紙の本
縁づく糸
2022/07/25 12:21
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
縁切り屋を営む糸。隣に住む奈々の協力もあり、順調に依頼は増える。長屋の住人とも馴染んでいたのだが、隣のイネ婆の過去を知り愕然とする。イネ婆の過去とは・・・・・。
人の縁を切れば切るほど、糸には縁が増えていくようですね。糸ちゃんと奈々の活躍に期待したいと思います。
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絵師とその弟子の別れを描く『カラス』
嫁が姑にだす縁切り状『簪』
ブラックな口入屋との縁を切る『はちまき』
自分だけを見てほしいと願う友人との縁を切る『剃刀』
家庭を持ってしまった人へ恋心を抱いてしまったため、その人物へだす縁切り『かまぼこ板』
どれも面白かったです♪
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「縁切り屋 お糸」の続編
縁切りが板についてきた、不思議な霊視力を持つ主人公の代書屋「糸」、助手として貫禄を増したお隣さん「奈々」、そして長屋の皆と絶妙なコンビネーションで悩む人たちの手助けをする、時代小説 連作短編集
左隣イネさんの名言に教えられ、支えられること数多
深刻な相談から、糸のほのぼの恋ごころまで描かれ、今後の展開も楽しみです
泉さんの作品は、木の葉の一枚一枚や道端の石まで、すみずみ瑞々しさが際立っています
解説にも圧倒されました
P185
骨身を惜しんで身体を動かす
骨身を惜しまず身体を動かす?
勉強不足で申し訳ありません
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泉ゆたか「幼なじみ」、お江戸縁切り帖シリーズ№2、2021.8発行。解説は花村萬月さんです。著者はペンネームから男性作家と思っていましたが、解説を読んで女性作家であることがわかりました。第2巻の内容は: カラス、かんざし、はちまき、剃刀、かまぼこ板 の連作5話です。長屋の住民が増えてきてます。熊蔵、藤吉。そして熊蔵がお糸に惚れていますw。