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ショートケーキをテーマにした短編集ですね。
ほとんどケーキは食べないけど読むと食べたくなりますね。
大人のメルヘンかな。
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星の数ほどあるケーキの種類のなかでも、不動の人気を誇る「苺のショートケーキ」。「和菓子のアン」シリーズなど、甘いものを描いた作品星のに定評のある著者による、誰しも思い出のひとつやふたつはあるだろうショートケーキをめぐる5篇の連作集です。
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ショートケーキつながりの、ゆるい連作物語。ショートケーキの扱い方も、キーパーソンのつながり方も、そうきたか、という感じの緩さで、よかった。そして、どの物語も、互いを思いやるやさしさにあふれていて、甘酸っぱい心もちにさせてくれる。まさにショートケーキ。ショートケーキなくしてはありえなかった一冊である。
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正に書名の通りショートケーキつながりの短編集。
それぞれの人生への絡まり方は違うが、ショートケーキの持つ特別感、幸福感が物語が成立する前提となっていて、しかもそれに違和感がないのはある意味すごい。
各編の登場人物が少しだけカレンダーしているのも短編集の仕掛けとして楽しい。
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どれもこれも優しい短編集。
登場人物が少しずつ重なってる。
ちょっと高価なショートケーキを食べたくなるし、まるごとバナナを食べたくなる。
何回も読み直したい。
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2022.07.05
楽しみにしていた坂木司さんのスイーツ小説。
和菓子のアンシリーズも好きだけど、こちらもテンポ良くサクサクと読めるのが良い。間違いのない読み味で安心して読み進められる。
このテンポの良さ、小説版少女漫画のような展開は有川浩さんの小説にも通ずるものがあるなと感じる。
せっかくだからちょっと良いお高めのショートケーキを買って、食べながら読めば良かった!
次回作も楽しみ。
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これ好きです。
読んでてニヤニヤしてしまった。
ちょっとした行間のギャグが面白く、特に3話目4話目が好みでした。
連作短編5話。
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疲れたとき、へこんだとき、がんばった時etc…自分への御褒美、ささやかな贅沢を許す人は多いだろう。それが"甘味"であるという人も多いはず。
日本の"ショートケーキ"はきっと色んな人の日常に寄り添ってきたのだろうなということを、多いに納得共感しながら読んだ。私にとっての"ショートケーキ"はなんだろう?!
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全部のお話が少しずつ繋がっていました。
最初はもやもやを感じるけれど、結末でそれが晴れて、心がぽっと温かくなるのが良かったです。
ショートケーキ、食べたくなりました(笑)。
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ショートケーキが美味しそうなこと。
そして色んな立場の人達が頑張ってる姿が自分への励ましとなる。特に産後のお母さんたちのままならなさに、ものすごく共感した。
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ショートケーキにまつわるショートストーリー5篇。
それぞれが単独の話ではなく、重なった部分があって、いろんな角度から話が見えるのが面白い。
1番好きなのは、1話目かな。
次が2話目で、その次は4話目。
ショートケーキひとつで、ここまで色々な人生や思いを味わえるのってすごいなー。。と。
我が家は貧乏だったので、ショートケーキは滅多に食べられなかった。(そもそもケーキが縁遠かった)
だから、ショートケーキに思い入れはないのだが、こんな風にショートケーキに想いがある人々がいるというのは、幸せな食べ物だよな。。と、思う。
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ただただ優しく穏やかなストーリー。
物語が最後に繋がって1つの世界となるよくある短編集。
表紙に惹かれて手に取った方も多いのでは?
実在するケーキ屋やお店がどんどん出てきて、買いに行きたい衝動にかられた。(笑)
登場人物が皆んな何かを抱えながらも、前向きに進む姿にほっとり&元気をもらえた。
さすがほっこりの女王!坂木司!
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【収録作品】ホール/ショートケーキ。/追いイチゴ/ままならない/騎士と狩人
ホールのショートケーキを食べる人々の姿を描く短編集。登場人物がゆるくつながっている連作で、関係性に気づくのが楽しい。
なんていうか、みんな頑張れ、と小さくエールを送りたくなる。
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ケーキはよく買うほうだと思う。
ショートケーキが美味しいお店は次も行きたくなる。
ショートケーキにまつわる5つの物語。
またあのお店のショートケーキが食べたくなる本でした。
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ショートケーキに纏わる短編連作集。
甘いだけではない話ですが、日常にあるモヤモヤ感をマイナス感情で終わらせないで書き上げています。
共感できる部分も多く、ショートケーキ食べたくなります。
我が家の長男は生クリーム系が苦手なため、我が家のホールの定番はフルーツタルトですが、「追いイチゴ」をすれば食べられるかも。
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真っ白いクリームの上に輝く赤いイチゴのショートケーキが、ままならない日常を少し救ってくれる。やさしい物語が五つ。登場人物が重なっているお話もあり、戻って確認する楽しみも。最後にインスピレーションを与えてくれた…として紹介されている岡野大嗣の「倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使」も好き。「わずかに天使」な人たちを描いた物語と言えるかもしれない。