紙の本
みんな幸せになってほしい
2016/03/17 23:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ようやく物語が前進した感じです。後半、お糸ちゃんと余一に感情移入しすぎて泣いてしまった。みんな幸せになってほしいな、と思える一冊でした。
紙の本
よかった・・・。
2021/02/17 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
余一に振られたお糸は紙問屋の若旦那から求婚される。余一をあきらめきれないお糸は生涯独り身でいることを覚悟する。ある日、達平がお糸を余一のもとに連れていく。
そしてお互いの思いをぶつけあう。余一は自分自身の生まれについて語り始め・・・。
お糸ちゃんの思いが叶うといいですね。
投稿元:
レビューを見る
人のために着物を縫うこと、その着物に願いをこめること、
それってすごく素敵。
→https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12134492811.html
投稿元:
レビューを見る
着物の始末屋第6弾
今回はぐぐっと物語が動いた。
余一の出生の秘密も明らかになり、お糸ちゃんがそれを真っ直ぐな心根で余一と向かいあい、硬く硬く結ばった心をとき解く。
本当に良かった。本当に良かった。
おみつだってきっと大丈夫なはず。綾太郎だってきっと。
今までになく読後爽やか。読み終えたばかりなのに早く次が読みたい。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
一膳飯屋の看板娘・お糸は悩んでいた。長年、自分が想いを寄せている着物の始末を生業とする職人・余一にはきっぱりと振られてしまった一方で、浅草田原町にある紙問屋の若旦那・礼治郎からは嫁にきてほしいと言われたからだ。想い人を忘れることが出来ず、悶心とした毎日を過ごすお糸の姿をみて、長屋に住む達平が強引にお糸を余一のもとに連れて行った。余一はそこで自分の壮絶な過去を打ち明け、お糸とは夫婦になれない理由を告げる…。果たして二人の恋の行方は!?話題沸騰の大人気シリーズ、待望の大六弾!!
平成28年2月26日~3月3日
投稿元:
レビューを見る
余一って主人公なのに殆ど話の表舞台に出てこないのね。ようやく四話目でそれらしく出てきたけど。私としては脇役である綾太郎のスネ夫っぽい所や、お玉と義母がキャッキャうふふしてる所の方が面白味を感じてしまう。それに余一がお糸のどんな所にいつ惹かれるようになったのかよく分からない。でもまあ、ターニングポイントには来たようなので、サクサク話が進むのを期待する。
投稿元:
レビューを見る
L 着物始末暦6
なんなんすかねー?面白いっ!と引き込まれる感はないのにダラダラと読んでしまう感じ。
最後なんて、どこぞのじれじれ女料理人の恋話を連想させるくらい気持ち悪い展開。
最後を締める礼治郎の母親が登場してこなかったら終わるもんも終わらねーくらいヌルさ倍増。なんだこれは、江戸小説の若者青春劇なのか。
まぁ、お糸と余一の関係は無駄に引き伸ばした分、間延びしたまま丸く収まったというわけか。なんなんすかねー?各話の話が活きてこない、この感じ。書き下ろしなのにこれでいいのか。
投稿元:
レビューを見る
4話からなる
「なかぬ蛍」は、玉泉堂の裕福な主人が、火事で飛び出した時に、擦り切れた継ぎの当たった寝間着を来ていたことに発する。
それは、先妻の縫った寝間着であることがわかり、呉服の太物屋の大隅屋の女将お園とと、若女将のお玉が、和裁が、できないのに、主人の為に競って縫うのである。
呉服屋なのに、裁縫ができない設定って、、、、と、思っていたが、今、針を持たない女性が多いと知ってびっくりした。
「糸の先」で、百徳という、着物のことを知った。
戦争の時に、千人針と言って千人に玉結びをしてもらうとの話を聞いたことがあるが、百枚の布地から、着物を作るのは、愛情をこめた子供への母親の情愛であろう。
しかし、与一の優柔不断な行動に、イライラ。。。
最後の礼次郎の母、節の心意気が、なんとも、江戸っ子らしくて、すっきりした。
投稿元:
レビューを見る
着物始末暦六巻
今回は着物始末からちょっと離れて、血の繋がりや縁に趣きがあった。
そしてとうとう余一とお糸の思いが通じ合う。
何が大事なのか教えられる事も多々。
この後2人でどう乗り越えて行くのか楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
好きと大切の狭間で身動きが取れなくなる、おみつ、糸、余一。
相手を大切に思うが故に、自分の好きに蓋をしようとする。
糸のお父さんに自分の気持ちを伝える言葉一つ一つに胸が締め付けられた。
投稿元:
レビューを見る
お糸と余一、とりあえず丸く収まったのかな?
おみつの気持ちを考えるとちょっと切ないけどね。
綾太郎とお玉はどうなるのかな?
2018.1.17 読了
投稿元:
レビューを見る
中島要さんの着物始末屋シリーズ№6「錦の松」、2016.2発行です。<恋し恋しと鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす>赤い闇、なかぬ蛍、錦の松、糸の先 の4話。井筒屋の嫌がらせ(悪だくみ)で読後の爽やかさが失われるのではと危惧しましたが、どうやらお糸に対する余一の優柔不断さにピリオドが打たれ、今後の展開が楽しみになりました。それにしても6巻まで、やきもきしどうしでした。
投稿元:
レビューを見る
面白かったです。
いろんな人に後押しされて、余一とお糸ちゃんが遂に…!と感慨深いです。
綾太郎もすっかり良い人だな…おみつは相変わらずだけど。
お玉さんの素性が綾太郎に知られてしまいましたが、余一とお糸ちゃんの決着が一応ついたので、これからは井筒屋がどう出てくるかが気になります。
続きも読みます。
投稿元:
レビューを見る
着物始末歴 六
赤い闇
なかぬ蛍
錦の松
糸の先
付録 主な着物柄
投稿元:
レビューを見る
礼治郎はあきらめきれなかったのか
意味ありげだと思ったが、心底惚れていたのですね
まさかの急展開、つか、嫁に貰えないと依怙地になっていた訳が、肩透かしだったけど、物語的には今までの伏線が見事に機能して収まりました
ところで、この本の登場人物でおみつだけはなんだか好きになれない