紙の本
よくわかる文楽バイブル
2015/08/24 14:03
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あるばとろす - この投稿者のレビュー一覧を見る
人形浄瑠璃を初めてご覧になるかたには必読の書と言っても過言ではないと思います。(常連のかたにもオススメですが)
これまで何度か、人形浄瑠璃を鑑賞しましたが、いずれのときも睡魔との闘いでした。もっと早くにこの作品と出会っていたら…
その道の研究者張りの解説でありながら、素人が読んでも分かり易く説明がなされており、しをん節満載の作品です。
『仏果を得ず』とセットでお読みになるとさらに面白さが倍増すると思います。
紙の本
文楽に興味を覚えました。
2021/04/21 13:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦さんの本は、『風が強く吹いている』『神去なあなあ日常』『舟を編む』の3冊を読んだだけです。
いちばん面白かったのは『風が強く吹いている』でした。
さて、エッセイとなると、どうなんだろう。それも、文楽は私にとって未知の分野です。
しかし、幸い歌舞伎の知識が少しあったせいか、行ったことのある京都南座の雰囲気もわかり、文楽がおぼろげながら掴めてきました。
三浦さんの楽しい書きっぷりと、違っていたり不十分だったりしたのがわかればサッと謝る気持ちよさに惹かれ、ぐいぐい読めました。
コロナ禍が収まれば、ぜひ文楽鑑賞に足を運びたいです。
紙の本
興味がわきました
2017/11/28 10:34
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
知らないことだらけだったことに気づいたとともに、彼女のフレンドリーな紹介に文楽や歌舞伎、落語に興味がわきました。素敵な入門書だと思います。
紙の本
文楽を観に行ってきます!
2017/01/31 00:43
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投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦しをんさんのエッセイが大好きです。(今回は解説書でしょうか…?)
しをんさんに感化されて、いつも私の趣味も増えていきます。
今度文楽を観に行ってきます。(私影響を受けやすいんです、いろんなことから…)
しっかりこの本を読み込んで、予習して行ってきます。楽しみです。…寝てしまいそうな気もしますが。
紙の本
三浦しをん先生の目を通して
2017/01/29 18:20
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家の目で文楽を、その美しさを見つめる一冊。文楽の美に陶然としつつ、しをん先生はツッコミを忘れない所が好きです。
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すごーくすごーく面白かった!文楽がそれほどツッコミどころ満載だなんて知らなかった!文楽の魅力がすっごく伝わってきた!しをんさんのミーハーっぷりもかわいい♪絶対文楽観に行くゾ!しをんさんありがとう!
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とっつきにくいイメージだった古典芸能を身近なものとして噛み砕いて書いてくれている感じ。演者さんの人柄まで描いていて親しみ深し。謙譲の美徳、独立独歩の気風。うーん、すてきです。
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筆者ならではの徹底した文楽調査で、文楽の裏話も満載。素人の私も筆者を通して文楽ワールドを楽しめ、文楽の公演を観に行きたくなった。今から期待十分で、文楽にはまりそうな予感。初めての文楽鑑賞の前にこの本を読めてよかった。分かりやすく、面白い文楽解説本だった。
今まで文楽にはあまり興味がなかったが、大学の授業の関係で文楽の公演に行くことになり、予習のつもりで読んでみた。しかし、単なる予習ではすまなくなりそうだ。
出版時期が前後してしまったが、これから『仏果を得ず』を読む。
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文楽は見る機会がなくて、今まで見たことがなかった。
この本を読んで、今にでも文楽のチケットを予約しなくてはという気持ちになってしまった。
三浦しをんさんの文楽を好きな気持ちがあふれまくっていて、こんな面白いものなら、是非みなくては。三浦しをんさんの解釈が正しいかどうかは別として、忠臣蔵や女殺油地獄など、通しで見たい!!
子どもが生まれてからというもの、歌舞伎にも行ってなかったけど、歌舞伎にも行きたいし、落語にも行きたい。
いろいろ行きたいものが増えすぎて、お金が足りなくなりそうです。
しをん先生の罪つくりー!!!
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文楽に興味はなかったが、三浦しをんのエッセイが好きなので読んでみた。三浦さんが基礎的なことを丁寧にかつ面白く教えてくれます。これまでのエッセイ同様、三浦さんの対象への深い愛が感じられます。
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文楽の入門書である。直木賞作家が書いているので、分かりやすい。こういう小生も文楽ファンである。興味深いのは、かつて文楽は庶民の身近にあり、落語のネタにもあったように、今のカラオケのごとく、素人太夫がそこいらへんに跋扈していたのだ。
もっと文楽を見に行きたいと思った次第である。
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「仏果を得ず」を読む
↓
「あやつられ~」を買う
↓
文楽を見に行っちゃう
↓
「あやつられ~」を読む←イマココ
初文楽、面白かったー!意外と敷居が高くない!文楽初心者にも易しい一冊。
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格式高いと敬遠してた伝統芸能に興味を持てました。
「こんなに文楽は面白い!」「文楽が好きだー!」という思いが詰まった一冊。
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先日読み終えた『仏果を得ず』に影響を受けて
同時期に文庫化されたこちらも読んでみました。
『仏果を得ず』と同様文楽を取り扱っている作品ではありますが、
こちらは三浦しをんさんの文楽に対するエッセイ本になっています。
『仏果を得ず』に負けず劣らず楽しくサクサク読むことができました。
何が楽しかったかというと、三浦さんの文楽に対する熱意!!
「好き好き、だーいすき!」という気持ちが各章で綴られていて、
影響されやすい私は「文楽観たい!!」ムード一色になってしまいました。笑
ド素人の私でも「文楽とは何ぞや」ということを知ることができ、
且つ「文楽のこんなところが楽しい!」と言う魅力が伝わってきます。
『仏果を得ず』でも取り扱われた演目が多く、(ほとんど被っているかな?)
作品のもっと細かいあらすじや裏側、作者・演者の意図が
噛み砕かれた文章によって紹介されているので、
敷居が高いと思われがちな「伝統芸能」もかなり身近に感じることが出来ます。
作品中にとある三味線さんのエピソードが紹介されているのですが、
そのエピソードの引用元となった作品(『文楽のこころを語る』竹本住大夫さん著)を
早速読んでいる私。。。もう充分に影響されています(^^)
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先ごろ、辞典編纂というこれまで扱われなかった世界を描いた長編小説「舟を編む」を発表した三浦しをん「あやつられ文楽鑑賞」(双葉文庫 2011<――ポプラ社 2007)を面白く読んだ。なんと言っても著者の可愛い口調・語調に笑いつつ、文楽の世界に浸れた気分を味わっただけでなく、人形・太夫・三味線という三位一体による人形浄瑠璃(世界無形文化遺産に指定された)の奥深さを垣間見させてくれた。とにかく楽しい本だ。