紙の本
楽しませては貰いました
2021/05/09 12:37
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
年の差恋愛ものの感想には、非難誹謗が避けられない感じですね。とはいえ、出版社的には売れれば成功でしょう。作家としての成功はどうでしょう。誹謗中傷より怖いのは「残念」とか「ガッカリ」とか期待を裏切られたという発言なのかなと想像します。期待を裏切った作家から離れていく読者はいるでしょうから。そういう意味では、この作品の感想をいろいろ見ると、作者は辛そうですね。「恋は雨上がりのように」の結末に対する読者の反応を思い出しました。
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投稿者:MIF - この投稿者のレビュー一覧を見る
え、それでまとまったってことにして良いのかな?って感じでちょっとモヤモヤが残りながらも二人だけの色ボケ世界展開して終了でさらにモヤモヤ。
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最後まで気持ち悪かった。
ロリコンを肯定する名誉男性の女性作家が書いたんだなという感じだった。
マンガだからどうでもいいけど古都に日本の男のロリコン魂を押し付けた作品。こういう作品があるからいつまでも女子高生や女子中生がいい大人に性的な目で見られて被害に遭うんだろうな。物語が存在すると許された気持ちになるだろうから。
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どんどん深くなっていく。
感動もする。泣きそうになる。
二人がどんどん成長している。
自分もなんだか、それぞれに投影できて、共感してしまっている。
不思議な漫画だ。いい、この調子。
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最終巻だと知らなかった。ネットカフェのシーンは謎。必要なかったような。
結局如月さんとは会わないようにしたのだろうか。
まだまだ物語が続きそうな雰囲気だ。
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【あらすじ】
「さようなら、晃介さん」そう言い残して、娘の友達・如月古都は姿を消した。追いかけることで、救える人がいる。追いかけることで、傷つける人がいる。苦しんで、苦しんで、苦しみぬいた晃介の決断は……。
0か100かで語れないものがある。白か黒かで語れないものがある。本当は、僕の心も、君の心も、グラデーションの中で揺れ動いているから。
社会の中で自己を抑圧する現代人へ贈る、“ミドルエイジ・ミーツ・ガール”ストーリーが、ついに幕を閉じる――。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
大人になると、どんどん自分がしたいことが出来なくなったと感じます。「〜したい」より「〜べき」を大事にしてしまう自分がいます。
私には不倫願望はありませんが、本当に「したい」ことと出会ったとしても、それを選択することはできないと思います。失うものを手放す勇気がないので。そういう意味では、今更ながら大人になるということは残酷なことだなぁと思いました。
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7巻完結だった、素直な感想は「むずい内容だな」。人は追い込まれて余裕がないと判断を間違う、でも当人は追い込まれてることも判断を間違ってることもわかっていない。そして、追い込んでいるのが自分自身だということにも気がつかない。そんなキャラクターたちが引き離れた感覚…作中で言う「普通じゃない」に成ることで自分の感情を取り戻すお話である。
本屋で表紙を見かけていた印象は、ちょっとえっちなお話だろうなぁと想定していたが、読んでみるとそうでもなかった、というか、キスをする、それだけで緊張する高校生と、子持ちのおじさんでは、えっちの感覚がかけ離れてるだろう。
自分はおじさんの立場に近いので、なにもドキドキしなかったが「守る立場の大人なのに間違っている葛藤とそれを押し退けても超えてしまう想い」はよくわかった。
立場も違うし“今後”の中身も違う、これが新卒の女子相手であればあり得る話…?娘の友達でなければ…?弱ってると惹かれてしまう本能の何がいけないのか…?…結構考えさせられるのだ。
でも、私の思想として未成年は護る対象だから内容は絶対にNGだが、自分を保つために必要な過ちが自分にもあったことを思い出させてくれる、漫画は終わっても物語はまだ続いているのだろうなと思えたし、まだ話の途中で感想を言える段階じゃ無い、それがむずかしくて白黒つけられない、でも世の中もそうでしょ、魅力的な物語だった。
ただ、良い恋とは思えないので、少女にとっては人生の1歩を踏み出すために必要だった数ヶ月の忘れゆく恋で、おじさんにとっては視野を広げるために必要なお節介だった、であればいいのにな、と希望を思ってしまう。
それと野暮だが、現実世界では大人が女子高生に好かれている気になるのは男性側の妄想なので、事件にならなくて良かったね…と思ってしまった。
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正しい、普通で、ルール通りの生活を送る人たちにとっては、その平穏を乱す悪書でしょう。ルールを外れた、あるいは本当は外れたいと願ったことがある人たちにとっては、救いとなる作品だと思う。成人男性による未成年との性的な関係だけが主題じゃないのはまともな読解力があればわかるはず。そのセンセーショナルな世界設定と露出で、本来読まないような読者層を取り込んだことによりビジネス的に成功した作品だと思いますが、そうして生まれた批判者によるバッシングを引き受けたまま、最後まで書き切ったことに拍手を送りたい。お疲れ様でした。僕はとても好きな作品です。