教育勅語の何が問題か みんなのレビュー

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投稿者：BB　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさにタイトルの通り「教育勅語の何が問題か」ということが、歴史の研究者たちによって分かりやすく、資料を基に述べられている。
敗戦後に国の体制が変わって、国会でも排除・失効されたはずの「教育勅語」が近年、しばしば「良いことも書いてある」といった文脈で、一部政治家やネット上で顔を出す。
それに対し、どんな問題があるのか、とてもわかりやすくまとめてある。
専門家が書いた本だが、教条的ではなく、あらゆる証拠（資料）を示しながら説明してあるので説得力がある。歴史的文脈において理解する必要性を実感する。

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投稿者：玉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

教育勅語が、突然クローズアップされた今年、実にタイムリーな一書が発行されました。政府優勢の報道がはびっこっている中で、本当のことを知りたいけど、専門書はむずかしくて手が出ない、そんな方にピッタリです。勅語そのものの問題点も、どんなふうに運用されていたか、も、今年、どんな状況なのか、もそれぞれ平易にまとめられています。