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既視感というか、「その違和感を知っている」というものを掬いとるのがとても巧い。久しぶりに理瀬シリーズに触れられて読み返したくなった(ので読み返した)。
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夜のピクニックを読んでから
恩田陸先生の本はずっと好き。
私の好きな話詰めって感じ。
春の祭典が良かったなぁ
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それぞれの短編でかなり色が違ったので好きなものをピックアップすると、球根、あまりりす、麦の海に浮かぶ檻、悪い春、風鈴、楽譜を売る男、降っても晴れても、歩道橋シネマ、柊と太陽(かなり多くなってしまった)。
特に楽譜を売る男と歩道橋シネマ、それと皇居前広場の回転は、作者の心に鮮やかな点を落としたものの魅力が綺麗に描かれていたように思う
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短編集
何気ない日常や、ありがちな風景や景色がミステリーとなる。
線路脇の家は、線路から見えるありがちな家族のミステリアスなお話かと思いましたが、現実的なオチに収まりましたが、短編集の中で一番好きなお話でした。
ありふれた事件のように、最後は少しゾッとする話など、最後まで謎の話もあったりと退屈しないで読むことができましま。
恩田陸さんの本は、まだ未読の本も多いので、少しずつ読んでみたいなと思います。
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ひとつひとつの短編がサラッと読めるので、腰を落ち着けて読むよりも、通勤で一編ずつ…みたいな読み方をしましたが、実は内容がサラッとはしてなくて、惹き込まれて面白かった。
『トワイライト』『柊と太陽』は想像の幅がすごいし、そういう風に思っていいんだと思ってしまった。
一番好きなのは、『楽譜を売る男』。
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短編作品集。
ホラーからシリーズもののスピンオフなどいろいろ。
長編よりも読みやすいと思う。
長編は読み終わったあと「一体なにを読んだのか?」ってなるときがあるので。
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超短編シリーズ、イマジネーションが強すぎて、理解が難しい!
作家は、物の見方、捉え方から色んな想像が湧いてくるんですね!
しかし、思いもしない展開、幻想の世界を自由に描いているのが素晴らしい!
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いろいろ詰め合わせ短編集。
麦の海、消滅、EPITAPHのスピンオフ有り。
EPITAPHのスピンオフは文庫版には収録済みだけど。
消滅スピンのリモートリアルは現実が空想に追いつきそうな分野だなぁ。
はつゆめは続き気になってたので追憶の五重奏楽しみ!
EPITAPH東京、読んだと思ってたけど内容忘れてるので読み返そうっと。
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秘かに都市伝説となった歩道橋を訪れた「私」が記憶と現実と世界の裂け目を目撃する表題作ほか、ホラー、SF、青春、ミステリなどあらゆるジャンルの全18編を収録する。
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なんだか読み辛くてなかなか進まなかった。
ちらほら好きな話はあるけど、
全体的に進まず読むのにひと月もかかった。
表題作が一番好き。憂いがある。
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けっこう難しいよくわからない話も多かった。逍遥がおもしろかった!こんなことができるようになるのももうすぐかもしれないなと。
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買おうか買うまいか迷ったけど…
目次を覗いたら「麦の海に浮かぶ檻」というタイトルを発見してしまい、即レジへ。
その名の示す通り「麦の海に沈む果実たち」のスピンオフで時系列で言うと前日譚。ー檻ーに出てくるあの人がー果実ーに出てくるあの人になるんだな…とマニア心がくすぐられた。
恩田さんの得意な都市伝説的な小説が多い。中には語り手が何かものを書いている人で、周りの人も語り手をOさんと呼ぶので、語り手=恩田さん?あれ?これ、エッセイかな?と一瞬思うのですが、たぶん小説でしょう。
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幻想、夢想、恍惚、恐怖、戦慄、ミステリ・・・既定のジャンルを跳躍し、想像力掻き立てる〝恩田陸ワ-ルド〟の短編小説全18話。 お気に入りは、エドワ-ト・ホッパ-の絵をテ-マに不可思議な家の住人たちを描いた『線路脇の家』、風が吹かずに鳴る『風鈴』、音楽会の会場ロビ-で『楽譜を売る男』の素性、『降っても晴れても』傘をさして歩く外国人男性の謎、 銀行立てこもり事件の背景にある想像を絶する『ありふれた事件』など、意外性のあるスト-リ-が好みであり、惹きつけられる面白さがある。
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様々なジャンルの短編18話を収録した短編集。
ちょっと不気味だったり、怖かったりで、ちょっとホラーっぽい印象のある作品も。
頑張って読みましたけど、ホラー系はやっぱり苦手ですね。。。
ただ、大好きだった「麦の海に沈む果実」のスピンオフである「麦の海に浮かぶ檻」があったので、それだけで大収穫でした。
恩田さんの描く少年少女の年頃特有の不安定さって、切なさと余韻があって好きなのです。
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18の短編集だが、作者の目線が縦横無尽であることが実感できる.少しゾッとする読後感が楽しめるのもユニークだ.種をしっかり探してそれを温める過程を経て中身の濃い短編にまとめることが、ある種の才能であるとも感じた.