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夜桜の下/花宵簪/余談 雨夜鷹/残雪酔夢/
江戸編終章 酒宴のあと
不思議な夜鷹と不思議な酒。鬼とは何か?
鬼になってしまう人 鬼にならざるを得ない人
鬼の系図に連なる者たち
鬼と人の世界は混ざり合っているのかもしれない
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鬼人幻燈抄シリーズ3冊目。
まだ、江戸でとまってる。
不思議な酒「ゆきのなごり」この元となる泉が、、、
ネタバレになっちゃうので、深くはいいません。
とても楽しかったです。
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一も二も読みました。鬼も元は人だったというのが悲しいですね。人が変化した鬼には角が2本あって、純粋(?)な鬼には角が1本しかない、と西條加奈さんの「千年鬼」で読みました。
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幕末の江戸で鬼を斬る甚夜は夜叉と呼ばれていた。
残雪酔夢
江戸で人気の酒「ゆきのなごり」の物語なのだが最後まで読むと表紙絵の意味がわかり胸に迫るものがあった。
悲しすぎる結末だったけど、友に心を慰められる甚夜。友がいてよかったね。
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前作から江戸市中編となり、さほど年代が変わらないため登場人物も増えてきた。年を取らない主人公という設定のため、いつまでも同じ登場人物を出し続けられないわけで、そこらの経年の描き方も興味あるところ。
今回は、前作からのお馴染みのメンバーに加えて新たな魅力的なキャラも加わって賑やかになったが、ラストは新たな展開を思わせる。
作者の時間軸を行き来する新しい試みもよく出来ていて楽しいし、全体的に無駄な文章が減ってきて読みごたえがる。
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江戸時代も末期に近い1850年代後半、黒船が来航しその対応について市井の不満や不安が増す事で、鬼の跳梁も増える時代、江戸の街では「ゆきのなごり」という出所不明の銘酒が大流行。このお酒を巡った事件に巻き込まれる甚夜だが、その中で16年間追い求めていた妹の痕跡を発見する。今回から新たに夜鷹の「夜鷹」や付喪神使いの「3代目秋津染吾郎」など登場人物も増えたが、その代わり?退場者も出る。なんとかなってほしかったなぁと残念ですが、出会いがあれば別れもあるのでしょう。1番気になったのは夜鷹の手記の中での稽古のシーン。