになるかもしれない…とずいぶんとこのことを引っ張ってきたのに、どうしてここでなぁなぁにして流してしまったのか。
おりょうさんは駿太郎が実父の事を知ったことを、小籐次に話すことはやめよう、と決めたことなのにいつのまにか小籐次は知っている。
小籐次がしっているのは、どういうわけで?
そこのところが曖昧なまま、なぁなぁで話が進んでしまっている。
あそこまで引っ張り、新シリーズでは駿太郎を10歳に変更して、「その時」をどう迎えるのかと期待を持たせてきたのにこれか。
どうしてこうなったのかわけがわからない。
編集者も誰も何も言わなかったのか。
わたし個人は納得ができない。
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身延山久遠寺への旅を通して、家族の絆を深めていく小籐次一家。
小籐次、おりょうは心構えもあり動じないのもわかりますが、駿太郎はもう少しジタバタしたり悩んだりして欲しかったなぁ。あまりに大人過ぎる様な気がします。
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身延山久遠寺詣でをするにあたり、少し面白みを感じるようになってきた。桜満開「万朶」という言葉が出て、「咲けば万朶の花霞・・・」という50数年前の高校の応援歌のくだりを思い出した。応援歌18曲その他を収録した生徒手帳を入手したくなった。