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投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSで見る宮沢先生とはまた違って抑制された筆致で書かれており、若干物足りなさも感じたが、宮沢先生の人となりを窺い知ることのできる好著だった。
とりわけ、若い人には自由にやらせているというのが、教育者としてもすぐれた人なんだなと感じさせられるエピソードであった。
自分が親玉になって若い人を下請けのように使って、手柄は全部自分がもっていくタイプの虚栄心の強い教授もいるだろうに、宮沢先生はそういうのとは無縁なのだ。
宮沢先生の恩師である見上先生の影響も大きいのだろう。
周りに迎合せず真実を言い続けることでいばらの道を歩むことになってしまったが、天は必ず見ていると思う。
わかりやすいウイルスについて
2022/08/27 07:33
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かと話題の宮沢さんの本
コロナに対して中立的で参考になる話があります
マスコミでは叩かれる事が多い宮沢さんだが、数年後には宮沢氏の言っていた事が見直されると思います。
今市事件にもかかわっていたとは知りませんでした。
事件が見直される事も希望します
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナの時の対策の総括が、わかりやすくまとめられていて、興味深く読むことができました。さらに議論が必要だと思いました。
ウイルス学者の見解
2022/12/28 01:31
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウイルスを研究されてきた方たからこそここまで踏み込んでかけるんでしょうね。コンサートやスポーツイベント中止とか、飲食店休業の批判をはじめ、子供へのワクチン反対論など。どこまで正しいのか……
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世の中は汚いことであふれているなぁ。
真摯に研究者としての道を歩む宮沢先生の姿に敬服します。
コロナ騒ぎで怒りや失望を感じ続けている2年間だが、この元凶は今まで見えにくいところでくすぶり続けていたのだな、と、改めて思った。
それが噴き出したのが新コロ騒動だったのだな、と。
人間は愚かだけれど、少しずつよりよい世界になることを切に願います。
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ウイルス学者の宮沢孝幸先生の新刊で、2022年3月時点での、宮沢先生による新型コロナ騒動と新型コロナワクチンの総括といった感じ。新型コロナ騒動中に先生が提唱していた「100分の1作戦」や「目玉焼きモデル」などの概要が語られ、コロナワクチンに関しては副反応や、子どもにワクチンを打つか打たないかの見解等が解説され、今後別のパンデミックが起こった際の指針になるような内容だった。いろいろしっくりくることが多く、ウイルスに関してはウイルス学者から学ぶのが一番だと思った。
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本書の前半あたりで新型コロナの話題が終わったので、読み進む勢いが止まってしまったが、後半をじっくり読むと、コロナ禍の人災とも言える部分がなぜ起こったのか、その原因が見えてくる。「おどウイ」に続く良書。
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2022年36冊目。240ページ、累計10,307ページ。満足度★★★★☆
世界の細胞バンクのリストに著者の名前にちなんだ「MYA-1細胞」という細胞が登録されてあったり、国際的に引用回数の多い論文も有する京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授が書いた本
「コロナ禍」(新型コロナウイルス以外での社会混乱)と「ワクチン」について現時点で総括
そして、著者が「コロナ禍」で積極的に発信を行うようになったきっかけとなる「事件」について取り上げ、その背景を説明
さらに、ご自身の研究観と研究歴について記すとともに、これから研究を目指す学生や指導者へのヒントになることを企図して執筆
なお、私は著者の本は共著含めてこれで3冊目の読了
第1章「国の過ち」については、共感するところ多く、多くの方に読んでもらいたい。
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読みやすさ★★
学べる★★★★
紹介したい★★★
一気読み★★
読み返したい★
先に断っておくと、宮沢先生を私は尊敬している。頭のいい人はお金稼ぎではなく、国や世界のために尽くせという信念を持ち、利他のために発信・行動していてカッコいいからだ。
だがしかし、1、2章は何度も寝てしまった…。中途半端に感染症対策を推奨するあたりが受け入れがたく、どうしても睡魔が勝つのだ。
ナカムラクリニックの院長ブログで、この本の真価は3章以降だ、と紹介されていたので、睡眠ばっちりの昼間に読んだ。告知されていた通り、コロナ以前の研究者としての功績や、試薬会社や国との闘いなど、自叙伝的な内容となっており、宮沢先生の人となりが明らかとなっている。
熱量ある研究者、理に叶わないことには立ち向かう正義感の強い人、組織のマネジメント力のある人、だけどアホになれる人、と魅力に溢れまくっている。やっぱり宮沢先生好きだなぁ。
ただ、専門的な箇所は難しく、その意味でも簡単には読み進めることができない本だった。
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良書。
ウィルス学者の苦労、やりがい、現状がわかった。
人と反対のことを考える。社会に出たら、人間関係が大事。日本ではが政治的、経済的に問題が多いことが分かった。
生物学は物理学と違って、試験、継続、手足を動かすことが大事。同じ理学でも大分違うことに驚いた。
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著者の指摘は専門的な知識に基づくもので、一定の合理性はあるが、ワクチン否定論者やコロナ陰謀論者に祭り上げられて、バイブルのように扱われる恐れがあるという点では非常に危険な本である。
また、日本のコロナ対策が過剰であったという指摘は、今となってはその通りだと思うが、当初は病気の詳細や治療法も分からず、ワクチンもない未知の感染症で、医療体制も整備できていなかったので、リスクを大きく見積もって厳重な対策を取ったのは当然だろう。
ワクチンが普及し、病気の詳細や症状の経過も分かってきたので、今後は対策を緩和していくべきだと思う。
なお、著者はウイルス研究の専門家であるが、獣医であって、人間を対象とした医学や疫学の専門家ではない。
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コロナ対策のワクチンへの疑問、批判、ご本人の研究者としての経歴など。
宮澤先生って、実はすごい人だったんだ。
ワクチンの件は、判断がしづらいが、それは先生のような「ウイルス」の専門家が、他に見解をなんも表してくれてないから。いくら先生がすごくても、先生だけがそう言ってたって、ボクらは解らない。
表で意見を言っている人たちが専門家でないとしたら、なぜ他の専門家の方々が何も言わないのか。
それが気持ち悪い。
やだろうが、その辺の話を論じて欲しかった気がする。
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〈本から〉
人間は生まれてからずっと同じ遺伝子情報を保っているように思われていますが、
遺伝子情報はところどころ書き換えられてます。生まれた時のDNAと死ぬ時のDNAは部分的には違っています。
特に、脳はかなり変化をし、生まれた時の脳のDNAと大人になってからの脳のゲノム遺伝子は違います。
初期の哺乳類は、卵を産んでいた
「哺乳類の時代」といっても、人間が勝手に名づけているだけです。生物の体を構成している炭素の重量で比較してみると、哺乳類よりも植物の方が圧倒的に炭素重量が大きいですし、植物を除けば、昆虫の炭素重量の方が哺乳類をはるかに上まっています。人間はアリをバカにしているかもしれませんが、あり全体の炭素重量はほぼ同じと見積もられています。
地球全体を見ると、哺乳類はごくわずか。宇宙人が地球を見たときには、おそらく「昆虫の惑星だ」と思うはずです。
略
私たちはおごってはいけません。地球では様々な生き物が繁栄しているのです。
現生人類もいつかは絶滅して、次の進化へ
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ウイルス学者の日本のコロナ対策への疑問と過去のウイルスに関わる事件に関わった経験からの日本の無策を批判している。
ウイルスの感染力を正しく理解する必要がある。100分の1に抑えることが肝要。
コロナワクチンについては副反応へのリスクは解説していたが、ワクチン接種への否定まではしていなかった。
ワクチン接種のデメリットは、超過死亡統計で見ることになる。
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お年寄りや病人や怪我人に携わる仕事をしています。
副作用が取り沙汰されている事と、マスコミが信じられ無い為に、散々抵抗したものの、社長からの命令に逆らえずに新型コロナワクチン2回目を接種しました。
もっと早く本書を読んでいたら、ワクチン接種は断固拒否していました。
自身のDNAが書き換えられた事を知り、趣味の献血(130回は超えている)は辞めようと思っています。
普段図書館で借りている人でも、本書は買ってでも読む価値があると言いたいです。