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投稿者:イケメンつんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
めちゃめちゃおもしろかった
本当にファンシー
本の紹介みたいな
読み始めたら
飛んでも8分歩いて15分
綺麗な表紙と
美しい文章が
どことなく
韓国風
アニョハセヨ
よかったよかった
着地点がまさかのあれ
命は大切です
無理せず
歩いて行きましょう
在庫もあるそうなので
ぜひお買い求めくださいませ
強打者
だから丸善書店はおもしろいんです
紙の本
『病院図書館の青と空』
2022/04/26 19:39
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が大好きな5年生の空花(そらは)
引っ越して新しい学校に通うことになったけれど、2学期が始まったクラスに馴染めないうちに病気で入院することになってしまう
病院の中にある「あおぞら図書館」で懐かしい本に出会った空花
お気に入りのページを開くと、さし絵のはしから顔を出した少女アオに手を引かれ、絵の中に入り込んでしまう
『長くつ下のピッピ』『赤毛のアン』『メアリ・ポピンズ』
話がはずみ、居心地のいい場所を見つけた空花だったが、アオの本当の姿を知ってしまい……
生きづらさをかかえる2人の友情を令丈ヒロ子が描いた物語、2022年4月刊
「アオの居場所はそっちじゃない!」
クラスマックスの叫びは読者の心にも突き刺さる
〈カバーイラストや目次、背表紙、タイトルデザインなど本好きさんにはたまらない工夫がたくさん。出来れば紙の本を手に取って見ていただきたいです。〉──著者のTwitterより
装画と挿絵はカシワイ
本書といい『あの子の秘密』といい、幻想世界を行き来する少女の表情が秀逸
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ファンタジーなんだけど、ASD傾向あり、境界性パーソナリティ障害と妄想性パーソナリティ障害の自分と主人公のキャラがかぶってて、他人事に思えなかった。
特に、本を介して出会ったアオとの経験が、夢だったか、現実かわからなくなってきて戸惑う主人公が、”どっちにしろ、終わった事なんだ。今度こそ、本当にわかったと思った。終わったことを追いかけても、意味がないんだよね、きっと”ってセリフをみたら、私の今の状況とかぶって、、あぁ、そうだよな、って。終わったんだよな、って。
不思議と読み終わって、思った。この物語は、ファンタジーなので、結局は現実のアオを救って、友達になれて、ハッピーエンドだけど、
私の物語は、ハッピーエンドじゃない。失われた記憶はそのままだし、妄想かわからない記憶も、そのままだ。
いつか、空花と青のようにハッピーエンドを迎えられたらな。
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図書館で表紙に惹かれて、中身を見ずに借りてからびっくり。字がすごい大きい!笑
小学生向けだったんですね。内容も字の大きさも納得。
小学生くらいの時に読んだら素直に楽しめたかな?もう小学生だったのなんて何十年前...って感じの今の私にはサラサラ〜と読んで終わってしまった。
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一年前はコロナ禍で、病院の図書室は閉鎖。寂しく感じました。お話に入っていけるのは、理想だなって、感じました。入院中は、本が読めるぐらいだったら、健康❗️主人公の気持ちがよくわかりました。
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大好きな本の世界へ行けたら。まさに読書好きの夢が叶うお話。現実がつらくて本の世界に閉じこもりたい空花と青。ただ空花はアオに叱られたことで現実と向き合うようになり、本に閉じこもったままの青を引っ張り出す。誰だって辛い現実よりは楽しい空想の方がいいもの。それでも小学5年生で塞ぎ込んだ友だちを「あなたの居場所はここだよ!」と自分の胸を叩けるなんてこの2人の友情は本物だ。もう本の世界に入り込むことは出来ないけれど、これからは現実の世界で友情を育んでいく2人の話をもっと読みたい。
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小学生の頃学校を休みたいと思った日は空花と同じように、このまま本の世界に浸っていたい。と思っていたな。
アオが何者かのか、空花と同じタイミングで分かった時は、早く〇〇へ!と心の中で叫んだ。
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病院にある、図書館のお話。本の中に入れるなんて楽しそう。本好きの人間なら、憧れるシチュエーション。
空花と青、二人でいっしょに進んでいくのかな。優しいお話だった。
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図書館の新着コーナーで出会いました。新着コーナーにいてくれなかったら、児童書を見に行く事はあまりので出会えなかったかも。ご縁に感謝です。以前、ハリネズミ乙女(タイトル違うかな?)が面白かったので、児童書のイメージが強い作家さんでしたが手に取って正解でした。一気に読めて懐かしさにも浸りつつ、謎解き要素もあり、爽やかな読後感でした。
それにしても、児童文学に食べるシーン、そんなにあったんだ。全然覚えてなかった。
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本好きの友達に恵まれていた環境から、引っ越しで環境が変わり、病気にもなって…と話が進んでいく。
始めはいい感じだと思って読み始めたけれど、ちょっと期待外れだった。
ただ、文字も大きくテンポよく読めるので、本好きかそうでないかを問わず、読んでみることを勧めるにはよさそう。
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児童文学の美味しそうな場面に入り込んでしまう、そんな楽しさだけで終わらせないのが令丈作品たるところ。
自分の知らなかった自分の姿を直視させ、第一印象ではわからぬ他人の姿に目を向ける。そこで生まれる新たな関係性の素敵さを見せてくれる。
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友人関係が悪化しなくてよかった。
空花が取り立てて悪い態度をとったわけではないのに自らの態度を改めるところが、素直で偉い。
空花視点のみだからそういう見え方をするのかもしれない。むしろ周りの登場人物のほうが嫌な人に見えてしまう。魅力的なキャラクターがいるというよりは、病院図書館と只野蔵書に引き込まれる話。
次々と不幸に見舞われる話かと不安だったが、両親の関係も親子関係も悪くなるわけではなかったのでホッとした。
名作シリーズの魅力的な食べ物を堪能するシーンが魅力的だった。
個人的に変なところでハラハラしてしまったが、アオの正体が二転三転するところは面白い。
でもカンの鋭い人には面白くないかも?
遊び心が素敵な本でした。
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若おかみは小学生を書いた令丈ヒロ子さんの作品。
転入して、新たな居場所が見つからない小学5年生の主人公が、急性腎炎で入院した病院の「病院図書館」で出会った、訳ありの不思議な女の子との出会いを通して、主人公が前を向き新たな1歩を踏み出す物語だった。
物語の内容がとてもわかりやすく、とても面白かった。
タイトルの青と空、主人公の空花(そらは)と不思議な女の子青、そして病院図書館の名前が青空図書館。青と空が色々共通していること、また、本の最後の方に、物語と関連がある、只野蔵書の印鑑が押してあることが、とても感動した。
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本が大好きな小学5年生の空花。
転校した学校でなんとなく浮いているうちに緊急入院してしまう。
入院中の病院で図書館を見つけ、大好きな本を読んでいるうちに本の中に引き込まれ、アオという女の子と出会い、物語の中でふたりで様々な体験をしていく。
そしてアオの正体を突き詰めた空花はアオを救うために立ち向かう。
友達は待っていてはできない。自分から心を開いていかなくっちゃ。
本が好きな子にとっては本の中に入ってその物語が体験できるなんて願ってもないことだろうなあ。
小学5年生、難しい年齢だ。特に現在は。本に逃げ込みたい子もいるだろうなあ。
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不謹慎ながらも、病院図書館ってちょっとワクワクする響きがある。
空花の1人脳内会議の感じとかクラスメイトの何気ない描写がクスッと笑えて好きだった。
後半のシリアスな展開に、個人的にはもう少し軽い設定でもよかったかなと思ったけれど、ただ楽しいだけじゃないこの捻りが令丈さんの持ち味なのだろう。
カシワイさんの表紙も物語の雰囲気づくりに一役買っている。