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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
一人の策略ではなかったんですね。
理由としては戦争を認めさせるためだったんでしょうか?
ジョンだけになったら承諾になってそうですもんね・・・。
さくっと読めて面白い
2022/07/02 09:43
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投稿者:くま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラノベ系かと思いましたが、ちゃんとしたトリックがしっかりしたミステリーでした。
人物名が、主人公がオフィーリアだったり、
人によっては覚えづらいかもしれません。
今年読んだ本の中では、1番読んでて面白かったです。
生き返り女王の痛快ミステリー
2022/04/20 00:53
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何者かに殺された女王が初代王の友人だった妖精王の力で十日間蘇る。
己の死を嘆いてくれるのではなく王に相応しくなかったと罵った弟や、第一王位継承権を持つ弟が愚かで若いうちに死んでくれてありがとうと告げてくるような夫の目の前で復活し、もう好きにやってやる!と決めて強気の犯人探しを始めるファンタジーミステリー。
姉の求めるまま、ちょっと下品な罵倒語を教えてくれる改心した弟が良かった。
事件の真相については中盤辺りで気付いちゃったので、ミステリー的な驚きはなし。
この結末に異論はないけど十日後死んだ場合も見たかったな。
オフィーリアを殺す動機のある複数の犯人候補それぞれが、これまでと殺害を含む行いに対してだいたい相応の報いがオフィーリアや妖精王から下されたのはヨシ!という気持ちではあるんだけど、デイヴィットのクソったれは個人的に報復よりご褒美が勝ってしまったようにしか見えないのが残念だな。
はやく彼の手腕が必要なくなるくらいに弟が頼りになるよう成長してほしいものだ。
ミステリー好きに
2022/10/09 08:39
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投稿者:よいちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーとミステリーが好きな人にオススメです。気軽に読めます。死んだ女王が蘇る、そこからどう生きるのかに注目してみてください。ミステリーのトリックもあるので、最後にそうなのか、と納得しました。
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生き返ってから10日間というリミットがある中で、どういう結末を迎えるのか、ページを捲る手ご止まらなかった。生前、と言っていいのか分からないが、生前とは違う、オフィーリアの振る舞いが、弟や夫とそれまでとは異なる、それまでよりもより親しい関係を築いていく様子に、オフィーリアは予想しているし気持ちの上でも準備しているから良いけれども、もし10日後にオフィーリアの生が尽きてしまったら周りの人たちは物凄くショックを受けるのではないかとハラハラした。この先、オフィーリアが周囲とどんな関係を築いて、深めていくのか楽しみな終わりだった。
最後まで辿り着いたときの読後感はよし。
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自分を殺した犯人を知るため10日間だけ生き返った主人公が、やりたいことをすべてやってやる、と数多いる犯人候補たちに立ち向かう王宮ミステリー。
オフィーリアの格好良さに惚れ惚れ!
男性陣がみんな「クソったれ」かと思ったら、弟くんが目覚めてくれてよかった。
でもそんな言葉教えちゃダメだよ(笑)。
作者様は本当に、複雑で一面だけで捕らえきれない深みのある人物を描くのがうまいなぁ、と。デイヴィッドとかほんといいキャラ!
殺人ミステリなのに「爽快」ってどういうこと? って思ったけれど、本当に爽快でした。おもしろかったです!
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まさか殺された本人が甦って、自らその死の謎に挑もうとは。
タイムリミットは10日間。
その間に、女王は犯人探しもさることながら、タイムリミット後「再び」自分が死んだ後のことも考えて動かなければならなかった。
なかなかに難易度が高い。
自分を殺した犯人を探して終わり!で済まさないあたり、責任感の強い女王様である。
少なくとも実行犯は、割と早くに文章内で自白はしているが、全容は終盤まで全く見えず、先が気になって気になって一気読みしてしまった。
終盤になってその謎が明かされて、驚いたのなんの。
ネタバレになりきらないように言うと、昭和の名探偵、金田一の話に似た話はあったと思うが、それを西洋風の世界観で読めるとは。
そう、この物語、割としっかり本格ミステリである。
ミステリ的な謎解きをしながら、それで弟を改心させ国のための足元固めをするのだから、本当に難易度の高いことをやってのけたと思う。
本格ミステリで、タイムリミットもあるのでハラハラさせる話でありながら、ところどころにお茶目なところも。
特に女王の暴言は笑える迷言集になっているので、四苦八苦しながら語彙を捻り出している弟君とセットで楽しんで欲しいところ。
生き返ってからは、男性陣をばったばったと言葉のナイフで切り裂いていくので、爽快なのだ。
それでもタダで転ばなかった旦那さんは凄かった。
(そして、後で手痛いしっぺ返しを食う)
終わりはどうなるのだろうなと思っていたら、女王の甦りが「呪い」だったという点がキーになる。
呪いには勿論あれもつきもので。
跳ね返された呪いがどうなるのか、後は本編をご確認ください。
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死を経験し、呪いによって期限付きの生を与えられたオフィーリアがいままで堪えてたものを平手とともに炸裂させていくのがおもしろい。でも個人的に騎士よりも夫がほんとにキモくて、結局この夫とまた元サヤになるんだろうなってフラグが立ってるのがモヤモヤするわ。
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この作者さん、すべて地の文で説明入るから情緒に欠けるとは思うけど、内容は間違いなく面白いんですよね。
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ものすごい面白かった。
ヒロインが棺桶から目覚めて夫とか弟とかその他諸々たちにビシバシ立ち向かう様がめっっっちゃ痛快で爽快感。かっこ良すぎる。
だいたい自分を蔑ろにした夫がいたら、本当のヒーローが現れて助けてくれたりするわけだけど。
信じられるのは自分だけというように、男は自分の部下扱いで、自分の力で未来を切り拓いていくところが読んでいて勇気が湧いてくるし、ちょうどリアル恋愛で色々あって荒んでいたので元気出ました。
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強い願いがある時、10日だけ生き返られる。
殺された主人公は生き返り、短い間に犯人を捜す。
ものすごい始まりのミステリーです。
犯人は見つかるのか、というのもありますが
弟やら夫やらの関係性の問題も。
犯人捜しの傍ら、それらがものすごい勢いで
解決していくのも凄いです。
期間が限定されているからこそ、の行動力。
犯人もすごかったですが、最後が凄かったです。
この世界観、というのもあるとは思いますが
これはちょっと犯人分からないかと。
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妖精王リアにより10日間だけ生き返ることになった女王オフィーリア。彼女は自分を殺した犯人を明らかにするため、これまでと違い自分の思うように行動するようになる。周囲がしょうもない人間たちすぎる(笑) 弟ジョンが、姉であるオフィーリアに言われて罵倒言葉を教えるのに、程度を悩むのが少しかわいい。それを素直に口にするオフィーリアのギャップもよかった。個人的にはミステリーとして楽しむより、かっこよく可愛らしいオフィーリアと、弟とクソったれのやりとりを楽しく読んだ(笑)