宇宙の神秘-時を超える宇宙船 みんなのレビュー
- ルーシー・ホーキング 作, さくまゆみこ・訳, 佐藤勝彦 日本語版監修
- 税込価格:2,090円(19pt)
- 出版社:岩崎書店
- ブラウザ
- iOS
- Android
- Win
- Mac
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
足元ばかりではなく未来を見よう。
2021/01/31 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父のスティーブン・ホーキング博士とともに、そしてこの巻では彼の遺志を継いで著者が書き続けた「子供たちと宇宙のお話」も最終巻。
アニーとジョージが科学の最先端の中で育っていくお話も、今回はほぼジョージが中心です。最後にアニーも登場しますが。未来の都市、原始に戻ったような森などいろいろなところでの冒険はそれだけでもワクワクする楽しいお話です。
描かれる未来の世界では「子供たちに与える知識を制限」して国が動いています。どんなに「素敵な国」と信じていてもそれでよいのでしょうか、という難しい問題提起です。「それはフェイク」という言葉がたくさん出てきましたが、そのせいでしょうか、あながち「未来の話では」ないと考えさせられます。
これからの未来について考えてほしい、という本シリーズを書いた著者たちの思いを込めた「謝辞」にある太字で書かれた言葉が心に残りました。「足元ばかりを見るのではなく、星空を見ることをわすれないようにしよう」。今は「足元」を「スマホ」にした方がよいかもしれません。「スマホ」ばかりでなくまず「足元」を、そしてさらには「星空」を。
これまでも最先端の研究者が物質や宇宙、生命についてのコラムが多くて本書が「楽しいお話だけじゃない」ものであることを示していましたが、最後の巻のせいかその量もかなり増えました。ちょっとそこを読むのが大変かも。でも感染症やインターネットについてなどのタイムリーな話題もあるのでぜひ読んでほしいところです。
(大人が読んだら、他の国ではこんな考え方で教えているのか、と勉強になるかもしれません。)
本巻だけでは出だしの状況がちょっとわかりにくいかも。この第2シリーズの最初にはその前の3冊の状況についてはかなり説明がありますから、第2シリーズの最初「宇宙の法則」と2巻「宇宙の生命」を読んだほうがよいと思います。
紙の本
極大から極小まで
2020/11/03 23:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
無限に広がる宇宙の彼方への、知的好奇心を掻き立ててくれます。銀河系の惑星の数を超える、人間の体内の1000億ものニューロンにも思い巡らせてしまいました。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |