青木さんの文章が好き
2021/06/25 17:54
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投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々青木さやかさんが好きだったので、読んでみました。
実際、芸人だけあって文章にユーモアがあり、荒んだ人生も客観的に見ると興味深く、より一層好きになりました。
また読み返したいです。
青木さやかさんが見えてくる
2021/07/27 22:39
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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふらっと書店に行って、なぜか目立つので買ってみた。内容が引き込まれる。クスッと笑える部分もあったり、孤独な部分もある。この人、どことなく自分に似ている…と思いとても面白く読めた。固定観念についても書いてあり、私へのメッセージかもと思った。青木さやかさんってすごく繊細でデリケートで不器用な人。芸人の時は、それを微塵も見せなかった。けれど裏で孤独と闘っていたのかと思うと苦しくなる。今、すごく楽しそうに生活しているみたいなので良かった。
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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容的には深刻な感じではあるんですが、面白さも入っているから軽い気持ちで読むことが出来て、おもしろい。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章が面白くて読みやすかったので頭のいい方なんだなということが、わかりました。重くなりすぎずに読めました。
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芸能人だとか、いわゆる文章を書くプロではない方の書く本、というのはあまり読んできていないのだけど、エッセイだし、何しろテーマが気になって、読んでみた。
たまたまwebで見かけた一部の抜粋は、青木さんがこれまでの人生の大半を、母のことは嫌いだ、と感じて生きてきたことが十分にわかるもので、同じ程度ではないものの、母というと複雑な思いを抱くわたしは共感してしまったのだ。
文章自体はとても読みやすく、一気に読めてしまう。時々挟まれることのある会話文は、型に囚われない、少し読みにくい、だけど、著者をテレビなどで知っている方ならその場面の想像が難くない、ちょっと緩む部分だった。
母と娘って、難しい関係だと思う。
わたしの思うところをここに書いてしまうと、本の感想ではなくなってしまうのでやめておくけれど、母、という存在に何かしら感じるもののある方には、一度読んでみて欲しいと思った。
嫌な気持ちになるかもしれない。けれど、時々、胸が苦しくなるかも、しれない。
そして今より少し、優しくなれたり、声が聞きたくなったり、するかもしれないです。
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母との確執、ギャンブル、結婚、出産……100%依存症女が人との出会いを通じ、こじれた人生をほどいていく9割実話のエッセイ小説
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売れっ子になっても寂しさを感じたり、孤独を感じると言うのは、母親との確執があるからなのかなぁと考えさせらた。1番身近にいて、人生で初めて触れ合う人間は両親な訳で。でもそんな母親を好きになれないと言うのは苦しかっただろうなと思った。
青木さやかさんの文章とても読みやすかった。
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母親との確執で沢山の苦労や哀しみを背負ってこられたことを知り、胸が締め付けられた。青木さやかさんの健気な精神力の強さは本物だ。淡々とした文章に彼女の魅力が詰まった共感できる一冊です。
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何故この本を読むことになったのか。
たまたま10年続けた仕事に行き詰まり、
同じく10年勤めた会社を去ろうかと悩んでいた。
やりたい事もなく生きる気力も無さすぎて、
占い頼みで何か次の目的地をもらえないかとゲッターズ飯田をTwitterで調べていたら、来場者の中から抽選で占ってくれるという開運ライブなるイベントを見つけたのだ。
そしてそれがたまたま青木さやか「母」大ヒット記念のトークライブでもあった、という謎のいきさつ。
そんなこんなでこの本の存在も知らなければ興味もなかったのに、
ライブ終わりで本を購入してしまっていた。
(併せてゲッターズの占い本も購入。占いは昔から好きだが何気に占い本を買うのは人生初だった。それぐらい行き詰まっている、気がした)
とにもかくにも青木さやかという人間に俄然興味が湧くライブだったのだ。
ライブの中で
「この人変わったんですよ」
「私は変わったんですよ」
と。
確かにステージに出て来た瞬間から、
陽の気がすごい。2人とも。
人は変われるだろうか?
変われるのかもしれないが私も変われるだろうか?
という根暗な考えの自分には光明だった。
一両日を経て、読んでみた。
読書慣れしていない人間でもツルっと読めた。
青木さんご自身がなかなかに破天荒なお方ですごいなこの人、という感じなのだがなんかこう、
とにかく愛に飢えていたんだなと。
タイトル通り、青木さんのお母様との確執が青木さん目線で、青木さんの人生を通した目線で書かれているのだが、
はっきり言ってそこまで「極悪人ですね!あなたのお母さん…!」とはならない。
他人から見ると青木さんのお母さんはたしかに厳しい人ではあったのだろうがまぁ、よくある話と言えばそうだしもっとひどい母親はたくさんいる。
だけどこれもよくある話で、どう酷いかなんてのは当人にしかわからないものでもある。
比較は意味を成さない。
とにかく青木さんにとっては、
幼少期に絶対的な存在だったお母様
そんなお母様に応えることが青木さんにとっての唯一の正しさ・愛・繋がり
なのにそんなお母様に教えられて来たことを覆すようなことを、お母様自らが選ぶ(離婚、そして別の男性を選んだこと)
強烈な裏切りとして青木さんに刻まれる
(今までのことはなんだったのか)
愛とはなんぞや。
個人的にはそんなに親に愛されている気は、しない。
からよくわからない。
親とは三ヶ月に一度事務的な連絡ぐらいしかしないレベルだし、なんだか上部をなぞるような誕生日を祝う言葉を述べ合うぐらいだ。
愛されてるのかを置いておいても、自分自身も親を愛しているのかよくわからない。
だから青木さんの、お母様への執着とも思える嫌悪感や苛立ちは、愛だなあと思う。(これも勝手な話だと思うが)
親子の関係性に振���回されているなんて、なんて愛だろう。
愛したいのに愛せない。
愛されたい。
愛されるよりも愛したい。
なんかもう青木さんはお母さんでいっぱいいっぱいなのだ。
最終的には幼少期の青木さん親子にも良いこと、愛情でしかないこともたくさんあったのにそれらがすっかり裏切りで上塗りされてしまうのだが、
青木さんが自分の人生を歩み、結婚、出産、離婚、病気を乗り越えていく中で、自分自身が母になる中で気がついていく。(たぶん)
まさに親の心子知らず、な話。
親になったからこそわかったり、
それこそ癌になった人が全ての癌患者の気持ちがわかるわけではないのだが、
それでも経験によって汲み取れることは多くなる。
青木さん自信が母になり、自身の母に対しての理解を深めるのは自然なことな気がする。
(少なくとも20年ほど自分よりも経験値がある親の心に迫るには、同じフェーズに辿り着くしかないのかもしれない)
親子の理解とは思ったより時間を要するもののようだ。
というか親子かどうか以前に、近いからこそ不器用になってしまうような節が人にはあると思う。
信じているからこそ一度の過ちを許せないこともある。
固執して引きずる。
大事だから、信じているから、信じたくないことがある。
すぐには許したくないから敢えて拗らせてしまう節もあると思う。
素直になるとは如何に難しいことか。
もしかしたら愛されている自信があればそこまで拗れないのかもしれないが、
その自信が持てない人間もたくさんいる。
自信を持つにはどうしたら良いのか。
それとは違う文脈だが、青木さんは不安がなくなればもう少し人生素直に、楽しく生きていける気がすると記している。
同感だ。
不安は自信を無くすのだ。
青木さんが人生の中でたくさんの人から何かを感じ取ってお母様との確執を取り除いたように、
色々な人に出会って、狭い世界(思考)から飛び出したいと思った。
自信がない人間は、わざわざ自分で勝手に不安になっている節も大いにある気がするから。
邪念多すぎ。苦笑
素直に、シンプルに生きたいと思った。
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この本と出合ったのは自分の親との関係を悩んでいた時。「母」というタイトルから、手に取ったのですが。
この本、図書館で予約したのがようやく手元にとどき
よみました。10ケ月ぐらいかかったような。
自分で買おうかなと思ったのですが、ご縁があれば読めるかな~のスタンスでした。
発売されてすぐのころ、多分一年前になるのでしょうか。私自身が命にかかわる病気ではないけれど、ながく付き合う病気になってしまい、身体のことや介護や親とのかかわりで考えていたとき、書籍の広告かなにか目にしました。
青木さやかさんが手術のことを公表されたときに
ネットニュースで読んで、あのキャラクターのままのイメージですごい強い人だなと思ってました。芸人さんがあの世界で走り続けていくのは大変なんだろうな~と想像の世界でしたが。
だから、どんな子ども時代で、家族にどんな思いを持っていたのかは全く存じ上げませんでした。
とても繊細な方だなと。こんな思いをしていたのかと新鮮な思いでした。
若いころはびっくりする行動をしていたこともあったようですが、母となり、親と向き合い、娘への気持ちを大事にこれからも体を大事に活躍してほしいなと思いました。会話文が中心なのですぐに読めます。
本文で気になった部分
++++++++++++++++++++++++++++++++
母を自分の人生から追い出すことはできないということ。
憎み続けることが本当の望みではないことを。
この面倒で解決できない感情を直視するには、いまの
わたしは忙しすぎる。
一旦蓋をして入院生活に入った。
癌を患ったからといって癌になった人の気持ちをわかるなんてことはないのだ。
状況が違う年齢が違う性格が違う。過去の病気乗り越え自慢はきいちゃいられない。
いま病気の人の気持ちは、いま病気の人にしかわからないのだ。
人間の想像力は、幸せな世界へ飛んでいけるのだな。
親になって気づいたことがある。自分を大切にしていないわたしには、自分の一番大切な存在である娘を、大切にするのがとても難しいのだ。
わたしは、わたしを、いつも傷つける。
娘を愛して受け入れるには、まずは自分自身を愛して受け入れるのが先だと気づいた。
それに気づけたのはママ友という存在。
悩みを吐露する相手と言うよりは同志のように、自分と子どもと心と、いろんなものと向き合っている姿をみせてくれた。たまたま知り合ったママ友たちは、誰だって初めての経験である親として、もがいて笑って泣いて立ち上がる姿をみせてくれた。隣にそんな同志がいることは、勇気になった。
みんな、いろいろ、あるわけで。多分。
わたしは少し学んだ。こわいのは、病気というより、これからどうなるのか、という不安である。
病気のことを考えない瞬間こそ、笑える時間であり、それが未来に繋がっていく。
不安は不満にかわり、いつしか負の感情が、わたしとわたちの大切な人たちを巻き込んでいく。
どうすれば不安を持たない自分になれるのだろうか。いつか誰にでも訪れる、さよならの日まで、安心感の中、笑って過ごしたて���たい。
自分に問う。
さあ、どう生きていく?
「死んでもできる親孝行」
親は子どもが人に迷惑をかけずに楽しく笑いながら生きてくれることを願っている。
もしわたしが死んだら、娘にはわたしを思い出して涙するより、彼女の人生を楽しんで笑っていてほしい。
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母との関係が悪いので、時々ネット上で読めた青木さんの文章が気になり手に取りました。
読みやすい文章であっという間に読了。
私はまだ母との関係を修復できずにいる。
自分の娘とはこういう関係になりたくないと、ずっと思っている。
私もいつか母と仲直りできる日が来るだろうか。
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「生きるしかないなら、この生き方が精一杯だ。
憎んでいたんじゃない、愛されたかった。」
帯のこの言葉に惹かれて、手にした青木さやかさんの『母』は、想像以上に素晴らしいものでした。
素朴な文章の温かさとリアリティが、読む者の心に抵抗なく入ってきます。嘘偽りのないピュアな一人の女性の葛藤・再生の物語と私は受け取りました。
「子どもを育てていく過程で、わたしは学んでいく。個性。自己肯定。共生。」「娘を愛して受け入れるには、まずは自分自身を愛して受け入れるのが先だと気づいた。」
未熟な親も子も、時間をかけて学びながら共に成長していく。それで良いのだと想います。私自身、子育てをしていく中で、親の苦悩・愛を知りました。
そして、本書ラストの母・娘への想いと娘との会話がとても素敵でした。温かい大粒の涙を私にくれました。ありがとう。
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青木さやかさんが、母親と確実があったということと
自分自身を肯定出来ないということが
自分なりと重なって、読み始めた。
話が途中で飛ぶので、ん?と思うこともあったけど。
まあ、自叙伝ではないから、そうなのかも。
自分ご自分にオッケーを出さないと、どうしようもない。
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芸能界で成功していた姿しか知らず、内ではこんなにもがいていたのかと驚いた。母との確執、パチンコに溺れる日々など綴られていて、共感できない所もあった。でも飾らない姿をさらけ出していて、強い人だと感じた。
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読みやすく面白く、どんどん読んでしまった。
さやかさんの気持ちは分かりようがないけど、実際のやり取りが目に浮かんできて、私には、母と仲良し、というより現実的に思える。
良くも悪くも印象的、きっとこの後も私は読み続けるだろう。