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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何もポルノ中毒ではなくともネットの何かに中毒になって時間だけが過ぎているのは、私もよくあるので、これを読んで、もう一度普通の生活?を取り戻したいな。
今の自分の習慣を見直せた。
2021/07/25 01:53
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投稿者:tukabouzu - この投稿者のレビュー一覧を見る
色んな体験者の声がたくさんあるので、すぐに反映できそうです。
実体験に基づいた本
2021/08/15 21:42
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投稿者:カタツムリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネットポルノが良くないものだと科学的に証明する本ではない。だけどそれがされたときには、もう遅いのかもしれない。
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もっと専門的なことが、書いてあるのかと思っていたけど、不特定多数の意見がほとんどだったのはがっかり。
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アプリインターネットポルノという21世紀の麻薬。タダで手に入り、無限に摂取でき、人目につきにくい
【感想】
■インターネットポルノは、特に男性において、その性的機能やメンタルにダメージを与える。そして、周り回ってパートナーとの性生活の満足度も下げることになる。本書を読んで分かったのは、インターネットポルノの問題は、消費している個人の問題だけに収まらない、ということ。インターネットポルノは男性の性的機能に悪影響を与えることになる。それを、本人自身が素直にパートナーに「ごめん、実はポルノの見過ぎが多分原因で遅漏なんだ」と伝えることができ、お互いに解決に向かえるなら、いいが、必ずしもそういうケースばかりではないだろう。営みを繰り返すさなかで「何か上手くいかないな..。」ということを繰り返してしまったら、パートナーは「私が下手なんだ」というように自信を奪ってしまうかもしれない。インターネットポルノは、そういう意味で、間接的にパートナーにも悪影響を与えるものだ、というコトが理解できた。
インターネットポルノはかなり危険で、人生の楽しさ、面白さを奪う可能性があるものだって、ずっと分かってはいたけど、なかなか、やめきれなかった。本書は、辞めるためのふんだんな理由を提供してくれる。まだ、ポルノ依存症やその害についての研究は少ない。その中で、本当に、よくこのような本を出してくれた、とおもう。
■センシティブな投稿談が多く、かなりパンチの効いた本になっている。実生活へのインパクトがかなり大きい本だし、日本語ではポルノ依存症に関するまとまった文献が少ないので、☆5!
■本書で紹介されていたOpen DNSという仕組みが神。無料で色々なポルノサイトをブロックすることが可能
【本書を読みながら気になった記述・コト】
■インターネットポルノの利用は、極度の性的機能不全(遅漏、不感症、勃起障害、本物のパートナーに魅力を感じられない)を引き起こす
→ポルノの消費を止めると、遅漏やEDは改善する
■ポルノの定期的な消費が大なり小なり報酬系をすり減らす
■ドーパミンでは人は満足できない。ポルノを観ていると、脳は「もっとだ。もっとだ。」と言い続け、満足せずによりもっと探し続ける
■「女性とベッドに入って、勃起しようとして必死でポルノ画像を思い出そうとしている自分に気がつくまで、わが身に何が起きているのか完全には理解していなかった。ありがたいことに、ポルノ以前に健全なセックスの長い基盤があったから、何が起きているかわかった。」
■「アル中にとって、使えるキューは酒場の横を歩いたりビールの匂いを嗅いだりすることなどだ。ヘイロン中毒者にとっては注射器かもしれない。ポルノ利用者にとっては、スマートフォンを見ることだったり、ポルノサイトの名前をみたりすることだ。キューが活性化されると、増感した神経経路は報酬回路での電気活動を急増させ、無視できない量の渇望をつくりだす。
これはすべて無意識のうちに起こる。わかるのは、自分が圧倒的にポルノ鑑賞の『必要性』を感じたといういことだけだ。それは生死に関わる問題のように思え、他のあらゆる決意が放棄されてしまう。」
■性的興奮と中毒性ドラッグは神経機構が同じ
■「脱感の証拠は穏健なポルノ利用者にすら見られている。
ドーパミン低下は以下と関連付けられている
●性行動の減少、元気のない勃起や射精の一因
●思い切った行動の減少と不安の高まりと同時に、怒りの過剰反応傾向、それらが社交性意欲の低下をもたらす
●集中力欠如、これは集中力低下と記憶問題の原因になる
●やる気欠如、前向きな予想の欠如。これは無気力、先送りにつながり、うつの一因となる」
【本のエッセンスを抽象化すると】
ポルノを辞めて、人生を再起動しよう
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ここ数年で急速に広がったスマートフォン。人間の行動を大きく変えたこの機械との付き合い方を調べる一環として、インターネットポルノについて論じたこの本を見つけた。スマートフォンの持つ中毒性に性的欲求まで加味されれば、相当に強い中毒性を持つのは間違いなさそうだ。しかも、若者のEDが問題となっているのも無関係ではないだろう。
本書はインターネットポルノ中毒による脳内のメカニズムや、再起動のためのアドバイスなどが揃っている。訳が少し読みづらいところもあるが、総じて納得のいく内容だった。
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インターネットの過激なポルノが人間の脳を変質させてしまっていることについて追った独自研究。若年層EDの増加、現実の女性とのセックスでいけない、勃たない等、ポルノ依存症が現実にもたらす影響は大きい。インターネット登場以降の変化について追った本。
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全男性に読んで欲しいです。
ポルノの利用が脳を変化させて、知らないあいだに地獄の道を歩いていることに気付かされます。
自分は今アラサーですが、同年代はうつや無気力や草食化を通り越した絶食化になっている奴らも多いです。意外にその原因はシンプルで常に肌身離さず持っているスマホからのポルノ利用かもしれません。
…ところで、訳が読みにくすぎます。すごい有意義な書籍なだけに残念。改訂版を望みます。
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※注意
多少過激な表現が含まれます。
ご了承ください。
YouTubeで紹介されていたので読んでみた。
「スマホ脳」にも通じるところがある。
脳が報酬を求めてどんどんどんどん新しいものを探していく。
面白いことにドーパミンを発生させているものがポルノであれなんで、その内容までは脳は認識していないところである。
YouTubeで動画を漁っているのもポルノを探しているのも本質は同じだということで、さらにそれが簡単にできるようになったということ、歯止めが効かなくなってきていることが問題な気がする。
(別にポルノがダメだとかスマホがダメだとかそういう意味ではないと思う。)
結局は度合いの問題になっていくのかなぁ。
何事もほどほどがいいですね。
以下、印象的なシーン
1.ポルノ断ちは以下の結果をもたらす。
①報機送り能力の向上
②リスクを取る意欲が高まる
③愛他的になる
④外交的で、良心的になり、神経症が減る
→たしかにそうなんだろうけどそれは果たしてポルノ断ちだけが要因なんだろうか。
2.クーリッジ効果:性的な目新しさが行動を無慈悲に操る
→乱◯はクーリッジ効果が最大限発揮されるのだろう。
3.ドーパミンは目新しいもので急増する。
ラットの報酬回路は現在のメス相手ではますますドーパミンの放出量を減らすが、新しいメスだと大量のドーパミン放出を行う。
→生き物は生物学的側面では新しい物好きってことかな。
4.セック◯に備えるためにポルノを見てオナ◯ーというのは、ウィンブルドンでの試合に備えて長年ゴルフをするようなものだ。
→思わず笑ってしまった。言い得て妙。そもそもセック◯とオナ◯ーは全く別の話ということだな。
5.脳の報酬中枢はポルノが何かを知らない。ドーパミンとアヘン類の上昇を見て、刺激レベルを記録するだけだ。個々の視聴者の脳とその刺激との謎めいた相互作用が、その視聴者が中毒に陥るかどうかを決める。
→ここは脳科学的に面白い。過激なポルノかグラビア画像かはその人の刺激レベルの閾値によるものだということなんかな。
6.自分がやっていることは、「断る」を一回だけやっているんだ。
→ポルノ断ちをしている被験者の意見。こういう考え方は素敵。
7.大量のエネルギーを建設的な行動と自己肯定に向けることー興奮させる内面の戦いに注力しないこと。
→まさしくそんなことしてる暇があったらもっと他のことしろよってことだな。それが簡単にできたら嬉しいけど。
8.ビキニ写真がポルノかどうか、という意見はどうでもいいのだ。本当に重要なのは、報酬回路ドーパミンの増大だ。尋ねるべき問いは、「今体験している問題につながったのは、どんな種類の脳の訓練だっけ、そして自分はなぜそれを今繰り返そうとしているんだろうか」ということ。
→結構難しい話だなぁ。外側に向くようなことにドーパミンを増やしていこう。
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●個人的命題「オナ禁の効能」
人生は短く、自慰する時間さえも惜しい、とふと思う。しかし、ついついやってしまうのが男の性。気づけば1日○回も…。その時間を何かもっと有意義に使えたら…と涙を飲むことは少なくない。
しかし、オナ禁することで人体に○ ○の効果がある(脳の回転が爆速になったり、やる気が増し増し、エネルギーが充満)など科学的根拠があったら、自慰行為を減らすことをなんとかがんばれそうな気がする。そういうわけで、そんな情報を常日頃探求していた。
その卑猥命題センサーにひっかかる、面白そうなタイトルではないですか。
本書に上記の答えが書いてないか、手に取りとる。
●結論
オナ禁の効能は書かれていなかった。泣
ただ、インターネットポルノ(以下インポル)を止めるといろいろメリットがある、その内容は興味深く勉強になった。
クリックひとつで、超絶美人の超常刺激を得られるインポル。
もしあなたが、パートナーとの行為で不具合が生じて、かつあなたがインポル愛好家であれば…。インポルの超刺激で慣れてしまっていることが可能性としてあります。インポルを見るのを1週間やめてみましょう。そうすれば、中学生のようにあれが復活する。インポルを見すぎると、現実の女性に不感症になるので気をつけましょう。
バーチャルの異性にうつつを抜かしても一文にもならない。インポルを捨てよ町へ出ましょう、といった趣旨の本です。
あと翻訳読みづらい、といった意見が気になっていたんですが、特に問題はなかった。わかりやすい日本語表現かどうかはよくわかりませんが、右から左に誤植なく、問題なく簡潔に和訳された文、という印象です。
命題の明快な回答は残念ながら得られませんでしたが、面白い本でした。
以下は本書抜粋、インポル止めるとTips
◉なぜ我々は次から次にクリックしてその日最高の女性を探すのか?
(P12)
ポルノが自分たちの脳の原始的な欲求メカニズムを乗っ取ったことを理解したのだった。こうした古代脳構造は人々を、新しい伴侶への魅了といった進化的に有利な行動へと促し、これで近親相姦が避けられる。
◉インポルの弊害、対策とその効果
(P13)その多くは極度の性的機能不全(不感症、勃起障害、本物のパートナーに魅力を感じられない)のために助けを求めていた。
(P39)イスラエルの症例研究では、パートナーとのセックスへの異常な欲望低下、フェティッシュ、射精障害に苦しむ男が治療を求めてきた。性的介入は、ポルノと自慰を6週間控えるよう求めた。8ヶ月後、この男性は性欲向上、成功したセックスと射精、「良い性的な行い」の享受を報告した。
(P40)2016年にヨーロッパの研究者が、No Fapのネットポルノ拒否者たちによる一時的なポルノと自慰断ちの影響について、先駆的な調査を行い、その結果速報を行なっている。その結果によると、ポルノ断ちは以下の結果をもたらす。
1.報酬先送り能力の向上
2.リスクを取る意欲が高まる
��3.愛他的になる
4.外向的で、良心的になり、神経症が減る
(P44)例えば、ある元ポルノ利用者はこう述べる。
・コミュ障の大幅な改善ーー自信、目を合わせる、上がらずに会話できる、滑らかさ等々
・全般に活力向上
・頭がはっきりして鋭くなり、集中力も改善
・もっと生き生きした表情
・鬱が軽減
・女性と付き合いたいという欲求
・自然な勃起が戻った
別の男はポルノ利用中の自分自身についてこう語る。
・友人たちと疎遠に。人付き合いをやめて部屋にこもり自慰していた。
・家族は無条件に愛してくれたが、私と一緒にいるのは嫌がった。
・仕事や大学での講義に集中できなかった。
・ガールフレンドなし。
・人付き合い全般に凄まじい不安。
・みんなに上の空だと言われる。
◉セックス中に射精できない(P49)
長年のポルノ利用は各種の性的症状を引き起こす。
・かつて見ていたジャンルのポルノ
・これまでの自分では考えられないフェティッシュが生じる
・ポルノ利用が本当のパートナーより興奮する
・ペニ○が鈍感になる
・性的パートナーでの性的興奮が減る
・挿入またはその直後に硬度が失われる
・挿入するセックスに刺激を感じなくなる
・勃起維持やパートナーへの興味維持のためにポルノを想像しなければならない
◉怖気付くようなポルノフェティッシュ(P62)
“インターネットポルノを見る前は、変なものには興味がなかった。単に同じ歳くらいの本物の女の子にしか興味はなかった。いまや巨乳、巨乳ライブ、母子相○、奴隷、異性装束、デブ、ヤセ、ティーンが好きだ。かつてバイセクシャルビデオ(女性1人、男2人)を数秒見て、あの「禁断」的な気分がし始めたけれど、無理に見ようとせず、それを見てオナニーもせずにビデオを替えた。それは僕が敢えて見ようとしなかったからだ。でもハマったポルノは全部敢えて見たやつだ。ババ専ビデオを敢えてみたら、今頃お気に入りになってたかも。“
◉本物のパートナーに魅力を感じなくなる(P73)
2017年に、研究者は高水準のポルノ利用は、性的興奮で人間よりポルノを好む嗜好と相関していると報告している。
◉新しいもの、新しいもの、もっと新しいもの(P92)
ドーパミンは目新しいもので急増する。新しい車、新作映画、最新デバイス……みんなドーパミンを求める。ドーパミンが急落するとワクワク感も消える。上の例だと、ラットの報酬回路は現在のメス相手ではますますドーパミンの放出量を減らすが、新しいメスだと大量のドーパミン放出を行う。
インターネットポルノは特に魅惑的だ。ワンクリックでいつも目新しいものが出てくるからだ。新しい「相手」かもしれない。見慣れない場面、変な性行為、或いはーー好きなものを想像して欲しい。人気あるポルノチューブサイトは、何十もの違ったビデオやジャンルをあらゆるページに表示している。そして人を無尽蔵の性的目新しさで圧倒する。
タブをいくつも開き、何時間もクリックを続けると、狩猟採集民だったご先祖が生涯かかっても体験で���なかったほどの新しいセックスパートナーを、10分毎に「体験」できる。
◉性的興奮と中毒性ドラッグは神経機構が同じ(P100)
性的な興奮と射精は、他の自然報酬のどれよりも高いドーパミンとアヘン類の水準を生み出す。ラット研究によれば、性的興奮で生じるドーパミン水準は、モルヒネやニコチン投与で引き起こされるものに匹敵するそうだ。
◉インポルを絶つためのアドバイス(P151)
・ポルノを全て削除(バックアップ、URL、HDD)
・家具の配置換えをする(オナニー椅子を捨てる)
・日数カウンターを使い、ゲーム感覚で行う
・日記をつける
・運動や有益なストレス活動をする
・外に出る、公園を散歩する
・人付き合い
・瞑想する
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インターネットポルノ利用はなんとなく身体に有害であると感じていましたが、この本では科学データをもとに説明されており、身体へ様々な悪影響があること、インターネットポルノの危険性がよく理解できます。
今はスマホやパソコンから簡単にアクセスして利用できますから、危険性を十分に理解した上で利用の選択をするのがいいと思います。非常に勉強になります。
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実は密かに大問題を抱えている一つに関するもの。
ぶっちゃけ、第3章を読めば十分な気がする。第二章までは文章自体がまどろっこしすぎるのと、めちゃくちゃわかりづらい。似たような内容が何度も出る。
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インターネットが出来るまではポルノなんてビデオレンタルで見るしか方法がなかった。
でも今はパソコンどころかスマホひとつであらゆるポルノを見ることが出来る。
そしてその影響によるEDが世界中で広がっているとのこと。
これはかなり深刻な問題であり、自分には関係ないと思わず男性はもちろん女性も読んでおいて損はないと思います。
非常に興味深い内容でした。
おすすめです。
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表紙に折り込まれている”インターネットポルノ中毒は裸やエロスに対する中毒ではない。画面上の目新しさに対する中毒だ。”の言葉が読み進めるごとに刺さってくる。どのような人であっても多かれ少なかれ欲求はあるはずではあるが、インターネットのサジェスト機能によってより自分に心地よい情報ばかりが流れるようになりつつある昨今、加えて性的刺激を与えられるポルノは確かに中毒性が高いと感じた。
実際にうつ病なども引き起こす事例や、汚い言葉も含め訳されている本文の体験談などによって危険性をより認識した。
ポルノにかかわらず、大量の刺激を受けるインターネットの利用(youtubeなど)には気を付けていきたい。
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インターネットポルノは、脳が変化し、中毒化するようです。
そのことで、自信喪失、集中力低下、苛立ち、等々様々な影響がでるそうです。
ぜひぜひ読んでみてください。