電子書籍
ステキな家族
2021/08/06 14:38
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
3分の1くらいは、今までのヤマザキマリさんの本にあるエピソードですが、デルス君中心の記述になっているので、興味深いです。家族の間の適度な距離感がとてもいいです。
電子書籍
面白かった
2022/08/15 20:17
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投稿者:けろろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中に住んで色々な経験をされてとても私には真似できないと純粋に尊敬してしまいました。エピソードはどれも面白く読み物として楽しめました。最後のデルスさんの本音も良かったです。
紙の本
面白かったです
2022/03/14 11:43
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
テルマエ・ロマエの著者が一人息子について綴ったエッセイ本です。時系列は全くの無視で、思いつくままに綴られた息子との思い出でがどれも微笑ましくも楽しい一冊です。ただ破天荒過ぎて、自分の人生の糧にはならないだろうなと思いました。
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社会のどこにも属さない時間が人生でほんの少しも許されない生き方って、いったいどうなの
デルスくんの言葉。
ヤマザキマリさんとともに、いろんな世界をみて、
良くないことも良いこともまるごとみて、
忍耐強くて、賢くて、優しい人に育ったんやな。
他人が型にハマっていると安心して、はみ出すと許さないのって、息苦しいよね。
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読みながら何度も目頭が熱くなりました。
中でも第4話は嘘みたいな感動的なラストで、特に好きなエピソードです。
ヤマザキマリさんは作品とともに、ご自身の破天荒とも言えるワールドワイドな暮らし方も有名な方ですが、そんな破天荒なヤマザキさんが息子のデルス君をどのような決意で生み、どんな風に育てて来たのかを綴ったエッセイです。
イタリア、北海道、シリア、ポルトガル、シカゴなど、世界中を転々と引越しながら、その都度言葉を覚え、知らない文化と人々の中に混じって成長してきたヤマザキさん親子。
母、マリさんの行動はパワフルで潔くて、子どもにとってはきっと本当に理不尽。でもその愛情も不安も心配も、普通のお母さんと何ら変わらないのだなぁということが、読んでいるとよく分かります。
そして親子であっても互いの心のうちまでは理解し得ないのだなということが、デルス君のあとがきからしっかりとわかるのです。
それにしても息子が「私は、これから先も、たったひとりきりになったとしても、世界の何処であろうと生きていけるだろう」と言えるだけの人間になったらもう、親としては本当に言うことないな。
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破天荒なお母さんの愛情溢れる息子物語。感動しました。子育てに挑む心意気も参考になります。読み返したい本
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妊娠をきっかけに、17歳から11年間イタリアで一緒に暮らしていた男性と別れ、日本に戻ってきたヤマザキマリの、息子と過ごした日々。突然の旅行や引っ越し(しかも世界規模の!)、息子と14歳しか違わない若いイタリア人男性との結婚などに振り回される息子、大丈夫か?と思ったが、息子への信頼と愛情はしっかりあって、それがあれば子育てはなんとでもなるのだなと感じた。最後に息子のデルスが書いた文章があって、言っても無駄だと思って言わなかっただけで結構大変な思いをしていたんだな。それはそうだよな…と、少し気の毒になったが、「たったひとりきりになったとしても、世界の何処であろうと生きていけるだろう。」という言葉に、子育ての最終目的地を教えられた気がした。
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ヤマザキマリさんは、これまでも家族のことをたくさん本に書いてこられていた。今回はついに息子さんの話。と言っても他の方々のエピソードもある。
彼女から見た、彼女の思う息子デルス君の話だったけど、この本で1番心打たれたのは最後の、デルス君本人が書いたあとがきだった。
親目線の内容とは正反対。実は当時は苦しかった、辛かったという感情が書かれてある。ただ、それを経験した今だから、それも含めて今の自分があり、受け入れていて母であるヤマザキマリさんに感謝をしている。
良くも悪くも、子供は親の生活や考えに振り回される。何が正解かわからないけれど、当時を振り返り、今感謝している親子関係は素敵だと思う。
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いつどんな時もムスコの味方! 生きる自由を謳歌せよ! 母になり、海外を渡り歩き息子と暮らした日々を描く、ヤマザキマリ流子育て放浪記。ムスコが綴った「ハハ物語」も収録。『小説幻冬』連載に書き下ろしを加えて書籍化。
カテゴリに疑問はあるけれど。
すごい親子関係だと思う。半分うらやましく半分怖くもあり。でも素敵な親子関係だと思う。
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世界引っ越しを繰り返しながら子育てをする漫画家、ヤマザキマリさんの視点で語られる家族の物語。
既存の概念に当てはめてしまおうとする人間のサガは理解しつつも、この社会にムスコや、自分が適応していくためにがむしゃらに生活していく姿。その中で、練り上げ、磨き固められた言葉の数々。
共感で頷き、驚きで目を見開く一冊だった。
ムスコのデルスが出会ってきたたくさんの人・動物の中で一番印象に残るのが、シリアで出会った運転手のナシーブ。
シリア紛争の影響で連絡もつかなくなってしまった中で、デルスが呟く「この国って、いつかまた行くことってできるんだろうか」という言葉が、どこか切なく悔しく心に留まった。
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ヤマザキマリさんの話を聞いたり、読んだりして思うのはいつも「かっけー!」の一言。
仕事で訪れた場所には息子さんを連れて行き感動を分かち合ったり、引越し先で悩む息子さんの為に、お友達を招いて誕生日パーティーを開き、きっかけ作りをしたり、普通の人ではできない、しないような事は、もちろん、普通のお母さんみたいなこともしっかりやってきてらっしゃることを知った。
わたしは、娘が二十歳位になった時、この本と同じくらいのボリュームの家族のエピソードを持てるだろうか?持ちたいな。
地球に愛されるようにと名付けられたデルス君には、おかあさんに負けない位かっこいいパートナーを見つけて欲しいとか思ったけど、余計なお世話だわね、まったく。
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今までのエッセイなどでも、息子さんがちょこちょこ出ていたので、マリさんの母性と父性?再確認することとなる。
私も著者ほどではないにしても、似たようなものだし共感する部分が大きかった。こどもは意外に子供のころから親を冷静に見ているのだと実感。
多言語を操り、いろいろな人や社会に出会える環境にある家族を羨ましく思う。
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どことなく「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」に被る。デルスさんの「ハハ物語」が良かった。母親に振り回されて、でもそんな母親が好きで…親子って切っても切れないしそんなもんなのかも。
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家族とはこうあるべき、というものがないので読んでいて気持ちが楽になります。
デルス君によるハハ物語も良かったです。
初めてヤマザキマリさんの作品を読むので他の作品も読んでみたくなりました。
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健全な親子の距離感
地球の一員
同じ価値観を持てる関係
目線を高く、視野を広く持つことについて考えさせられた。