残響 警視庁監察ファイル3
2021/12/11 17:46
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投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁監察ファイル 3作目
一作目からの完結編にあたる作品。
それぞれ登場人物達の残響。
互助会に迫りつつも、あと一歩のところで追いつけず後手に回る捜査。
後半につれハラハラドキドキの展開。
面白かった。
登場人物も魅力的で、シリーズ化してほしい作品です。
「警視庁監察ファイル」シリーズ
2021/09/25 09:50
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「警視庁監察ファイル」シリーズの3作目にして、第1部の完結篇という位置付けでしょうか。第1作は佐良中心でしたが、第2作では皆口、本作では能馬・須賀の活躍も目立ち、物語の奥行きが拡がりますね。正義や使命、警察としての矜持…様々なことに思いを巡らせながら読み終えました。ケガ人が多く痛々しくもありますが、シリーズの継続に期待します。
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「密告はうたう」「ブラックリスト」と来てこの本で斎藤刑事の殺害の謎がはれるのだが、今一つしっくりこなかった。シリーズ物にある一作目からだんだんすぼんでいく宿命の由縁か。
とはいうものの、「後頭部からスーッと意識が遠のいていく」佐良氏の結末で安堵した。
ドラマ化されると言うが、トキオの彼は嫌いなので見る事はないな。
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「密告はうたう」「ブラックリスト」に続く警視庁監察ファイル3作目。「ブラックリスト」を読んでおらず脈絡に理解困難な箇所もあったが、いつもながらの確りとした伊兼作品を堪能させてもらった。「密告はうたう」もそうだったが、人物描写の余白が狭すぎて、どの人物も人間味が薄い(まあ描かれているのが公安や監察だからこれでいいのかもしれないが)ので感情移入しにくい面はある。少し違う題材や設定の伊兼作品も読んでみたいなあ。
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途中まですごく面白かったけど、信条が長々と書かれ、予想はしてたけど、何だか最後は重かった。
女子にはちょっとキツイ、重いかも?
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現実にはありえない壮大な構想。いくらなんでも、そこまではと思いつつ、細かな現実的なやり取りに興奮して一気に読了。ただシリーズモノは記憶をたぐるのが辛くなってきた。
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シリーズ3作目と云うか、3部作の最終巻。完全につながった話なので、上中下って分けた方が良かったのでは。この巻はやはり前2作を読んでないと全体を分かってもらえないわ。まあ、1作目の事件自体は特に関連しないが、最後まで謎で残った部分がようやく解明される。2作目は完全に繋ぎ。でも、正直、ほとんで3作を続けて読んだにも関わらず分かり難いところはあるのはちょっとマイナス。先日(2021年9月)にWOWOWで放送されていた1作目が終わったが、2作目に、この3作目も是非やって欲しいものだ
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135どんな小説を読んでも公安っていうのは陰湿で救いようのない組織やねえ。国を守ることと国民を守ることはイコールであってほしいね。見えないところでの成果もきっとあると思いたい。
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シリーズ3作目で完結編。
1作目からの謎や伏線も回収される。というかそのために書かれたようにみえる。
結末を知れば、仲間のためにその身を犠牲にする須賀はなんとも気の毒だ。
上の地位に立った者の自己肯定感や勘違いは、民間か官僚かに関わらず共通だろう。
まさに「裸の王様」の所以か。
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「密告はうたう」で始まった事件がついに全容解明。
2年前警視庁捜査一課の刑事だった佐良は後輩の刑事とともに現場に赴きそこで後輩の斎藤が撃たれて死んだ。斎藤は極秘裏に公安の外事絡みの任務についていたらしいが公安の事案のため詳細がわからない。同じく現場にいた斎藤の婚約者・皆口と佐良は何か事実解明に繋がることが見つからないかと,本業の監察業務の傍ら諦めずに調べている。
そんな中,現役警察官による互助会なる謎の組織が法で裁けない罪人を独自に処罰しているらしいという噂が。佐良らは互助会の実態解明に動くが,それがどうも斎藤の事件とも関係があるらしい。
話はどんどん警察の幹部の関与の疑いにまで及び,そこに全国民を巻き込む恐るべき企てが明らかになっていく。
事件のキーマンたちの思惑が複雑すぎて分かりにくい。
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3.8
人事一課監察シリーズの3作目
警察内に存在するとされる私刑グループ互助会を調査する監察。やがて警察の大物が殺され、事件を捜査するうちに過去のシリーズの本当の事実が明らかになっていく。
少し強引なきらいもあるが、公安も絡んだ少し複雑な内容で好きなタイプの小説であった。
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1と2を読まずにいきなり3を読んでしまったので、解らないことだらけな上に、登場人物の思いや描写がくどくて読むのがつらかった。近い内に1と2を読もうと思うけど結末を知っちゃったからな?
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「残響 警視庁監察ファイル」Amazonオーディブルで聴いた。
ギスギスした警察小説を求めて1作目を聴き始め、前半はギスギスしていてとても良かったけど、後半はベタベタして残念で、2作目はもったりしていてあまり面白くなく、期待値下げつつ聴いた3作目はわりと良かった。
途中、話が複雑でよくわからなくなって聞き直したりした。
ギスギス感はあんまり…。
主人公が幼馴染の弁護士のところで遺言を作るときに、弁護士がパソコンで打ってて、いや、自筆証書遺言なら本文は手書きしなきゃ…と思ったり、主人公が死にかけたとき、遺書を作っておいて良かった、と考えてて、いや、遺書じゃなくて遺言…と思ったり。
中西離脱、中盤で須賀も離脱で残念だった。
能馬のキャラが好きだったので、もっと活躍を見たかったな!
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ラスボスが幽白の仙水忍みたいでめちゃくちゃ強い。
須賀、皆口、毛利とキャラの色が濃くなってきて嬉しい。
チームプレーで激アツ。
最後のページでニヤリ。
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警視庁監察シリーズ第3弾。未解決の刑事殺害事件の真相が暴かれる。警察内のの私刑集団「互助会」の全貌が明かされ公安の闇が晒される。前々作からの伏線も回収され面白かった。シリーズの中で一番面白く読んだ。3部で完結らいいので残念。面白いシリーズだった。