踊る大ハリウッド ケリー、アステアから考えるミュージカル映画の深化 みんなのレビュー
- 元来渉
- 税込価格:1,056円(9pt)
- 出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
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紙の本
この本に脱帽しました
2021/09/17 06:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の巻末にはよく著者の略歴などが載っていることが多い。
ほとんど知らない著者の場合、書いたのはどんな人か気になる時はよく見る。
この本の著者元来渉(もとき わたる)さんの場合でいえば、「1953年 埼玉県生まれ/趣味でミュージカル映画のダンスについて研究」とあるばかり。
趣味で、こんなにりっぱなミュージカル映画論あるいはミュージカル映画の名優であったジーン・ケリー小伝が書けるのだから、たまげてしまう。
そういえば「あとがき」にも、「仕事も経歴もまったくミュージカルやダンスとは関係ない門外漢が書いたもの」とあるが、この一冊の出来栄えの見事さといったらなかなか比べるものはないほどだ。
この本の構成を書き留めておくと、「ミュージカル映画の進歩にダンスの面から多大な貢献を成し遂げた二人のスター」ジーン・ケリーとフレッド・アステアが本書の対象だが、そのほとんどのページをジーン・ケリーの生涯の記述に割かれている。
フレッド・アステアのファンにとっては少し残念だが、アステアのダンスの魅力の分析は少ないページながら読ませる点が多い。
ミュージカル映画を語るにジーン・ケリーは外せない。
だから、ジーン・ケリーを語りながら、実はミュージカル映画の魅力を著者は描きたかったにちがいない。
特にジーン・ケリーの代表三作、「踊る大紐育」「巴里のアメリカ人」「雨に唄えば」はそれぞれ一章ずつ配分され、十分に堪能できるようになっている。
「索引」も「参考文献」も「註」もジーン・ケリーとフレッド・アステアの「フィルモグラフィー」もしっかりまとまっていて、ここまできたら「趣味」どころではない。
電子書籍
雨にうたえば
2023/01/09 12:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
はホントにミュージカルを楽しめる作品で好きだ!裏話も噂的なものも聞いたことあるので、ホントのところどうだったかなどすごく興味がわく、ミュージカルコレクションというDVDを持っているので、また見返したい!
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