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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻もいい話ばかりでおもしろかった。
実力のある安定して読めるベテラン作家の作品。
魔法使いに会いたいようなこわいような。
電子書籍
基本的にはほっこり系のお話ですが
2024/05/12 18:16
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
一年の寿命と引き換えに10年間預かりものをする「十年屋」と
預けたい、隠したいものがある人々の物語。
基本的にはほっこりして終わるお話が多いのですが、アナのお話は自業自得とはいえ後味悪かったですね。
十年屋の店長やカラシもアナには辛辣な対応でした。(同じ客商売でも銭天堂の紅子さんの方が客の好き嫌いを表に出さなそうですが)
あと、「一年の寿命と引き換え」という契約が地味に怖いです。
もし寿命がちょうど一年後だったらどうなるんでしょう。そこを十年屋は把握してるのでしょうか?
この作者さんはどんな子どもむけの物語でも、何かしらの「闇」を物語に入れたいように感じます。
まあ個人的には「ほっこり」だけの物語よりは好きですが。
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十年屋さんと執事ねこカラシとのコンビにほっこり。
十年屋さんのお客さんのお話も、基本いいお話だし。
ハリマさんの話が切なくて。
でも、魔法使いさすが!良かったーーー。
人魚のお話のシェラちゃんが健気で可愛い。
一生懸命だけど、意固地ではないし。
十年屋さんに行けてよかったね。
同じく少女でも、うそつきアナは、とんでもない子で
そんな子に似つかわしいような末路が、、、
でも、あんなに小さいのに、その後、変われたかもと
思うと、ちょっと可哀想にも。。。
さて、次はどんなお客さんが登場するのか。
新キャラも活躍するかな。楽しみ♪
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大事なものを十年預ける代償として一年の寿命を渡す。ほんわりする話が多いなか、嘘つきな女の子の結末が自業自得とはいえ、こっちが落ち込む結末だった。
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一年の寿命と引き換えに何でも魔法で十年預かってくれる十年屋。相変わらず執事のカラシが出してくれるお茶とお菓子が美味しそう(*^^*)素敵な話や悲劇の話、その他いろいろなパターンがあって楽しかった♪最後には十年屋さんのある黄昏横丁二丁目に新しいお店が登場!(゜▽゜*)
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大事なものを魔法であずかる十年屋。その近所に新しいお店ができて…?「銭天堂」の作者による心あたたまる物語。
ひとから見たらがらくたでも、絶対になくしたくない、捨てられない。そんな大切なものを、十年間、魔法で預かってくれる不思議なお店「十年屋」。さて、魔法使いと執事猫のカラシのもとに、今日はどんなお客さんがやってくるでしょう――。感動の声続々! 「銭天堂」の著者がおくる新シリーズ第2巻。
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あまりにもいとおしいものだから、壊れてしまっても捨てられない。思い出が詰まっている品だからこそ、どこかに大事に保管しておきたい。意味があるもの、守りたいもの、そして遠ざけたいものを思いとともに、十年の間預かってくれる十年屋の話です。ある日、十年屋が留守で「カラシ」と、言う人間の言葉が話せる猫が、十年屋に来た人のめんどうを、見る事になりました。女の子が十年屋に来て、「人魚の形をした飴を食べないで、このままにしておきたいけどお母さんが、「早く食べないと、ベたベたになってしまって、食べれなくなってしまうよ。」と言われたから十年屋に来た」とじじょうを話した後、カラシがきれいなケーキをつくって「一緒に食べよう」と言って、ケーキを切ろうとしたから女の子が「ダメー!」カラシに言って、カラシがびっくりして、「フミァ!」と言ったところが面白かったです。
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シリーズ2作目。預けて成長する人もいれば、どうしようもないこともあるんだな。エピローグでその後が少し見られたのはうれしかった。何も預けず帰っていった女の子、素敵に成長してるのね。
最後のいろどり屋さんかわいいな〜。ぜひそっちのお話も読みたい。
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短いエピソードだが、読者に未来への希望、現実世界での取り組み方を考えさせるストーリーに続きが楽しみ。
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ちょっとおまけの4つ星
女の子には受けそうだよなあ。
そんで、私もちょっと甘くなる。
オレンジ色のしゃべる猫なんて、想像しただけでもかわいいものなあ。おまけに、その猫のしゃべりがおもしろい。
いくつかのエピソードだけれど、中に救いようのない話が1つ、確か、「十年屋1」もそうだったような。
甘いだけでは終わらせないって話かな。
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娘は怖かったらしい。
確かに一つ、怖いと子供が思うようなエピソードがあった。
でもそれも含めてよかったと感じた。
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児童書ですが、人間の夢、人生、エゴを描いていて大人でもヒヤリとしたり面白いです。十年屋さんが人の気持ちも預かる事を知り、こんなお店が本当にあったら良いなと思える作品でした。
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今回も様々なお客さんがやってきて…
せつない宝箱では、あることがきっかけで母親に心を閉ざしてしまっていた男性が母親が預けたものを十年屋に取りに行ったことで母親との距離が縮まっていったのが感動!
思いがけない預けものでは、赤ちゃんを抱えたシングルマザーの人がやってきて、最初は赤ちゃんを預けたいと言ってやってきたがでも赤ちゃん渡したくないというふうになり、子供を大事にしてるいいお母さんだなと思った!
暗い(ネガティブな)気持ちも預けられるんだと思った。
他にも嘘つきな少女や飴を預けに来ようとしたけど帰ってしまった女の子、バイオリンを預けてほしい女の子。
そして最後には、いろどり屋の登場!!照れ屋さんだけど素敵な色をつくる彼とカメレオンのコンビがいいなと思いました!
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【収録作品】プロローグ/1 愛しのバイオリン/2 せつない宝箱/3 麗しの人魚/4 悲劇の足/5 思いがけない預けもの/6 いろどりの魔法使い/エピローグ
預けたり預けなかったり。取り戻したり、そのままにしたり。ちゃんと向き合わない人にはそれなりの結果があって、道徳的なところもある。
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子どもにお気に入りの児童文学だとおすすめされて読んだ。ひとつひとつの物語が読みやすいのはもちろん、色や食べ物の表現がとても綺麗で素敵だった。