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電子書籍
「皇帝になれない軟弱な皇子と、力のない出来そこないの愛し子。お似合いなんじゃないか?」本文より。
2021/08/29 19:10
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると「東西文明の十字路と言われたかつての大帝国をイメージ」した世界観による「異世界転移もの」です。
ネタバレがあります。
アナトリア帝国の第二皇子で五歳年上の攻め・エルトゥール、ある夫婦の養子となってすぐ弟ができたため家族内で孤立し11歳のときに異世界転移した受け・宝生優良、受け視点、一部攻め視点。
塾からの帰り道、光る川に流された受けは気付くと異世界の国・アナトリア帝国の川にいて攻めに助けられます。攻めによると受けは数百年に一度この国に現れ繁栄をもたらし不思議な力を持つ「神の愛し子」なのだそう。また「神の愛し子」は皇子の中から伴侶を選ぶ決まりもあり、何の力もない優良は戸惑います。途方にくれる受けを引き取ってくれたのは攻めで、攻めの父でもある皇帝と兄弟たちの前で「愛し子、いえユラのことは俺が面倒をみます。ユラは・・・俺の妃にします」と宣言して・・・
十六歳と十一歳の出会いから受けが国に馴染むまで苦労しながら努力する様子とそれをフォローする攻めが書かれていて、異世界ものの鉄板展開です(涙)。
受けの存在が、攻めはもちろん皇帝やほかの皇子たちの気持ちも和らげ、でも作品のタイトルと合わないぞ?と首をひねりながら読みすすめました。
そして作中は五年の月日が経ち、受けは「神の愛し子」としての力を発揮することなく穏やかに過ごし攻めと結ばれます。
ーーーとここまでは優しいストーリーだったのに、攻めの危機から皇位継承問題に絡む政変へとハラハラする展開に。まさに起承転結の「転」!後半は怒涛の展開ですが、タイトルに込められた意味が明らかになるので固唾をのんで耽読してください。面白かったです。
ただ残念なのは「心肺」の誤字と、初夜のときに語った「お前が◯◯を迎えたと聞いた時、俺がどれだけ嬉しかったかわかるか?」、そのエピソードをもっと詳しく読みたかった〜!
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聡明な受け
2021/03/14 10:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初タイトルに「皇帝は神の愛し子に愛を誓う」とあるので、おじさんの現皇帝が相手なのかと思った、勘違いで良かった12歳の受けと初老の攻めでは尖り過ぎてる(笑)
転生前の受けの境遇は周りから見たら不幸と言い難いだろうけど、精神的には不幸で誰にも分かってもらえない辛さが辛い。
何故あの時の転生だったのかが気になる。
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