紙の本
結構早く読み切れました
2021/01/27 20:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
368頁もある分厚い新書でしたが、結構短時間で読み切れました。
今後の米中を日本がどう見るか、それに必要な視点がたくさん挙げられている、読者に知恵を与える1冊です。
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ちょっと雑然とした印象はあるけど、どの章も作者らしい言い切りと皮肉が利いていて面白い
約束を守るとか、政治と経済は別とか、人間は平等とかといった日本人の常識は中国には通用しない
だからといって中国に何の根拠もないわけではなく、
戦前の日本に独自の理論があったように、今の中国にも独自の内在論理がある
これを理解しないと大きく判断を誤ることになると思う
大規模な中国研究が必要というのは全くその通りと思う
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第5章は読み応えがあった。
アメリカは中国の本質をとらえきってないと思う。日本のアドバイスが必要だが、日本も中国のことを本質的にとらえてない気がする。
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広く深い素晴らしい本です。今起こっている国際情勢を見ていくには、重要な資料になります。
中国がなぜ国際法を破るのか、民族の成り立ち、言語の成り立ちまでま遡って考察しています。
これからの国際情勢を見ていくに、また、日本はどのように選択していくべきなのかを見据えるためにも、一読すべき作品です。
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香港締め付け、台湾侵攻、尖閣主張、南沙軍艦島造成.....全ての説明が着く。
欧米、日本が今まで中国に対してやったことを念頭において、中国の立場にたって考えるとわかりやすい。
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さすがは橋爪大三郎さん。帯にあるように「そもそも」に遡って、米中が対立する根底にあるところからの解説で、ポイントとなる諸点についての根本的な理解を踏まえた上でさらには起こり得る具体的シナリオまで。
いつもながら興味深く読ませてもらいました。
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人に薦められて。げんざいの中国がほんこんや台湾に対して考えていること、その背景、ひいてはそれが世界レベルで考えるとどういう意味を持つのかを考える一助となった。
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今まで読んできた関連する本の中で米中の関係が理解できた気がする。欲を言えば、日本の国・個人としてはあるべき姿、取るべき行動、考えがもっと深く書いてあれば、この本1冊で概要的な部分が完結できたように感じる。