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紙の本
シラユキ姫といえば・・・林檎?
2021/10/15 05:16
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
前作が良かったので、逆に買うのをためらった作品
どうしようかなぁと迷いに迷ったのですが
「迷ったら読む」が信条なので手にとりました。
前作では未来は最後まで書かれているのですが
今回はその途中のお話
(なので続編というにはちょっと違う気もするのですが)
文章自体が前回より読みやすくなっている気もします。
もちろん前作読んでから読んでください。
悪の(元)宰相アンドリムと騎士団長ヨルガは
すでに番になっておりますし、
パルセミス王国騒動は決着してからの続き
前作で数行さらりと書かれていた部分が1冊になってました。
(ジュリエッタのみの解呪の件について)
話の謎解きが
アンドリムのちろちろ見える悪意と企んでるだろうおまえ的な部分と
二人のいちゃいちゃ(執着)な糖度高めな部分の両方が
バランス良く楽しめて良かったです。
というか、アンドリムがもう人目をはばからずいちゃいちゃ見せつけるし
ヨシュガは「ここでかー」みたいな感じだし・・・・
まあお互いがお互いに執着していているので
「仲良きことは美しきかな」ですか・・・。
転生もののいいとこ取りかもーって感じではありますが、
まあそれもアンドリムという男なので許容
前回の脇たち(息子たち&その他)もちらちらでてきたり
と楽しませてもらえたし。
ヒノエ人々はまあかなり大変だったでしょうが
(八岐大蛇の呪いを受けている国なので和風名
なのにカタカナでさらにたくさん出てきたので
若干混乱しました←カタカナ苦手なので)
リサルサロスの王と将軍にはアンドリムの差配は幸いだったのではないかと
思ったりして。
この作品はアンドリムが正義を振りかざしたりしないところがやっぱり魅力です。
彼の行動原理はあくまでも自己の利益や都合によるところなのが
今回も徹底していて好ましい
(パルセミス王国のためにはなっているけど・・・
そこじゃないみたいな)
わかっていたけれど最後の台詞には身震いしてしまいました。
シラユキの名前とタイトルがきちんと輪になって、すっきりです。
1巻でさらりと書かれていた解呪については
ここで決着したのかーってしみじみしてしまいました。
(その後も知っているだけにヨルガの気持ちも切なく思う)
今回みたいに1巻のそれからの章でさらりと書かれていた
アンドリムとヨルガの冒険(←ではないけど)がまた書かれるのかなぁ
今度は迷いなく手に取れるかと。
余談ですが・・・
清廉潔白とヨルガが称されるたびになんだかむずむずした気分になるのは
仕方ないですよね!
電子書籍
悪はやっぱり悪
2021/08/23 18:15
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が凄く良かっただけに元悪の宰相・アンドリムがヨルガを番に持ち、落ち着いて優しくなって期待外れになるのかと心配したけれど、そんなこと無いので安心して読めます(笑)
あくどく冷酷に人の弱点を突くアンドリムが番のヨルガにだけは演技ではなく可愛い面を見せエチシーンも沢山です。
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