紙の本
第14弾
2023/04/29 22:41
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
季節がいつもは春から始まるのですが、今回は秋から始まっています。関係者が増えるとともに、今までいた人物などが退場したりして、作者はよく考えていると思いました。
紙の本
ことしも堀田家の人々と会えました
2021/05/02 15:33
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
今時珍しい大家族の堀田家。
事件は起こるが、解決までの過程が楽しい。
この物語がなくなったら・・・・と考えると恐ろしい。
いつまでも続いてほしいけど、どうなるのかな?
池沢百合枝さんはさすが古本店店員にもしっかり化けられる。
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今回は嬉しい話より、悲しい話が上回っているような…(T-T)それでも、堀田家の賑やかな朝食から始まり、サチさんとの会話で終わる安心感(^^)♪そして文庫化とともに出版される新作単行本に、まだまだ続いている(´▽`)という嬉しさ♪
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202104/都合良い展開や時勢にあわない観もあるけど、やはりこの世界に浸れるのは楽しい。これからもずっと楽しみなシリーズ。
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それぞれが歳を重ねて、成長してゆく。老いてゆく者も。。。
出会いがあり、別れもあり、様々な出来事がありながら日々を過ごしていく堀田家でした。
発売されたらすぐに読みたくなる大好きなシリーズです。
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東京バンドワゴンシリーズの文庫最新刊。14冊目。
ハートフルな人間模様が描かれ、日常の事件に登場人物が巻き込まれながらも解決していく。
外さない内容。
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待ってました、年に一巻の第14弾。解説に書かれていたが、巻頭の人物相関図が1巻では11人が今回では46人にと驚き。今回は悲しい出来事があった。LOVE TIMERのドラムスのボンさんが逝った。青の実母である大女優百合枝さんの引退宣言。たくさんの出会いと別れを経験して心は強くなると麟太郎と花陽にしみじみと伝わったと思う。更にかずみさんが藤島ハウスを出て施設に入る。亜美とすずみに託した手紙の思いが切ない。生き方を最後まで貫く、つまりかずみさんの逝き方だと。我南人の「LOVEだねぇ」朝の食卓風景まだまだ続く。
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読み始めると「おかえり」と言ってもらっているような気分になる、東京バンドワゴンシリーズです。
サチさんが一人一人紹介していき、あー久しぶりだなと思っていると、必ず一人や二人、「どなたでしたっけ?」という方に会います笑
そしてまた、前の作品を読み返したくなるんです。
相変わらずの堀田家ですが、
子どもたちは成長し、大人たちは年を重ねていきます。
家族は変化しながらも、そこに脈々とあるものなんだなと思いました。
今回は、人生の終い方について胸がいっぱいになりました。
「もって瞑すべし」
そんなふうに思える生き方、かっこいいなあ。
かずみちゃんのエピソードも、
以前の番外編の幼い、聡明な女の子の姿と重なって、
長く読んできてよかったなと思いました。
毎回思うけど、堀田家の未来はどんなふうになっていくのかな。次回も楽しみです。
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毎年4月に単行本、文庫本がそれぞれ発行される『東京バンドワゴンシリーズ』
第1作の『東京バンドワゴン』が発行されたのは2006年。
文庫本は単行本発売から1年遅れなので、今年で第14弾!
通常、文庫化まで2~3年と言われています。
そこには出版業界の事情があり…
つまりは”出版にかかった費用の回収”ということですが…
それが『東京バンドワゴン』は翌年文庫化されます。
それだけ待ち望むファンが多いという証明かもしれません。
東京バンドワゴン公式ツイッターもありますから!
「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」
昭和のホームドラマへのオマージュが根底に流れるこの小説。
そのタイトルはずっとビートルズの曲名で、そこもまた味わい深い。
下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」を営む堀田家の物語。
1作目では登場人物が11人だった相関図が、第14弾ではなんと46人!
14年の間に独身だった青が結婚して、鈴花ちゃんが生まれて。
紺と亜美さんにも長女のかんなちゃんが生まれて。
藍子はマードックさんと再婚して。
花陽は医大生、研人は高校3年生になって等々。
堀田家の出来事が親戚の家での出来事のように感じられる。
そんなあったかな小説です。
今回は悲しい別れもあって…
14年の間に、年を重ねるという現実もあって…
ただ、未来はやっぱり明るい!と思わせてくれるのが『東京バンドワゴンシリーズ』です。
心に響くフレーズが満載なのもまたこの小説の魅力のひとつ。
特に心に響いたところを。
人は大人になるにつれて荷物を抱えると言いますけれど、案外それは心に思ってしまった叶わぬ望みや思いなのではないでしょうか。
幼い心に抱いた無邪気な望みは成長するにつれて消えていってしまうのでしょうけど、大きくなってから心に描いた望みや思いは、いつまでも残っていってそれが荷物となり、心も体も重くして足取りはゆっくりになるのでしょう。若い頃は足に羽があるかのように、飛び回れたものを、いつか地から足が離れることもなくなってしまうのでしょう。
けれども、その重さは、強さですよね。
荷物を抱えた重さがあるからこそ、しっかりと地を踏みしめて歩いていけます。流した涙の数だけ、瞳は潤い遠くを見つめられます。心に抱えた思いがあればあるほど、他人の思いをわかって優しくなれます。
人間は社会を作ってその中で生きる社会的動物などと昔の人は行ったそうですけれど、それはつまりお互いの心の重さがわかるからこそ、お互いにそれを慮って生きていけるということですよね。
涙も悔いも希望も、叶ったことも叶わぬことも、すべてが生きる糧になることを、歩き続ける力になることを大人である私たちは知っていくのですよ。
それを若い人たちに伝えていくことが、背中で見せることが、大人として生きる意味だと私は思いますよ。
大好きな『東京バンドワゴン』
ずーっと続いてほしいシリーズです。
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読みながら涙ぐみ毎回、LOVEだねえ。に助けてもらいほっこりし続ける作品。
ドラマで出会って毎年文庫本買って読んで泣いて笑って、いい作品に出会えている
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期待通りの安定した面白さ。
子供たちの成長も大人たちの人生の機微も良かったですが、何より今回はお年寄りたちの引き際に痺れました。
みんな格好いいなぁ。
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かずみちゃんがいなくなっちゃったのさみしいな…
そしてずっと秘密にしていたかずみちゃんの想い。それをあみさんとすずみさんに託した場面もよかったな。
ボンさんも悲しい…
藤島さん、よかった!
ますます堀田家の周りが賑やかになりそう!
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いつ読んでも安定の「東京バンドワゴン」シリーズ。
大家族って大変なところもあるだろうけど、この「東京バンドワゴン」シリーズを読んでいると家族が多いのもいいなぁと思います。
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3回泣きそうになった。ボンさんすずみさんかずみちゃん。タイトルの“アンド”の部分に(ビートルズの曲名としても)それほど深い意味があるとは限らないけれど、この小説を読むと『“それでも”あなたを愛してる』と頭の中で訳してしまう。
書誌学という学問に興味を持つきっかけになったこともあり〈山端文庫〉の話を読み返したくなり、ひいてはシリーズ最初から読み返したくなる。
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東京バンドワゴン 14作目。
お昼休みにちょびちょび読む日々だけど
今作は人目を盗んで涙。
いい歳して職場で泣いた。
それでも温もりはいつも通り。
書店員さんの解説にニタニタさせていただきました。