看護師の夜勤仕事と監禁された男の関係
2022/01/01 14:30
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
男が監禁されているシーンから始まります。そして退職日の看護師さんの夜勤の様子が同時進行で進みます。
看護師の夜勤の多忙さ、以前あった入院患者とのトラブルを思い出しつつ、苦手に感じていた師長とのやり取りを通して看護師という仕事への新たな希望など感動的なエピソードも。
一方、監禁された男性は監禁犯と死闘を繰り広げ、読者だけは犯人像が分かってきます。
無事仕事を終えた看護師さんと、急死に一生を得た男ですが、新たな展開へと。
読者は思わぬ展開に驚くのです。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖いですね……ストーカーって、ここまでするか……なにもそこまでして……退職日にこんな目にあうとは。この小説は、ドラマ仕立てで、ドラマの作り方で小説が進みます。
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ひぇー苦笑。
途中で、ん? は? ってなる感じは、イニシエーション・ラヴを彷彿させるねー。
執着って怖いし気持ち悪いな…そしてこんな男ばかりに引っかかるってのも問題なのかもしれないけれど最終的にハッピーエンドでめでたしめでたし。
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病院勤務でストーカーに付き纏われていた妻も退職するとなり、最終日を迎えた時に事件が起きる。そのストーカーに夫が監禁されていた様だが、最後の方で突然!え、どうなってるの?っという感じになり騙されてました。とても怖すぎる話でした。皆さん、是非早く読んで!
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監禁サスペンスというよりも、看護師物語の部分が大きく、なかだるみ感はすごい。ストーカーの患者と元夫が二重に監禁犯ってところもやりすぎていて気持ち悪いしそういう男を手繰り寄せるタイプの女の人なのかな?と思えなくなる。
暇つぶし読むのにはちょうどいい程度の質量。
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すごく騙された。
びっくりした。
後半は、え?どういう事?と一気読み。
すごい。
ネタバレになるので、この本を読みたい人は、ここまでで。
元患者のストーカーに、夫が監禁されたのかと思って読んでいたが、
そうではなかった。
ストーカーは1人ではない。
怖い。
ナイフを持った敵に対して、命を守るために正当な防衛をする。
戦うシーンは血が流れすぎて怖い。痛い。辛い。
しかしトリックが、それ以上に不気味。
帰宅してからの夫と由紀恵の会話にとても驚いた。
陰湿すぎて気持ち悪い。
そしてナースの皆さん本当にお疲れ様です。
看護師は大変。
3Kどころか8K。「きつい」「汚い」「危険」「休暇がとれない」「帰れない」「給料安い」「規則が厳しい」「化粧が乗らない」
そして10Kは「結婚できない」「子供産めない」が加わると言われていると書かれていた。
面白かった。一気読み。
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看護師の妻、夫、ストーカー患者の監禁される話、、
と思ったらもう一人登場人物でてきた笑
あっという間に読了!!!
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夜勤前にページを開いてしまい、あれよあれよと結局寝ずに読了。ただ言っておくが後悔はない。これは勢いで読んでしまわないといけない気がした。
三田由紀恵は病院勤務の看護師。育児に専念するため今日の夜勤で退職する。家では夫の雅之と娘の舞衣子が由紀恵の帰りを待っている。町はクリスマス。夜勤中入院している子供たちにプレゼントを配る。由紀恵は喘息もちの舞衣子が心配で、勤務中にもかかわらずスマホで連絡を取ろうとするが、一向に既読がつかない…看護師長は心配ないというが不安は消えない。由紀恵は以前、患者につきまとわれた経験がある。科を異動しても自傷して入院してくる柿沼という男…。家で由紀恵帰りを待つ夫。シチューを作って舞衣子の子守をしている。ゴミを出しに行った時に、後頭部に衝撃を受け視界は暗転した…。
これ以上はネタバレ必至なのであと読んで確かめてください。ミスリードされることを覚悟して。
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退職を決意し、クリスマスイブの夜に最後の勤務を行う看護師の由紀恵。しかしその最中、家で娘の世話をしているはずの夫と連絡が取れないことに不安を抱く。一方で、彼女の家族に迫る恐ろしい危機。娘と引き離され、自らの命の危険にさらされる父親は敢然として襲撃者に立ち向かおうとするものの、そこからとんでもない展開に……。スリルたっぷりのサスペンスです。
ひとことで言えば「ストーカーの恐怖」。怖い。怖すぎる。由紀恵の勤務する病棟に入院するために、彼が一体どれほどのことをしたのか。まさしく狂気としか言いようがないのですが。終盤で判明するあの狂気といったいどっちが恐ろしいでしょうか。
一方で看護師という激務に嫌気が差していた彼女が、自分の仕事にやりがいと誇りを再び感じていくさまは清々しく思えます。そしてそんな彼女が選んだ最後の決断も。
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クリスマスイブの夜勤を最後に退職する看護師の由紀恵。彼女の夫・雅之は自宅で一人娘の世話をしている。この2人の一人称で交互に語られる物語。タイトルと表紙からわかるが、問題は誰が誰を監禁しているのかである……と思って読み進めたが、意外とあっさり解決して拍子抜けした。が、それで終わりのはずはなく、とんでもないミスリードが仕掛けられていた。まあ面白かったんだけど、あまりにもな感がなくもない。
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すいすい読み進めることが出来る
自分の好きな展開があって良かった
今までの作品に比べるとちょっと内容が薄いかなとは思う
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監禁小説としてはちょっとぬるいような気がするけど、看護師小説としてはなかなか興味深かった。由紀恵は看護師をしながら幼い我が子の育児に限界を感じていた。夫は手伝ってくれるものの今ひとつ頼りにならない。そんなある日、子どもを夫に預けて勤務していた最中まったく夫と連絡がつかなくなる。子どもが心配。そして夫はどこへ? 「そうきたか」という感じで面白かったけど、強引さが目立つな。そして呆気ないラストにちょっと不満。愛情は大切だけど、過剰すぎる愛情というのは恐ろし。そして看護師さんの大変さに頭が下がる思いでいっぱい。
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タイトルの「監禁」…
確かに監禁されているのだが、夜勤をしている看護師の様子と交互に書かれている為なのか壮絶さとか圧倒的な迫力が少し軽減されるような気がした。
怖さより奇妙さを感じた。
気になって、気になって最後まであっという間に読めたが、ラストにえっという驚き。
なるほど騙されたな。
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「ラストで大どんでん返し」シリーズ大好物
でもちょっと期待値上げすぎたかも…
医療現場のリアルさ、生命の尊さ
と
薄暗い謎の場所で生死をかけたバトルのエグさ
が交互に展開していく
この状況の『差』という体験は、初めてだったかもしれない
最後はもっとなんかあるよね?!
最後の行にもっとひっくり返るなにかあるよね?!
とか思いながら読了した
私が一番サイコパスだった
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どんなオチが待ってるんだろうと気になって、次の日仕事にも関わらず一気に読んでしまった。意外と文章量も多くないので、2時間弱で読めた。
なるほど、勝手な思い込みって怖い。
監禁されてるのが旦那だと思ってたら、元旦那だったという(しかもかなりのサイコパス)。
あれくらい気が狂ってたから、生還できたともいえるけど。
それ以上に、働く母親・妻としての立場がかなりリアルに書いてあって、うわ〜わかると共感しまくりだった。
そして、患者の看取りのところもなぜかグサグサ刺さってきて、結構キツかった。当たり前だけど、死ぬって怖い。
最初の方に、元旦那がシチューを作るところで、「妻の身体のことを考えてルーは使わない」というくだりで、料理たまーにしかしないのにそんな事考えるの?という違和感があったが、そこがヒントだったのかなと考察。
最後は今の旦那と再構築できて、晴れて2人目も妊娠できてハッピーエンド。新築のマンションに、さぁ引っ越し!で物語は終わったけど、これがまたフラグじゃないよね?と少し疑ってしまった。