- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/05/21
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-523175-3
電子書籍
ブルーピリオド(10)
著者 山口つばさ(著)
高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させる...
ブルーピリオド(10)
ブルーピリオド 10 (アフタヌーンKC)
商品説明
高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。
新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は
八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。
猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は
世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。
2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。
そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。
2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!!
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紙の本
面白い
2023/09/05 18:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
八虎の藝大での一年間が終わります。本当に密度の濃い一年でした。芸術に詳しくない自分ものめり込めました。
紙の本
自己表現とは。
2023/09/04 08:18
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投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
藝大、絵画科油画一年、進級制作展、公開講評。
一年生最後の制作課題。
「アートとは、コミュニケーション」と言い放った教授の言葉がグサグサ刺さった。
教えを乞う大学という場所で、学生が感覚的に捉えていた己の感情を作品に投下し、それを言葉で説明して評価を得る。
芸術に対してどこか矛盾しているような、していないような。
藝大とは、子どもを急速に大人にしていく大学なのだと思った。
電子書籍
痛い
2022/12/19 08:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
八虎と世田介のぎこちなく、認めあってるけど相容れない、でもお互い嫌いじゃない感じ、いいですよね。若さって痛くて眩しい。
紙の本
面白い
2022/02/19 15:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで刺さる内容が描けるのがすごいと思います
アニメ化おめでとうございます
電子書籍
大学1年おつかれ!
2021/09/06 01:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:stegano - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学とは学ぶと同時に問う場であると思う。
「守破離」という言葉があるが、まずは教えを守る。次に教えに疑問を持ち反く。そして自分の道を見つけ離れる。
高校までが「守」であるなら、大学は「破」である。子どもから大人へ、無自覚から自覚を持つ。その過程のを垣間見えたひとつのピリオドであっと思う。2年目、何を見せてくれるのか本当に楽しみである。あと最後の世田介くんの絵よかった。
電子書籍
絵を書くとは何か?
2021/05/21 22:32
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は文章を書くのがスキだけれど、それは今でこそ仕事になってるけれど、20代なんて本当に仕事にできるかわからなかった。だから、主人公たちの悩みはよくわかる。
紙の本
1年次終了?
2021/05/31 07:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
美大って、絵画科は絵を学んで、彫刻科は彫刻を学ぶっていうような、薄っぺらいイメージしかなかったけど、コレ読んでると、どの科に入っても『自己の表現方法(=芸術?)』を学んでいることが分かる。
己の中身を外に出す、いかに相手に分からせるかを学んでいる訳で、それまでただ『課題』を描いていただけの主人公が迷走した訳がようやく納得できた巻。
他のメンバーの講評も読みたかったです。
電子書籍
意外にそこらにいそうな世田介くんのような人にもフォーカスされていた
2022/02/16 16:51
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
悩みっぱなしだった八虎の芸大一年生の終わりは進級制作で悩んでいた、というこの巻の話。
芸術はおろか絵を描くこと自体、学生の頃の図画工作や美術の授業以上のことをやったことがない者からすると、八虎の悩みの表面的なところでは共感や理解しにくいところがあり、一見するとチマチマと悩んでいるモノローグとかが続くと、世田介くんではないがやや鬱陶しい感じもしてきてしまう。このマンガの始めの頃の八虎はもう少しストレートに感情を発露させていたように思う。それが、藝大生になった前後からはいろいろと屈折していくようで、絵を描く楽しさから遠ざかってしまっているように見えた。
だが、八虎の悩んでいることを美術という枠組みを外してみると、意外と若い人や人の若かりし頃に考え悩むことに共通していることではないのか思えてくる。昨今の表現の仕方だと「自分探し」みたいな言い方になってしまうのかもしれないが、そんな薄っぺらな言葉では言い表しにくい、時代や世代を超えた若者の悩みのように思える。
だから、このマンガは美術という少し特殊な世界を扱っているにも関わらず、多くの人々の共感を得て人気があるのだろう。
なんてことまで考えながら読んでしまったら、八虎は藝大一年生を終わることになってしまっているではないですか。まだまだ悩むだろう八虎はどうなっていくのか楽しみだ。
電子書籍
猫屋敷先生
2021/12/31 09:02
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投稿者:うみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫屋敷先生ムカつきますね〜
テイクテイクばかりで疲れてるのが分かります。
自分がそうするのは自分で選んだから(と言っても社会圧力からそうする方が゛賢い゛選択なんだろうけど)いいけれど、生徒にもテイクの姿勢を求めるのは違うんじゃない?
今まで生徒の心と製作のバランスを心配していた先生達から一転、対比になってますね
紙の本
価値のものさし
2021/12/12 12:03
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
八虎と世田介も、もう進級のための制作である。
ふたりがぎこちない交流から、絵を描くこと(創作)とは・・・、美術とは、アートとは・・・を考え、たどり着く姿が良かった。キーワードは「ものさし」。
美術、芸術に限ったことではないのだろうが、いろいろな「ものさし」があっていいのだ。
紙の本
新生活
2023/09/04 02:22
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初にすすめられたときは、美大受験漫画なのか~と思っていたのですが、いつの間にやら謎のキャンパス・ライフに突入……