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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.2

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2021/11/14 12:13

楽しかった

投稿者:op0209 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネアはイギリス(?名言されてないから予測だけど)からの異世界転移者。
日本からの転移じゃないせいか、ハイファンタジー感が損なわれないので良かった。

高位の魔物に対してもけっこうぞんざいな扱いしたり、王子にも遠慮ない感じのネアの性格は読んでて楽しかった。

巻末に次巻予告があったり、他の方のレビューとかあらすじとか読むと長く続く話なのかな??って思うのですが、
1巻は最初の仕事が終わったところのキリ良い感じで終わります。

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低い評価の役に立ったレビュー

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2021/11/14 23:25

とても個性の強い御伽噺の「ガイドブック」

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
web版既読。
魔物や精霊、妖精といった人外のものたちが蔓延る世界で、魔物が好む歌と命を捧げて契約する歌乞いになった異世界人ネア。
ネアが唯一契約できた魔物は白いほど強い人外の中でも真っ白なのに最弱の「薬の魔物」を自称する変わり者だった。

あとがき記載の通り桜瀬先生が描く作品に共通している独自世界観の「ガイドブック」のような作品で、人外達の習慣や習性、生態などよく考えつくなぁと思うほど。
まさに御伽噺の世界のガイドブック。
この世界観は好きなのだが、当時挫折した理由も同時に思い出してしまって暗鬱な気持ちに。

まず、成人済みとは思えないほど幼稚な言動と行動を繰り返すヒロインと、そんなヒロインをひたすら溺愛して甘やかすイケメン人外達という構図を楽しめなければ向かない。
この先特定ヒーロー(ディノ)がいるにも関わらず逆ハーのような状態になるし、彼らの求愛を無知鈍感という設定を盾に拒まないので苦手な人は注意。

そしてこの作品の前日譚にあたる「ジョーンズワースの魔術師と雪白の歌姫」という作品があるのだが、薬の魔物を憂いなく楽しみたいならこちらの前日譚は読んではいけない。
「ジョーンズワースの魔術師と雪白の歌姫」はネアの両親の話で、家系的に呪われた二人の幼馴染が、この独自世界を経由することで呪いに打ち勝っていく非常に切なくて萌える話なのだが、あれだけの苦難を乗り越えた二人がネアを残したまま若くして亡くなるのかと思うと絶望しかないので……。

しかしこの「薬の魔物」がガイドブック扱いされている通り、だいたいの人外の生態はこちらで紹介されて、作者が描く共通世界では既出事項扱いであまり説明されないという不親切設計もあったりするので読まないわけにもいかないという。
キャラが合わなそうな人は覚悟して読んで欲しい。
世界観は文句なしに魅力的だ。

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9 件中 1 件~ 9 件を表示

電子書籍

楽しかった

2021/11/14 12:13

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:op0209 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネアはイギリス(?名言されてないから予測だけど)からの異世界転移者。
日本からの転移じゃないせいか、ハイファンタジー感が損なわれないので良かった。

高位の魔物に対してもけっこうぞんざいな扱いしたり、王子にも遠慮ない感じのネアの性格は読んでて楽しかった。

巻末に次巻予告があったり、他の方のレビューとかあらすじとか読むと長く続く話なのかな??って思うのですが、
1巻は最初の仕事が終わったところのキリ良い感じで終わります。

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紙の本

ナルニアとかハリポタとか

2022/05/29 10:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者こだわりの世界観が素晴らしく魅力。是非映像で観たい。英国ファンタジー好きならお勧め。あと私もその朝食を食べたいです。飯テロ。主人公の口調は面白いが、脇役達の方が好きです。

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電子書籍

とても個性の強い御伽噺の「ガイドブック」

2021/11/14 23:25

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
web版既読。
魔物や精霊、妖精といった人外のものたちが蔓延る世界で、魔物が好む歌と命を捧げて契約する歌乞いになった異世界人ネア。
ネアが唯一契約できた魔物は白いほど強い人外の中でも真っ白なのに最弱の「薬の魔物」を自称する変わり者だった。

あとがき記載の通り桜瀬先生が描く作品に共通している独自世界観の「ガイドブック」のような作品で、人外達の習慣や習性、生態などよく考えつくなぁと思うほど。
まさに御伽噺の世界のガイドブック。
この世界観は好きなのだが、当時挫折した理由も同時に思い出してしまって暗鬱な気持ちに。

まず、成人済みとは思えないほど幼稚な言動と行動を繰り返すヒロインと、そんなヒロインをひたすら溺愛して甘やかすイケメン人外達という構図を楽しめなければ向かない。
この先特定ヒーロー(ディノ)がいるにも関わらず逆ハーのような状態になるし、彼らの求愛を無知鈍感という設定を盾に拒まないので苦手な人は注意。

そしてこの作品の前日譚にあたる「ジョーンズワースの魔術師と雪白の歌姫」という作品があるのだが、薬の魔物を憂いなく楽しみたいならこちらの前日譚は読んではいけない。
「ジョーンズワースの魔術師と雪白の歌姫」はネアの両親の話で、家系的に呪われた二人の幼馴染が、この独自世界を経由することで呪いに打ち勝っていく非常に切なくて萌える話なのだが、あれだけの苦難を乗り越えた二人がネアを残したまま若くして亡くなるのかと思うと絶望しかないので……。

しかしこの「薬の魔物」がガイドブック扱いされている通り、だいたいの人外の生態はこちらで紹介されて、作者が描く共通世界では既出事項扱いであまり説明されないという不親切設計もあったりするので読まないわけにもいかないという。
キャラが合わなそうな人は覚悟して読んで欲しい。
世界観は文句なしに魅力的だ。

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2021/09/17 09:44

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2021/08/21 17:21

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2022/06/08 17:32

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2022/11/26 12:53

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2023/02/01 21:43

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2023/05/26 15:02

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