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自分の文章能力の乏しさを少しでも補えればと思い読みました。
読んでみて、“あぁ確かしその通りだ。”、“自分間違って使った。”と、気付かされることがたくさんありました。
その度に日本語の難しさと面白さを再認識。
とても読みやす本なので学生にもおすすめできると思いました。
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当たり前の事ばかり。
でも、改善前の文例は友人達(大学4年生)の卒論草稿そのものでした。
タイトルに「文章力」と銘打ってありますが、「より魅力的な文章を書きたい!」という気概で本書に臨むと肩透かしを喰らいます。
冒頭で著者も「ここに書かれたことさえ身に付ければ、文章の欠点が大幅に減るはず」と言っているのみで、
後書きでは「良い文章=明快な文章」を目指す為の本とも。
報告書や論文といった、カッチリした内容でありながら簡潔に伝えたい文章を書く時にぴったりな小ネタが77個。
私がタイトルを付けるなら、この本は『作文の基本』だと思います。
要は、書く時に「読み手の事を考える」という事。
それを著者は「想像力」と言い、言語能力や構成力と併せて良い文章を書く資質の1つに数えます。
「読み手の事を考える」といっても具体的にどうすれば…と思うのなら、一読の価値有り。
私がはっとさせられたのは
・ヒント42 省略された主語は変えない
(省略された主語を意識して、述語を対応させる)
・ヒント44 明確な「つなぎ語」を使う
(「事件が発生し」「賛成を得られず」の様な曖昧な表現で原因を表すのは避ける)
の2点のみで、使い分けの難しい助詞の「てにをは」についても知りたかったのですが詳しい説明はありませんでした。
(著者自身が「例文を見て感覚と照らし合わせ、それでも納得出来なければ文法書を」と言っていましたが、あまりにもアバウトな…)
新品で購入したのは失敗だったというのが正直な所です。
1229-1231
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◇ありそうでなかった、「わかりやすく、伝わる文章」を書くための基本
「文章を書く機会」は仕事上はもちろん、メールやブログなど生活上避けて通れない。にもかかわらず、文章力の有無によって、評価されるという事実はあまり意識されていない。また、「話し方の基本」について書かれた本はたくさんあるが、「書き方の基本」を教えてくれる本はありそうでない。本書は、「ムダなく、短く、スッキリ」書いて、「誤解なく、正確に、スラスラ」伝わる文章力の基本を、難しい文法用語を使わずに解説します。
◇ムダを削って、短く、スッキリ書くための実践的な77のテクニック
文章を扱うすべての人が、つい気づかずにやってしまうミスを「例文→改善案」という構成で指摘します。ビジネスシーンから日常的な文章まで多くの文例をもとに、イラスト、図解を交えながら、わかりやすく、即効性のある実践的な内容になっています。「短く」「正しく」「明確に」「簡潔に」「共感を呼ぶように」「視覚的に」をキーワードに、簡単だけど誰も教えてくれなかった77のテクニックにより、文章力が自然に身につきます。
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仕事柄、文書で人を説得させなければならないため、自己研鑽のために手に取った1冊。文書関係の本は継続して、いくつかの本を読んでいるが、やはり基本が重要と再認識。書名とおり基本的な内容だが、このとおりにかければわかり安い文章が書けると思う。
再度基本に振り返るにはわかりやすく良い本だと思います。
自分にとって重要な点を記載。
1. 短く書く
(ア) 句点(。)を打って短く言い切る勇気を持つ。
(イ) 一度にたくさんの情報を運ぼうとしない。
(ウ) 文章の幹 ~誰(何)がどうしたのか~を、まず明確に示す。
2. 自然な正しい表現で書く
(ア) 文の前半と後半をかみ合わせる。関係を確認すること。誰が何をしたのか?何がどうしたのか?
(イ) 文の幹の形(主語+述語)をシンプルにする。一つの述語ですむところで2つの述語を重ねない
(ウ) 論理的に首尾一貫させる。因果関係を正しくつかむ。
(エ) 「てにをは」(助詞)を正しく使う。
(オ) 確立した言語習慣に従う。
(カ) 本来の意味を考えて言葉を探す。
3. 言いたいことを明確にする
(ア) 概念(コンセプト)を整理する。異なる概念は、混ぜて書かない。
(イ) 文の幹の形をシンプルにする。誰が(何が)どうなのか。誰が(何が)誰に(何に)何をしたのか。
(ウ) 湾曲的に、曖昧に、漠然と考えない。
(エ) 同じ話はまとめて書く。思いつきで書き連ねていくと、混沌とした文章になる。
4. 分かりやすく書く
(ア) 読み手に頭を使わせない。
(イ) 主役(主題)は、早く登場させる。
(ウ) 修飾語は、被修飾語の直前に置く。
(エ) 指示代名詞は、直前の言葉をさすようにする。
(オ) 読点を、意味の切れ目に打つ。
(カ) 省略された主語は変えない。
(キ) 明確な「つなぎ語」を使う。曖昧接続を避ける。
(ク) 何でも「ことで」でつながない。
(ケ) 箇条書きを活用する。
5. 簡潔に書く
(ア) いきなり核心に入る。
(イ) 削れる言葉は、徹底的に削る。
(ウ) 書かない。同じ言葉、同じ意味の言葉を重複して書かない。
6. 共感を呼ぶように書く
(ア) 目に浮かぶように書く
(イ) 具体的なエピソードから入る。
(ウ) 強調する言葉は、控えめに使う。
(エ) 持って回った表現、凝った表現は避ける。
7. 表記とレイアウトにも心を配る
(ア) 句点は、文末のみに打つ。
(イ) セリフや考えを「」でくくる。
(ウ) カッコ
(エ) 漢字本来の意味から離れた言葉は、仮名で書く。
(オ) ホワイトスペースを活用する。
(カ) ンダーラインも少なくする。
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読んでみたが、いまいち。
当たり前のことを、長々もっともらしくかいとるだけやわ。
簡単なことを難しく書くのはエンターテイメントやけど、
簡単なことを簡単に書くのは作文レベルですよ。
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文章について書かれているのですが、横文字レイアウトの資料としてもお薦めです。
見せ方が練られています。
読みやすい字間、行間、メリハリの程度、イラスト挿入による一服感の演出などなど。
女性の好む横文字レイアウトの参考に。
本の内容もレビューしておきます(笑)
「自然な正しい表現で書く」ことからはじまって「共感を呼ぶように書く」まで、丁寧に解説されています。
思考のままにタイピングしてしまえる今だからこそ、おさえておきたい文章の基本がぎっしり詰まっています。
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・主役(主題)は、早く登場させる
・修飾語は、被修飾語の前に置く
・指示代名詞は、直前の言葉を指すようにする
・読点を、意味の切れ目に打つ
読点が欲しいところ
①長い主語、長い述語、長い目的語の切れ目
②原因と結果、理由と結論の間
③前提と結論の間
④状況・場の説明とそこで起きていることの間
⑤時間や場面が変わるところ
⑥逆説に変わるところ
⑦2つのものを対比するとき
⑧隣同士の修飾語の間に、予想外の関係が生じて欲しくない場合
⑨よく使われる別の意味の表現と区別したいとき
⑩ひらがなばかり、漢字ばかり、カタカナばかりが続く場合
・何でも「ことで」でつながない
・箇条書きを利用する
・話しは1つずつすませる
・いきなり核心に入る
・削れる言葉は徹底的に削る
そのようにして考えてみると→そう考えると
・同じ言葉が続いてでてきたら、1つにする
・同じ意味の言葉を重複して書かない
なかなか仕事を楽しむという段階に達するまでにはいけないことが多い→なかなか仕事を楽しむ段階にまでは達することができない
いかなる国のことも、公平に報道すべきことが求められる→いかなる国のことも、公平に報道すべきだ
・似たような言葉をたくさん並べない
・「これから説明します」「これから述べます」は不要
・「なぜなら」「理由としては」も省く
・「という」を削る
・目に浮かぶように書く
・具体的なエピソードから入る
・感動を押し付けず、読み手自身に感じてもらう
・自分のことも事実に淡々と語らせる
・セリフや考えを「」でくくる
・漢字本来の意味から離れた言葉は、仮名で書く
・横書きでも漢数字を使う言葉がある
・段落後のスペースや一行スペースをいかす
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【第1章】
◆句点を打って文章を短く言い切る勇気を持つ
◆一度にたくさんの情報を運ぼうとしない。何回かに分けて運ぶ。あるいは、一部を運ぶのをあきらめる。
◆文章の幹:「誰(何)がどうしたのか」を、まず明確に示す。
【第2章】
◆文の前半と後半をかみ合わせる。
◆宙に浮いた言葉は遣わない。適切な述語で受ける。
◆文の幹の形(主語+述語)をシンプルにする。
◆論理的に首尾一貫させる。因果関係を正しくつかむ。
◆「てにをは」(助詞)を、正しく使う。
◆確立した言語習慣に従う。
◆「する」「させる」、「なる」「する」を正しく使い分ける。
◆列挙するときは、品詞をそろえる。
◆最近の話し言葉の影響を避ける。
【第3章】
◆異なる概念(コンセプト)は、混ぜて書かない。
◆いくつかの概念に分けて書くときは、それぞれの違いをはっきりさせる。
◆概念のくくり方が極端に大きすぎたり、小さ過ぎたりしないようにする。
◆文の幹の形をシンプルにする。(前章と同様)
◆婉曲的に、曖昧に、漠然と考えない。
◆骨子を組み立て、段落に分ける。
◆同じ話はまとめて書く。
◆基本は古い話から、時系列に書く。
【第4章】
◆主役(主題)は、早く登場させる。
◆修飾語は、被修飾語の直前に置く。
◆指示代名詞は、直前の言葉を指すようにする。
◆読点を、意味の句切れに打つ。
◆省略された主語は変えない。
◆ぼやかして書かない。
◆明確な「つなぎ語」を使う。曖昧接続を避ける。
◆何でも「ことで」でつながない。
◆箇条書きを活用する。
◆話は1つずつすませる。
◆話の大前提となるキーワードを抜かさない。
【第5章】
◆いきなり核心に入る。
◆削れる言葉は、徹底的に削る。
◆同じ言葉、同じ意味の言葉を重複して書かない。
◆簡潔な表現を選ぶ。
◆「基本的に」などの、意味のない言葉は書かない。
◆「これから説明します」「理由としては」なども省く。
◆「という」を削る。
◆余分なつなぎ語を削る。
◆余計な結びも書かない。
【第6章】
◆書き手と読み手が映像(イメージ)を共有できれば、読み手はそこに感情移入して、共感を覚えやすい。
◆具体的なエピソードから入る。
◆感動を押し付けず、読み手自信に感じてもらう。
◆なるべく事実に語らせて、そこに解説を加え過ぎない。
◆強調する言葉は、控えめに使う。
◆持って回った表現、凝った表現は避ける。
◆自分のことを立派に書き過ぎない。事実に淡々と語らせる。
◆読み手をあまり待たせない。
◆読み手に謎をかけたまま終わらない。
◆読み手の期待を裏切らない。
◆読み手の心の中に、壁をつくらせない。
【第7章】
◆句点は、文末のみに打つ。
◆セリフや考えを「」でくくる。
◆カッコを閉じる前の句点は、省略する。
◆カッコとカッコの間の読点は、省略する。
◆漢字本来の意味から離れた言葉は、仮名で書く。
◆横書きでも、漢数字を使う言葉がある。
◆行間を適切にあける。
◆周囲のスペースをゆったり取る。
◆段落後のスペースや、1行スペースを活かす。
◆ムダな言葉のみならず、記号、罫線、アンダーラインも少なくする。
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文章力=「事実関係」と「自分の考え」を「簡潔・明瞭に伝える文章」
「自分の考えを組み立てる力」
「相手(読み手)のことを理解する力」
「的確な言語表現力」
論理的につじつまがあわないことを書くと、どこか心の片隅に
違和感が漂います。そのような時には、妥協してしまわずに、
立ち止まって違和感の元をたどってみる。
段落・パラグラフ=ひとつの意味の固まり。=一行箇条書きになる。
文章校正がまだ頭で整理できていない場合は、
1)まず書きたいことをすべて書き出す。
2)伝えたいことが重複している部分を寄せ集めて固まりにする。
3)固まりの内容を一行に書き換える。
4)書き換えた一行=骨子を、原則「時系列」で伝わりやすい順番に組み替える。
5)全体のつながりを修正する。
・ひとつの段落の文字数は、多くても250文字以内=伝えたいことを250文字で要約する。
・twitter 140文字は、そういった上記の編集作業をするのに有効なツールかもしれない。
文章を書く際には、チェック項目として使える書籍
ポイント項目をチェックシート化できないか?
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最初は「当たり前じゃん」と思うほど基本的な内容が続くが、3章に入ったあたりから実用的なテクニックが増えていきます。テクニックをすべて覚えずとも、文章を書く上で「自分の文章はおかしくないか?」と思いながら書くようになる意識改革をもたらすのも本書の良いところ。しかし、これを読み終わったと宣言した上で文章を書くのはちょっと怖い……!
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この本読んでみたいです。
文章力は色々な面でこれから必要になってくるし、正しく身につけたいのでこれを読んで文章力を磨きたいです。
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まだ途中ですが、文章表現が苦手なボクにとっては、非常に勉強になります。
最後まで読んだら、レビューしなおします。
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2010.2.28読了。
私自身、簡潔な文章を心がけている一方、情報が不足することがある。読み手の共感を得られるよう、具体的なキーワードを除かずに書く。これが私に一番抜けていたことだと思う。文章を書く際、いつもこの本を手元に置いておきたい。
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正直、目新しいことが何も書かれていなかった。ごく普通のことが書かれていたが、文章を書くことから遠ざかっている人にとっては悪くない指南書かもしれない。
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本書では、読み手を意識することの大切さを説いている。
そのためには、ぎりぎりまで文章を短くすることが大切になる。
この本そのものが、そういった体裁をしていて好印象を持ちました。
見出しをざっと読むだけでも、文章作りの際のヒントになりそうです。
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文章を書く上での77の基本的なルールが示されている。
77全て覚える必要はなく、自己の文章の書き方と比較して
できていないものだけを直していけば十分。
章立ても分かりやすいので、読み直しもし易い。
中でも4章「分かりやすく書く」、5章「簡潔に書く」は
気づきが多かった。
プレゼンテーションでは相手に自分の言いたいことをきちんと
伝えることが大切であり、それが伝わる資料作成をしている。
文章においても同じであるはずなのに、読む相手のことを全く
考えず、自分勝手な文章を書いていることがよく理解できる。
修士論文も控えているし、悪いところはしっかりと直していこうと思う。
日頃から文章を書く機会の多い人だけでなく、
一般常識としても有用なものであり、一読の価値あり。