140文字でこの世界観はすごい
2022/05/24 23:34
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投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
さまざまな「別れ」についての物語。
ひとつひとつの物語が140文字で作られているので、
ショートショートよりも読みやすい。
なのに、ひとつひとつが胸に刺さってきます。
この話とこの話は、もしやつながっているのでは?
と思えたり、
架空の話ではなく、本当の話なのでは?
と思えたりします。
終わりには、短編と中編もあり
中編は、予想はできてしまう内容ではあったけれど
この本のタイトルに1番合っていると思いました。
個人的には
「彼は家事をしない」21頁
これは、まさにその通りだ!と思う内容でした。
最後の一文に同意見です。
「日に焼けた手紙」111頁
別れとは違う感じもしますが、
昔の自分と別れて、新たな一歩を踏み出す。
と言う意味では、別れなのかも?と思いました。
内容が青春の甘酸っぱい感じがして、好きです。
「推しにないもの」137頁
これは、ヲタクの私には、グッサリきました。
推しと別れることは無くても、
別れることのある推しができてしまった場合、
どう振舞えば良いのか、混乱する気持ち。
すごくわかります!
140文字で、ここまで物語が描けるのか!と
驚かされる本でした。
サッと読めて、またすぐに読めるので
忙しい人にも、読書が苦手な人にもオススメです。
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Twitterで書かれている140字ぴったりの物語の書籍化。
厳選された超短編のほか、中編も収録。
たった140字でその先も、前も、想像される物語。すごい。
最後の1行でピリッとさせる予想外の展開も多いかな。
行間を読むのが楽しいというか、読み手によって色んな物語の展開がありそう。
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表紙が可愛くて気になっていました。
たまたま入った本屋さんに並んでいて、立ち読みしたのですが、
これは私は何度も読むなと感じたので購入しました。
電子書籍で買わなくてよかったと読み終えた今、感じています。
普段、つぶやいているTwitterでこんな素敵な世界が作れるのかと驚きました。
普段の自分の呟きをみて、目を瞑りたくなりました…
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140文字にまとめるセンスというか努力がすごい。
そして一つ一つの物語がじわっとくる。
王道の感情というか誰もが「あぁ何かいいな…」って思える作品を作り続けるって素晴らしい。
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神田 澪:最後は会ってさよならをしよう
このタイトルの一篇をTwitterで読み、心打たれました。Twitterで予約注文が始まったことを知った瞬間に購入した一冊。
Twitterの140字という文字制限の中で紡ぐ言葉たち。手に取る全ての人が、141篇のいずれかに共感できます。あまりに短いのだが、だからこそダイレクトに伝わってくる。「数打ちゃ当たる」というものではなく、一篇一篇を大切にされてきたんだと伝わってきました。想いを伝えるのに、ダラダラとした能書きなどいらないのです。
初のチャレンジをした中編小説「かえる」では、読んでいて目頭を熱くしました。届かない恋心を抱えて去っていく人。自分自身の後悔。どれも清く、儚く、きらめいていました。
ぜひ、手に取ってみてください。
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SNSで文章に惹かれて書籍化したので迷わず購入。140字なので読む手は進み、キリのいい所で止められるのもいい。どの物語も最後の一文で考えさせられる。表の意味か裏の意味か。
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Twitterに載せれる140文字以内の短い物語
心温まるものも少しあるが、最後のオチがほとんど悲しい感じで少し残念。
電車の広告にのっていた題名だけ見て買った。良い本だと思うがもう一度読み返す事はなさそうなので即BOOKOFFに出した。
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書店員さんにおすすめされて買った本
どの話読んでも彼氏が思い出されちゃう
どこからでも読めて
いつでもやめられるのがすごくいい。
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元カレ、元カノを思い返すときや
恋心がスっと覚める感覚や
はたまた不器用な恋人にキュンとする瞬間
愛する家族を思う心温まるお話など
たったの140文字でもきちんと情景が浮かぶ
言葉選びがとても素敵な作品でした。
140文字でうるっとさせられる物語も多く
表現は無限だなと思いました。
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ラブストーリーもあり、感動もあり、時に意味を理解するとホラーだったり、、ストーリーはたった140字しかないですが、一度読むと次から次へと気になって一気に最後まで読んでしまいました!
イラストもそれぞれのストーリーの雰囲気を醸し出してて素敵でした。
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140字の中での起承転結がはっきりしていてすごい。
140字だからこそ、そのストーリーに対して色んな考えを巡らせられるのは楽しい。
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限られた文字数で話の展開がしっかりしている。そして、温かい気持ちになったり、切ない気持ちになったりも共感できる内容がギューっと詰められている。押し寿司。
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神田澪さんの作品集。
心をキュッと掴まれるものが沢山。
モヤっとさせられるもの。
晴れやかな気持ちにさせてくれるもの。
心を揺さぶる言葉、想像させる言葉。
実体験と仮想体験の狭間って感じ。
これが140字という文字数で書かれているのに驚く。
今後も作者の創作を楽しみたい。
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140字という少ない文字数の中でこんなに心が温まったり、心がキューンと切なくなったりするものかとびっくり!
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140字って文章が成り立つのって思ってた。だけど最近は90字とか45文字とかいろいろそれで起承転結が成り立つんだからすごいね。
わたしも作ってみようかしらなんてすぐ影響される。
む、無理か。読んでる方にしよっと。
好きなときに読めて、すこしだけ読みたいときにもおすすめだと思います。
若者の活字離れにも朝読とかにも、一つみんなで読んでディスカッションもできそうな気がします。
わたしのおすすめは「結婚おめでとう」と「二年と一ヶ月」最後の一行に涙したものと全体的に笑ったのとお気に入りをあげるとしたらこの二つかな。