紙の本
文様の背景が分かる!
2020/06/25 22:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベルリナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文様の由来や歴史が分かってとてもいい本ですが、肝心の文様などのイラストが画像が少しゆるいスタイルなのでしっかり形が知りたい人はこの本で背景を知りつつ、別の図柄がしっかり掲載されたものと併読することをお勧めします。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の伝統的な文様をたくさん見ることができました。風呂敷などにもよく使われているので、案外身近な気がします。
紙の本
伝統文様
2019/06/27 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
伝統文様で開運できるかどうかはその人次第でしょうけれど、「これはお祝いの模様」「安全祈願」等、知っておくと楽しめます。
投稿元:
レビューを見る
着物の柄などに見られる日本の伝統文様について、これまできちんと知りませんでしたが、こうも種類豊富なものとは知りませんでした。
着物どころではなく、文字のない縄文時代から、脈々と語り継がれ、発展してきたさまざまな文様。
時代を経るにつれ、社会の潮流に沿って、特徴的なデザインのものが生まれてきたのも分かります。
宮廷のもの、武士のもの、茶道によるもの、庶民のものなど、使う人の背景によって、いろいろな種類に分かれているものだと知りました。
また、モチーフも限りなくあり、植物や縞、格子に四角という一般的なものの他に、動物、乗り物、風景などが柄になっていることに驚きました。
また、宗教と切り離せないもので、初書の祈りの内容によって、また違う柄が生み出されてきたとも知りました。
五穀豊穣、神仏加護、天下太平、疫病退散、開運招福、商売繁盛など、それぞれにモチーフが違うのです。
それぞれのモチーフが意味するものが挙げられており、興味深く読みました。
犬は、聴覚と嗅覚が発達し小さな物音にも気づくことから、魔を遠ざけるとされ、神社では狛犬の形にされているそうです。
また、屋号は、武士以外は名字をもつことが許されなかった時代に、苗字に変わるものとされた通称なんだそうです。
それで歌舞伎では、苗字を持つようになった今でも、当時の名残で「成田屋」「音羽屋」と、屋号を呼ぶんだそうです。
数に由来したものもありました。
まとめられたものを読むと、どの文様も、日本文化と分かちがたく生まれ育ってきたものだということがよく解ります。
無限にあるのではないかと思えます。
斬新なモチーフにしても、やはりどこか懐かしさを感じるのは、日本ならではのデザインだからでしょうか。
最後に、御利益のある縁起物が紹介されていました。
門松やひな人形など、伝統的なものがあるかとおもえば、箒や箸など、日常的に使われるものまで、縁起ものだとわかってビックリ。
身の回りのすべてのものが、縁起ものなのではないかと思えます。
日本人が守ってきた文様の数々の多さに圧倒され、それぞれの持つ意味合いと縁起の意味を知り、多種多様な無限のデザインに幻惑されました。
投稿元:
レビューを見る
ちょっとデザイン描く必要あって、勉強のために読み始めました。
知りませんでした。こんなに奥が深いとは。いろいろ意味があったのです。花ひとつ、鳥一羽、波模様にも。
投稿元:
レビューを見る
文様の縁起担ぎをまとめて読みたかったので買いました。
分かり易かったのでよかったです。
文様についての歴史、文様の種類、願いから生まれた文様の種類、
それぞれに分れていました。
第一章:和のかたち事始めー歴史の流れに見る和文様
第二章:和文様の種類とかたち
第三章:古の祈りから生まれた文様
第四章:人々の願いから生まれた文様
第五章:和文化が生み育てた文様
第六章:開運!御利益のある縁起小物
投稿元:
レビューを見る
古く、また今だからこそ新しい美しさを感じる伝統文様。様々な文様にはそれぞれ意味や願いがあり、その広さ深さに夢中になりました。時代ごとの移り変わりやご利益(願い)ごとなどに分けられた章や説明も程よく、3色刷りでも多種多様に綺麗な意匠に夢中になりました。資料としてもいいです。
巻末には演技小物で門松や照照坊主、鳩笛や宇佐飴などいろいろなものが紹介されています。意外と「家にある置物はこんな意味だったのか」という発見があるかもしれません。鮭を喰べてる熊に、こんな縁起物の意味があるなんて知らなかった!