紙の本
素晴らしい絶景
2022/09/09 22:54
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自然が作り出す不思議で色鮮やかな風景、大都会の煌びやかな風景、いろいろなタイプの絶景が紹介されてて見入ってしまう美しさです。
紙の本
見ているだけで癒やされる
2021/09/16 20:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手の本はいろいろ出ていますが、写真の美しさ、地域別での見やすさ、解説など、ほかと比べてこちらを選びました。
コロナ禍で国外はおろか国内旅行にさえ長らく行けない日々に、家族で眺めて、どこが好きか、どこに行きたいか等々、とりとめもなく話し合うのが楽しい。
一部、盛られている写真もありますが、とてもきれいで見ているだけでも癒やされます。コロナの長いトンネルを抜けた先の楽しみとして、大切にしたいです。
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北欧・東欧・ロシア、西欧・中欧・南欧、中東、アジア、北米・北極、中南米、アフリカ、アセアニア・南極に分け絶景を紹介。
編集で目新しいのは、地区の区切りごとに、特徴的な自然景観のテーマを設け、そのくくりでまとめて紹介しているところ。
例えば北欧・東奥・ロシアだと、「氷河」「フィヨルド・渓谷」「オーロラ」などとなり、氷河はアイスランド、グリーンランド、などが、フィヨルドはノルウェーのフィヨルド5か所がまとめてあるのでとてもいい。
ノルウェーのアウルランフィヨルドの(ゾグネフィヨルドの支流)ステーガスタイン展望台。これはもうすごい。初めて見た。海抜650mの高さに木の側面と全面はガラスでできている。
アイスランド、ストゥラギル渓谷の柱状節理。狭い流れが静かに流れ柱がそそり立っている。
北米の「渓谷・谷」では、グランドキャニオン国立公園(アリゾナ州)、ザイオン国立公園(ユタ州)、アンテロープ・キャニオン(アリゾナ州)、ブラック・キャニオン国立公園(コロラド州)、ホースシュー・ヘッド(アリゾナ州)、ザ・ウェーブ(アリゾナ州)、パールス・フォールズ州立公園(ワシントン州)、ブライス・キャニオン国立公園(ユタ州)がまとめてあったのはよかった。
オセアニア・南極では「岩・断崖」で、「エアーズ・ロック(ウルル)」(豪ノーザンテリトリー)、「デビルズ・マーブルズ」(豪ノーザンテリトリー)、「ウェーブ・ロック」(豪西オーストラリア州)、「カタ・ジュタ」(豪ノーザンテリトリー)、「パヌルル国立公園(バングルバングル)」(豪西オーストラリア州)、「スプリット・アップルロック」(ニュージーランド南島)・・これは初めて見た。海の上、二つに割れた丸い岩、「グレート・オーシャン・ロード」(豪ビクトリア州)、「カリジニ国立公園」(豪西オーストラリア州)「ミッチェルの滝」(豪西オーストラリア州)・・これも初めて見た。赤い岩肌を4段の滝壺をつくり流れる。
2020.12.1初版 図書館
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世界の絶景写真を1000点程度掲載した本は、現時点(2021年10月)で下記の3冊があります。
●今、行きたい! 世界の絶景大事典1000
2019/12/20 発行
●世界の絶景1000 (英和ムック)
2020/11/18 発行
●世界の絶景 超完全版
2020/11/20 発行
この中で、ページ数(511ページ)、金額(2,420円)、サイズ(A5)が全く同じ「今、行きたい! 世界の絶景大事典1000」と比較しながら読みました。
これは、「世界の絶景 超完全版」のレビューです。
本書を眺めて、まず一番に感じたのは、写真を加工しすぎているということです。
「はっきり、くっきり、鮮やか」な写真なので、ぱっと見は、とても見栄えが良いです。
しかし、エフェクトをかけ過ぎで、自然な感じは損なわれており、人工的な印象を受けます。
確かに綺麗に見える写真ではありますが、続けて見ているとお腹いっぱいになってしまいます。一口目から美味しく感じる外食は、途中で飽きてしまうのと同じような感覚に近いかもしれません。
出版社が宣伝用に紹介している写真の中に、シカゴの夜景が載っていますが、もし、このような感じの写真をたくさん眺めていても、飽きそうもないという人であればとてもお勧めの本です。現実よりきれいに見える、「綺麗すぎる写真」をいっぱい眺めたいという人向けの本だと思います。
その次に気になったのは、スポット数についてです。
本の表紙に、掲載数全1160スポットと書いてありますが、実質は804スポットだと言えます。
巻末に、おまけという体裁で「国別絶景カタログ」として358スポット載っていますが、その358スポットの写真のサイズは、縦1.2cm×横2cmなので、風景写真としてはとても見られるようなものではないからです。
誠実に書くなら、「804スポット+おまけ358スポット付き」のようになるのでしょうが、これで、1160スポットと書くのは、いかがなものかと思いました。
また、ナイアガラの滝や死海やのように、2か国にまたがっているスポットの国名は、「アメリカ、ほか」というよう表記になっており、1か国しか書いていないのはマイナス点です。類書は、「アメリカ、カナダ」という具合に、きちんと2か国記載していました。
類書2冊は、国名の横に国旗マークがありましたが、本書にはありません。比べてみて初めて気づくような細かい点ですが、国旗があった方視覚的にはわかりやすいです。
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日本の絶景
よりも加工写真が多くて
…私は好みではなかったかな。
早く海外旅行に安心して行けるようになるといいのに…本物が見たい。