紙の本
勉強になりました。
2024/01/20 21:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
高齢になった実母への接し方に悩むことがあり、読んでみました。身体の機能の衰えや、それに伴う気持ちの変化等、わかりやすく解説されています。なぜ?と悲しく思っていたことも、仕方ないこと、誰にでも起こりえることと思えました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章 性格の困ったを解決
第2章 行動の困ったを解決
第3章 健康の心配を解決
漫画で具体的事例をあげ、その後の解説がコンパクトにまとまっているので、とても分かりやすい。
行動には理由がある、と分かっていても、「何故?」と理解に苦しむことが、脳科学の観点から説明されているところに納得した。とても読みやすいのは、登場人物の愛すべきキャラクターのおかげかも。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の義理の母とのエピソードと、高齢者がなぜそういう行動をとるのか解説があり、とてもわかりやすい。記憶、体力の低下と共に本人も困っているんだなと理解できます。自分の親との関わり方の参考になります。
紙の本
あるある
2024/01/07 00:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
年配者あるある、そのものという感じです。まあ、相手の気持ちがこうなんだろうなあとわかったところで問題が解決するわけでもないですが。
投稿元:
レビューを見る
マンガでこまった高齢者を描写し、次にその理由を説明している。意外と面白かった。
一ヶ月前のことは忘れているのに昔のことはよく覚えているのは?10代後半から30代前半までの出来事を思い出す現象を「自伝的記憶」という。若い頃の記憶を最も思い出す現象は「レミニセンス・バンプ」と言う。それは強い感情を伴う出来事ほど忘れにくく、思い出しやすい。
高齢者は複数の物事に対して、同時に注意を向け、順序よく処理することが難しい。
脳の「白質」という部分の血流が悪くなると、神経から神経への伝達と反応がにぶくなる。
記憶には「事実の記憶」と「イメージの記憶」がある。イメージの記憶とは「○○だったらいいのに」「△△かもしれない」と想像したことに基づいた記憶。人は事実の記憶とイメージの記憶を現実と照らし合わせ、どちらが正しいのか無意識に記憶しているのですが、高齢になるとこの判断力が衰え、2つの記憶が混同しやすくなってしまう。これは認知の硬さが引き起こす症状。高齢になると思い違いを真実と確信してしまうことも増える。
投稿元:
レビューを見る
2020.05.11
「老害」という言葉があるように、頑固で、怒りっぽくて、年寄り扱いすると怒るのに都合が悪いと「年だから」と言い訳する…そんな高齢者のメカニズムを説明した本。
と言っても、作者の実体験を元にした2ページの漫画と、2ページの解説がベースなので、とても読みやすくて1時間程度で読めました。
なぜ高齢者がそんな行動をする傾向にあるのかが、少し分かった気がします。
人によって正解の対応は無いとはいえ、こういう場合はこういう声掛けが良いよ、っていう具体的アドバイスがあると良いな、と思いました。
高齢者と関わる機会がある人、これから自分の高齢化にどんな事が起きやすいのか知っておきたい人、にオススメ。
もちろんその他の人でも読みやすいので、興味ある方は良いかも。
投稿元:
レビューを見る
一番心に残ったのは、老人の気持ちを知る機会になった事です。
「老人扱いされたくない」「家族に迷惑をかけられない」
「風邪ぐらいは薬はいらない」などなど、経験や気持ちの裏返しで、
頑固に映ったり、何度も同じことを訊いたり、
安心のポイントが若い人とは違うという所が目から鱗でした。
また、半分が漫画になっており、読みやすくシュチュエーションがわかりやすいのが特徴です。
投稿元:
レビューを見る
高齢になった母親の気持ちと行動を綴ったマンガエッセイ。
うちの父親が認知症で大変なことになり
私がそのお手伝いをすることになったのだけど
謎な言動や行動に戸惑うことばかり…
そんな時にこの本を読んで
ものすごく納得しました。
私からしたら謎すぎる行動や言動でも
父親からしたら
「子供に迷惑をかけたくない」
「自分も自分の状態に不安」
「他人批判は自分を正当化したいから」
みたいな感じなんだな~
認知症の家族を持つ人に読んでほしい一冊。
投稿元:
レビューを見る
実際にあったこと、として日常風景を漫画で紹介した後に、質問に答える形式で専門家が、高齢の人に起こる事象を難しすぎない言葉で説明していて、サクッと読めた
自分の親族や周りの人が、加齢で変わっていくのを、自然な現象なのか、性格なのか、異常なのかって判断できるようになることで、コミュニケーションが楽になるんじゃないかなと思う
体に起こる変化について、多少なりとも医療的な知識が入ってれば、活用もできるのかなと
能力の低下にも、色々種類があるんだなって学びがあった