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紙の本
好きなシリーズなんだけれど…、少し調子が落ちてきた。
2015/09/06 13:33
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三巻辺りで、このまま続けると惰性というかマンネリというか、新鮮なおもしろさがなくなるのではないかなあと危惧したけれど、その予想はやや当たった。全くおもしろくないというわけではないがとてもおもしろいというほどではない。「一の富」では際立っていた設定のおもしろさが減じている。師匠五瓶のクセのある性格や物言いもやや印象の薄いものになっているし、料理屋の娘おあさとの関係がなあなあでちっとも進まない、そもそも、伝法な物言いをしてばかりいるおあさに、たいして魅力ないのも問題。そういう口調は魅力的な女性が使うからいいのである。
更に、今回は起こる事件も割と当たり前のが多かった。芝居町が舞台だし、作者が非常にその方面に造詣が深いのはわかっているので内容もついお芝居絡みのネタを取り入れる方面を期待してしまう。が、そう簡単にはいかないようだ。やはり、シリーズというのは難しいものだなあとつくづく感じる。
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