紙の本
ごりごり
2021/12/12 03:37
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
過激っちゃ過激、下品っちゃ下品、でも自分はこれ結構好きでした。
起こってる壮絶な出来事に対して、依子や葵の軽さのおかげで謎の疾走感がありどんどん読める。
内容が内容なのでいろんな人にオススメってわけにはいかないけど、読んでみてほしいと思う作品。
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これはかなり好き嫌いわかれるかな~狂った人ばかりでてくるし、理不尽オブ理不尽すぎる。
リツカと葵に出逢ったことが、依子の「生きねば。」に繋がったのだろうなとおもう。
文体がちょっとコミカルだったりして、ノリがよく読みやすいのだけど全編暴力と悲しいことばかりなので誰にも勧めない。
葵ちゃん結構好きだな。かなり危ない子だけど気に入りました。あの事件と関係ない世界線の葵ちゃんも見てみたかった。どんなだったろうな。
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暴力やら洗脳やらがストレートに書かれていて、私には受け入れがたい内容でした。
かなり好き嫌いが別れる作品ですかね。
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アナーキーな作品タイトルに違わず国内の凶悪事件をまぜこぜにしたような相当胸糞悪い内容ではあるが、不思議な疾走感とポップさがある。読者を絶対的憂鬱かつ不愉快に導かない(いや、導かれてはいるか)、絶妙なバランス感覚を持った文章。記憶が風化しない程度の数年前と去年を交互に織り交ぜながら、物語が進んでいくと徐々に全容を現す展開はぐいぐい引き込まれる。結果精神的ダメージもあるが。呉氏のほか作品とは毛並みがやや異なり、一方で圧倒的理不尽さがここにはある。
巻末付録の『毒母VSメンヘラ娘』も不快指数絶賛MAX状態。ご一読あれ。
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めちゃくちゃでした。圧倒的な暴力と不快。
登場人物たちの誰ひとりとしてまともじゃない。ひどい話です。
でも、キャラとセリフが面白く顔を顰めながら笑ってしまい、スピード感に飲まれて先へ先へと読み進めました。
主人公たちが映画『ベイビーわるきゅーれ』の二人で脳内再生されました。