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投稿者:sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
八虎の藝大での一年間が終わります。本当に密度の濃い一年でした。芸術に詳しくない自分ものめり込めました。
紙の本
自己表現とは。
2023/09/04 08:18
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投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
藝大、絵画科油画一年、進級制作展、公開講評。
一年生最後の制作課題。
「アートとは、コミュニケーション」と言い放った教授の言葉がグサグサ刺さった。
教えを乞う大学という場所で、学生が感覚的に捉えていた己の感情を作品に投下し、それを言葉で説明して評価を得る。
芸術に対してどこか矛盾しているような、していないような。
藝大とは、子どもを急速に大人にしていく大学なのだと思った。
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投稿者:もんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
八虎と世田介のぎこちなく、認めあってるけど相容れない、でもお互い嫌いじゃない感じ、いいですよね。若さって痛くて眩しい。
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投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで刺さる内容が描けるのがすごいと思います
アニメ化おめでとうございます
電子書籍
大学1年おつかれ!
2021/09/06 01:39
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投稿者:stegano - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学とは学ぶと同時に問う場であると思う。
「守破離」という言葉があるが、まずは教えを守る。次に教えに疑問を持ち反く。そして自分の道を見つけ離れる。
高校までが「守」であるなら、大学は「破」である。子どもから大人へ、無自覚から自覚を持つ。その過程のを垣間見えたひとつのピリオドであっと思う。2年目、何を見せてくれるのか本当に楽しみである。あと最後の世田介くんの絵よかった。
電子書籍
絵を書くとは何か?
2021/05/21 22:32
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は文章を書くのがスキだけれど、それは今でこそ仕事になってるけれど、20代なんて本当に仕事にできるかわからなかった。だから、主人公たちの悩みはよくわかる。
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ほんと、いいです!
若い時に突き詰めて考えて、悩んで、行動して、壁にぶち当たって、もがくことは大切なんだと思わされます。
「コスパ」とか「ゆる〜く」という言葉の真逆の美大生たち。
そういう彼らこそが美しいです✨
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絵画のみにフォーカスしていた受験編から一転、藝大編では彫刻など多種多様な美術の形にスポットライトを当てていて、
八虎くんが自身の世界を拡張するなかで改めて絵画に焦点を絞る構成がとても素晴らしい
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藝大の先生の圧力が怖い。成長して欲しいんだが、潰したいんだかよくわからない闇を感じる。
その人が将来どうするかは自由だろうに。
しかし、芸術とは何ぞやという事をいろいろと考えさせられて面白い。
未だによくわからないけど。
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藝大一年目の学生二人の葛藤、というよりは『自分の価値観に気づかされる』過程を描く作品です。
実際絵を描くシーンはほとんどありません。絵を描くまでに、
自分は何を創りたいのか?
そもそも絵である必要はあるのか?
自分を絵に駆り立てる原動力は何なのか?
ふとしたはずみて気づく。
そのワンシーンワンシーンをしっかり切り抜いてくれるから好きです。
ページをめくる指が何度か止まるほど、心にくる一冊です。
楽しいか?聞かれると、楽しくはないかもしれませんね。もっと違う言葉がふさわしいです。
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今回のポイントは岡本くんと世田介くんが仲良くしているのを見てしょんぼりしちゃう八虎と、夢崎さんの「かつあげかぁ?!」です。
ブルーピリオドだなぁ、と。青い青い。結局八虎はこの1年、技術的な点での習得はほとんどなかったんじゃないだろうか。それ以前のメンタルの部分で立ち止まってずっとモヤモヤしていたのが、どうにか一歩、世田介くんと一緒に踏み出せたのかな、という区切りの10巻目だったかな、と。そういう時間も無駄ではないと思うし、そういう時間を過ごせることが「ブルーピリオド」の特権なのだろう。
それぞれ苦手としていた教員にもある程度向き合えるようになった。槻木教授に関してはただ厳しいだけというか、ちゃんと自分に向き合ってない学生には、彼の側からも向き合わなかっただけの話で。いつまでもウダウダしてないで、ちゃんと学んで作品作れよ、というのはその通りなんだろう、と思う。猫屋敷先生のほうがどうにもならん感じ。自分が美術界で歪められてしまった現状を、学生にも押しつけようとしているというか。彼女を掘り下げる話が今後出てくるんだろうか。
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よた〜〜〜〜〜〜。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
40話泣いたね。
アートを全くかじってない私ですが、
自分の心が震えて生きてて良かったと思える程に幸福を感じるときは この八虎とよたみたいな、考えてること思ったことが伝わった瞬間?共感できた瞬間?というかコミュニケーションがとれた瞬間であり、それが描かれていて、わかるという感動もあったし、よたが報われるんじゃないかとも感動した。
よたの話は胸が苦しくて、母親の言動が特につらかった。
一番近い人から、信じたくないほどに感性が違って分かり合えないかもと心の距離を感じるのはさみしいよね。
でもよたは自分で心を整理してる、すごいよ。
教授、講師の先生方の言わんとすることが、まだ一人一人がどんな人かわからなくて読み込めないから恐ろしいし計り知れない、八虎と同じ風に読者も感じられるってことなのかな。
作中出てきた女性画家、まんま小松さんじゃん!と思ったら小松さんの絵がそのまま出てきたのでびっくりしむした。こんな作品協力あるんですね。
八虎が初心を思い出すところは心震えました。
自分もこういうの忘れてなかったか?と省みる。
小手先のものに惑わされて捕らわれて焦って…。
自分にちゃんと向き合うの大事だな。これでいいのかわからなくても結局は自分がやり切ったと自分に思えるところまでいくのが精神衛生上いいのかもしれない。
そこの道のりキツイけど。
と思っても、それは独りよがりとか進歩ないと教授は言うんか…
これから先の八虎の歩む道が楽しみで仕方ない。
よたの進級制作の絵、好き。
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世田介くんも八虎くんもひと皮むけたという感じ。
二人とも、感じたことを感じたまま、その気持ちを大事にしていいということに気づけたというのはすごい前進ですね。
また、観ようによってはこれまでの伏線?が回収されたっぽい感じにも読めます。
いろんな物差しにはこれまで出てきた物差しがたとえられています。好み、技術力、歴史、金、家に飾りたいか
・・・まるでこれまでの復習のよう。
また、1巻で森先輩が「りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」と言った時のうさぎってなんとなく出てきたたとえだったと思っていましたが、ひょっとしたら今回の世田介くんの話につながっていたのかな?二人で渋谷でオールの朝も例の青い朝ですし。なんてったって世田介くんがうさぎの絵を通じて”わかってもらえた”と泣いたのは1巻での八虎と同じ反応。
八虎くんも自分の好きなものが見えてきた感じ。これからまたどんな作品を生み出すのか楽しみになってきました。
この巻では猫屋敷先生と世田介くんのやりとりが印象に残ります。
「何者かになる」ことにこだわる猫屋敷先生と
「何者かになる権利はあっても義務はない」と言い切る世田介くん。世田介くんに1本!って感じですがむしろ猫屋敷先生の内面になにかコンプレックスがあるかのようにも思えます。なんだかんだ言ってもこの先生もまだ若いしね。
YOASOBIの「群青」のように
「好きなものを好きだという 怖くて仕方がないけど」
というフレーズが浮かんできます。「群青」の歌詞はこの作品の本質を突いているとあらためて感じられました。
佐伯先生久しぶり♬
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世田介の回、八虎が何だかんだアプローチするも玉砕、どんな声がけが正解なのかわからない
いい話だな、すごく気づきがあるし反省したりしながら読んだ
みんないい芸大生だ
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ついに来たヒロイン世田介くん深掘り巻。「絵を描くの好き?」の続き。
うさぎ小屋。小学校とかではなく、なにか施設のようなところのようだ。
岡本くんの底抜け感。
きねみさんのバレー部根性。
現代アート≒とんち。
世田介くんと渋谷でオール、「10年後も思い出す日だと思う」とか言われてぇ。
鳥獣戯画風の扉絵。
宮下さんがんばれ。
小野冴夏の喋り方わたわた。
佐伯先生の再登場。