著者の見識が知れる
2023/07/22 15:23
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投稿者:ぷりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜこれが高評価なのか、、、
不思議な能力を得たきっかけ、どのようにして与えたのか、一切触れない。
また、このトランプゲームのルールが破綻しているのはお気づきですか?
読めたものじゃないです。
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期待してたのになぁ。
うーん、無駄に長くて読み飛ばしてしまう部分が多かった。もっとコンパクトの方が読みやすかったな
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素材が異なる4本の紐、いや、それ以上の多くの紐が5日間を通して一本の美しい紐になっていくような作品。
かなり長編だが、苦痛を感じさせない読み応えのある一冊だった。
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人とは異なる能力をもつ男女の高校生。
そんな彼、彼女らは、異なるイベントのチケットを偶然?にも手に入れ集まった。
一見、なんの繋がりもない彼らは実は、とある企業の名を騙った人物に呼ばれたのだか、その理由を探すうちにある人物にたどり着く。どうやら自分たちの特殊な能力と関係ありそうなのだか・・・
サクラダリセットみたく、異能力を持つ人がいっぱい居る街の話かと思ったけど全く違った。
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*
朝倉秋成さん ノワール・レヴナント
ボリュームある長編小説
普通でない四人の高校生が何かに引き寄せられ、
夏休みのある日に同じ場所に集まった。
四人が集まったのは偶然か、それとも
ナニカが仕組んだ必然なのか。
四人はその謎を解くために協力し、
集まった理由を考える。
大須賀、江崎、三枝、葵
張りに張った伏線は、後半からラストに向けて
四人それぞれの視点で語られながら繋り、
解き明かされます。
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本作が著者のデビュー作とのこと。いやスゴい。
ファンタジーだのご都合主義だの、いろんなご批判はあるでしょうけど、これぞエンターテイメントですよ。大好きな本です。
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めちゃくちゃおもしろかった。
浅倉さんの作品は、『教室が1人になるまで』に続いて2作目。
4人の高校生が、それぞれ『普通じゃない』たる能力をある日から所有してるところが、『教室が〜』と似た設定。わざとなのかな?
そこから4人が集められた意味。なぜ能力を自分たちは与えられたのか。何を協力しなくてはいけないのか…
ふんわりとところどころ展開を想像できつつも、それでも伏線には関心させられたし、(弥生の幸福偏差値85の理由はすぐ察したけど、それは姉が設定したからだとか)能力も上手く設定されてるし、主人公たちの個性にめちゃくちゃ合ってる。
『その時が来ても、あなたが私に協力しないというのなら、そのときあなたは…』
に続く4人の決意とも取れる意志がそれぞれらしくてよかった。
最初、のんの話し方がうざいなと思ったけど最後はこれはこれで可愛い気がしてきてた笑
ミステリーぽいのに青春で、そして最後はちょっと切なくて…、うん、めちゃくちゃおもしろかった。
ただ1人の母親として、子供が欲しいのなら対価を、って、それはまっっっったく共感できなくてモヤった。その考え方も無しではないよねみたいな物語の流れにも。
少なくとも女は産むまでに十月十日と出産、そこから始まる育児で大概対価払っとるぞクソが。
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これがデビュー作というのはすごい。もう作家として完成している。
見たことのない奇想天外の設定をうまくあやつって、一つに収束させていく過程も、ほどよい危険と緊張感、そこからの解放のバランスもたくみだった。
最後の落としどころ、主人公たちが能力を失ってからのエピローグも良かった。
ただ社長さんのたくらみはいくらなんでも非現実的。子どもをつくるって、亀とかみたいにただ卵を産みっぱなしで、後は勝手に育ってくれじゃないんだから。
会社としても、こんなことやったら社会的破滅は間違いないわけで、テロ集団と変わらんじゃない、・・・とは思わされた。
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SFチックなあらすじと生々しく哲学的な本編。塩梅がちょうどいい…。
やっぱこの著者の作品は自分好みだなあと再確認しました。
物語は4人の視点を切り替えて進むため、かなりのページ数になってます。その分描写が丁寧で、すーっと入ってくるので自分はこの量の多さは特に気になりませんでした。
ミステリ要素よりも哲学要素が多いかな?と読了後は感じました。作中に登場する本好きの女の子も哲学者たちの言葉を多く引用していましたし…。ただしっかりと「なぜ?」と思っていたところは回収できていたので、読了後はスッキリしました。特に主人公に与えられた能力と与えられた理由はあらすじで興味をもたせるための文句に留まらず、ちゃんと意味のあるものになっていたので読む前と後で印象が変わるのが面白いです。
4人の心の成長を描いているのも読んでて非常にじんわり来ました。この4人(5人?)には幸せになって欲しいなあ…。
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久しぶりに600ページ以上の本を読んだが、それを感じさせない軽妙さがあった。恐らく、一人一人の視点で語られている構成がそうさせているのだとは思う。設定された特殊能力がうまく活かされており、最後の余韻の残り方もよかった。
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浅倉さんの作品をいくつか読んでみて思ったのは、理屈ではなく感情本位の小説を書く人だな、という印象だ。キャラクターの設定、書き分けが上手くて、巻き込まれた事件、出来事を通して、主人公(たち)が小説の冒頭と巻末では明らかに成長した姿を見せて物語が締め括られる。たぶんまさに彼が描きたいのはそこであって、途中の設定とか理屈とか根拠とかはあまり重視してないのではないかな。
これも結局、黒澤孝介の所業にはこれっぽっちも納得感がなく、なぜ彼等がそういう能力を持つことができたのかという設定の根本については説明すらなく、カジノの顛末はあまりにもなご都合主義で、結局彼等に宛てた手紙は誰が出したのかとか、ホテルの予約は?宿泊代は?とか解消しない疑問は数多く残るけれど、でもたぶんそこにこだわったらこの小説は楽しめない。そういう設定の中でこういう風に展開したら、人はどう成長していくのか。それこそがこの小説の本分な気がする。そういう意味において、この小説もとても面白かった。三枝のんのキャラが愛しい。
ただ、トランプゲームのエピソードが生かしきれてないよな。
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分厚くて読めるかな?と思ったけど、後半は一気読み。
最初の、背中に今日の幸福の偏差値が見えるっていう能力の話から面白そう!と思って引き込まれた。
後半、カジノの場面とか、侵入したりするところはハラハラドキドキで楽しめた。
のんちゃんがカタカナの発音が変な理由と、黒澤皐月の日記が、漢字で書くべき単語をたまにカタカナで書いてある理由が気になって、いつか理由がわかるのかな?と思ってたけれど最後までわからなかった。どこかに書いてあったのかな?
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色々な特殊能力を持つ数人が、ホテルに招待された。何で招待をされたのかを探っていくうちにノワール・レヴナントとというゲームに出会う。そしてさまざまな経験をし、特殊能力が無くなってホッとした人もいた。中々凝ったストーリーで、初作品とは思えないような物語でした。
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文章が多く読書初心者の私が読み切れるか心配だったが、物語が進むにつれて気になってどんどん読み進めてた!
所々に出てくる言葉の表現が独創的だと感じた。
しかし、結末が自分の期待未満だったため少し残念な部分もあった。
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長すぎて、ほんとにこの話いる?ってのが多かった気がする…
途中眠過ぎてあんま覚えてない
特殊能力系の使い方?はわりとよかったけど、思ったより現実より