アホと言いつつダチョウ愛が凄い!
2021/05/02 22:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
傍で観察していたから分ったダチョウの頭の悪さ。
とは言え本来鳥が大好きな著者が、一番大きな鳥ダチョウと関わり、より一層深まる愛。
それをきっかけに人々にとって役に立つものの製造に携わっていくとは、本当に面白い人生!!
全体を通して京都弁で語られているので、本を読んでいると言うより、お話を伺っている感じであっという間に読み終え、興味深いことだらけでした!!
ダチョウを愛おしく思う
2022/02/10 17:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asahiasumoasuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
塚本先生の子供時代の発想力、忍耐力があってのダチョウパワーだと感じました。
いろいろなことに生かせるダチョウパワー、まだまだ開拓されていくだろうなと思います。
まだまだ知らない生物の不思議があると思います。
それが人間に影響を及ぼす段階になるには遠い未来なのか近いのか、気になりますね。
これからも生物の不思議を堪能していきたいと思わせてくれる作品でした。
少し賢くなりました(笑)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダチョウのことを、本当に愛しているのが文章からも伝わってくるので、読んでいて自然とダチョウがかわいく思えてきました。
投稿元:
レビューを見る
ダチョウ研究の第一人者(というか日本でダチョウ研究している人は、著者のグループだけでしょうけど)の、タイトル通りの本。
ダチョウのアホさ加減が、なんともいえない笑いを誘う、サイエンス読本です。おすすめ。
ダチョウのA家族とB家族が、たまたま遭遇して、少しパニックになった後、それぞれ別方向に分かれて歩いていく際、A家族の子供だけでなく、互いのオス・メスが入れ替わっていても気がつかないとか、意味もなく1羽走り出すと皆それにただ付いていき、また別のが走り出すと、単にそれに付いていくという、ダチョウの行動に意味がないということしか分からず、学生時代の5年間の観察で論文書けずに苦労した話とか、ダチョウの脳は目よりも小さいとか、お尻をカラスが突いて血が出ていても気にせず、もやしを食べ続けるとか、もうエピソード満載です。
数年前に鳥インフルエンザが流行ったときに、著者に関するニュースを見て以来、ずっとフォローし、ダチョウ抗体入りマスクもストックのために購入しましたが、それからさらに商品化も進んでいるようで、アカデミア発のベンチャーの成功事例としても素晴らしいと思います。
それにしても学長にまでなられていたとは知りませんでしたし、娘さんが小さいのにイノシシを解剖できるとか驚愕ですね。本当に。
ダチョウに蹴られて怪我もされたこともあるようですが、本に書かれていない苦労もあって今があるんだろうなとも感じ、理系で勤めている方、アカデミアで産学連携している方、ベンチャー企業の方、大企業で新事業を立ち上げている方には参考になる点があると思いました。
投稿元:
レビューを見る
書店でたまたま手に取って、最初の一文で購入を決めました。
「ダチョウという鳥は、ホンマにアホです。どれくらいアホかというと、自分の家族もわからんのです」
もう衝撃ですよね、え!!!!そうなの?!って。
ダチョウは鳥の中で一番大きく、走るのが早く、飛べない。
これくらいの知識しかなかったのですが、ダチョウについてこれでもかと分かりました。
凄まじい抗体は、世界中のあらゆるウイルスに頼もしく対抗してくれる上、アトピーにもニキビにも花粉にもハゲにもデブにも効くって万能過ぎます。
世界を救うんじゃない?!
(ただしハゲへの効果は6割程度らしい)
それにまぁ、ちょくちょく出てくる商品のまた魅力的な事。
思わず、化粧品やら飴やらを検索してしまいました。
今はまだ昼間だから冷静ですが、夜にでもポチポチとクリックする手が止まらなそうな予感です。
ダチョウに1mmの興味もなかった人間をここまで興奮させるのは、まぁダチョウもすごいんですが著者がすごい方だからです。
文章は完全に語り口調(関西弁)で、非常に軽快、面白いです。
川上和人博士といい、鳥類学者って面白い方しかいないんでしょうか。
もちろん、私が知っている鳥類学者は著者の塚本博士と川上博士しかいないので、たった2人ということなのですが、面白さの度合いが突き抜けすぎていることと、鳥類学者の人口が少ないことを考えると、まぁ強引ですが「鳥類学者は面白い」と言っても差し支えないのではないかという気がします。
(川上博士の"鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。"でも日本鳥学会の人数は約1200人と書かれている。もちろん全員が鳥類学者ではないはず)
こういった、突き抜けたすごい〇〇博士が我々一般人に嚙み砕いて紹介してくれるような本は、面白いしためになるし、本当に読んで得しかありません。
投稿元:
レビューを見る
ダチョウの脳ミソは、目玉より小さくて、
エミュウやカラスは人間の顔を覚えられるのに、ダチョウは、毎日始めましてと、おどろくし、傷口をカラスに食べられても、分かんないし、本当にアホで。アホで。
でも、対コロナの最終⁉️最強⁉️兵器だし。
投稿元:
レビューを見る
ダチョウは病気で死ぬことはない!
骨が見える程の怪我をしても完治する!
感染症にかかることもなく!
鳥愛、とりわけダチョウ愛に溢れる研究者である筆者の素晴らしい研究。
コロナに関してもいち早くワクチンを作成、拙者とは羨ましい。
ぜひ、この最強のダチョウ抗体で世界の病院を
無くして欲しい!!
がんばれ医療!!
よろしくお願いします!!
投稿元:
レビューを見る
ダチョウが偉大すぎる!!予想をはるかに上回る能力でした。
…にも関わらず、アホなのもまたツボ(笑)
塚本さんの文章が読みやすく面白かった。
意外な事実に驚き、一人感心しながら読み、思わず家族に内容を語りだしてしまいました。誰かに話したくなるほどの驚異的な能力と面白さ!
塚本さんのダチョウ愛を感じながら、その知られざる能力について知ることができました。
肌の悩みからガン、SARS、エボラ出血熱、コロナウィルス…とダチョウ抗体の可能性は無限大にも感じる。しかも簡易、低コスト、高品質と最高!
探究心、根気、直感力、タイミング、御縁と色んな要素が積み重なって塚本さんの今がある。
世界に影響を及ぼす発見や研究の一端を見せて頂きました。
スケールの大きさと未来への希望を感じて、ちょっと興奮状態です。
人がまだ気付いていない大きな可能性は、案外その辺にあったりするのかなぁ。
研究者の著書を読むと「国はもっと研究費を助成してあげて!!」って、いつも思います。
投稿元:
レビューを見る
とにかく著者の文章が面白く、終始微笑みに包まれた読書となりました。
気張らずに軽く読める文章ながら、著者のダチョウ愛やダチョウの偉大さが次から次へと紹介され、ダチョウのファンになりました。
ダチョウの免疫力が、SARS、MARS、新型コロナウィルスの脅威にも役立っていることを知りましたが、この本を読むまではダチョウ抗体のことを全く知りませんでした。
おそらく、探せばこういう人の役に立っている研究や事象はたくさんあるのでしょう。
人・動物・環境等に幸福をもたらすことができるものに、お金や人材が集まるような仕組みができればいいなと思います。
投稿元:
レビューを見る
面白かった!塚本先生が目の前にいて喋ってはる感じ。
ダチョウさんの抗体に期待して、ついダチョウマスクを買っちゃった。
投稿元:
レビューを見る
愛すべきアホな鳥と
愛すべきアホな教授の
たまらなく愉快な毎日の本
アホなのに
こんなに世の役にたつなんて…
ダチョウ、好きにならずにおれん
投稿元:
レビューを見る
ダチョウへの愛に溢れている。そして商魂逞しい。消費者としては、成果を私利私欲で悪用しない限り、カジュアル・イノベーションも賛成である。それにしてもダチョウさん、色んな意味で凄い。あまりにアホすぎると生き残るの難しそうだけど、ダチョウの場合、行動になんの法則性もないから逆に予測不能で淘汰されにくいのか。非常に高い自然治癒力にも驚かされた。ダチョウ抗体、本書を読む限りたいへん有能・勤勉で頭が下がる。
投稿元:
レビューを見る
とても面白い本でした。ダチョウの生態が奇抜で秀逸な点ももちろんですが、全編を通して著者の人生を追っており、波瀾万丈な中にも多くの温かな出逢いに恵まれた事が感じ取られます。今、もしも変わり者と呼ばれ悩んでいる子がいるとしたら、そっとこの本をプレゼントして、好きな事を突き詰めていくことへの苦労と素晴らしさをお伝えしたいです。
投稿元:
レビューを見る
ビジネスと研究を両立できる学者さん、さすがだね。
日本もこれくらい商魂逞しい学者さんがいてもいいはず。
反面、基礎研究にもっと価値を見出せる国でないとこの国に未来はない。
双方向で努力が必要。
投稿元:
レビューを見る
ダチョウは恐竜が鳥類に枝分かれし進化した頃に登場した原始的な鳥で、回復力が高く抗体を作り出すのが早い。
インフルエンザや新型コロナや花粉症などの抗体を卵から作り、様々な薬やコスメ、商品へと展開している。
しかし脳みそは目玉よりも小さく、自分の家族でさえもわからなくなるくらい物覚えは悪いらしい。
著者をテレビでみた時はダチョウに頭をつつかれていたが、こんなすごい研究をしていたとは。
研究だけでなく、商品に展開する能力がある。
研究するにはお金がかかる。それを商売に繋げる能力が凄い。研究者として強い。