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紙の本
世界は大きな図書館であり驚異の部屋である
2022/08/24 14:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史の本か、ビジネスの本なのか。第3章では哲学、第4章では文学まで幅広い領域を横断して論を展開していく。タイトルからは想像もつかないような内容の「ブラックボックス」。永田さんは、ブラックボックスとしての「世界はリバースエンジニアリングを待っている」と主張する。ブラックボックスを開き、調べ、理解するという行為は、自身の手によるブラックボックスの生産を可能にする。「みえるようでみえない、みえないようでみえる」。その揺らめきは、まるで薄いカーテン越しにはためく初夏の光線のように、この手につかまえられたがっている。世界はブラックボックスに溢れているが、ブラックボックスを開くとき、この指先が触れるのはたったひとつの箱でしかない。部屋に積まれた本の息づかいを横目に感じながらも、この瞬間にページをめくることのできる本はたった一冊だけなのだ。
紙の本
著者の博識ぶりに脱帽しました
2021/10/23 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ブラックボックス」をテーマに、書物や貨幣(主に貨幣)の歴史を振り返り、人間はどう貨幣に関わって来たかを説いた1冊です。
様々な書物、それもたくさんの書物を引き合いに出し、的確に論じています。著者の博識ぶりが伝わる1冊です。思わず脱帽する内容でした。
ところどころに簡単な図で文章の理解を促進している点も、配慮があって良かったです。
雑学書として気軽に読むのに適した1冊です。面白かったです。
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