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めちゃめちゃ面白かった!
雪風(無印)読み終えた時は、え……? これで終わり……? ぜんぜんわからん! ってなったくらいのSFオンチですが、グッドラックでおおってなって、アンブロークンアローもまあなんか面白いかも……だったけど、アグレッサーズは最初から最後まですいすいわくわくドキドキしながら読めた感じ。
零もだいぶ丸くなったし、桂城といいコンビだし、どうなるのかと思った暴力装置新キャラ(笑)もすごくよかったし、やっぱり雪風かわいいかよ! ってなったし。
続き読みたいなあ、読めるかなあ。
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少しグッドラック、アンブロークンアローのかなりシビアな雰囲気から少しユーモラスな戦闘機妖精雪風の時の雰囲気へ戻ったような。
かなり思弁的な前作と比べると現実世界(?)のアクションが増えている。
ただ、ジャムとの関係はよりシビアになってるのは間違いないので今後どうなっていくのか。
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「グッドラック」「アンブロークンアロー」が二段組の重厚長大な大長編で読み辛かったのに比べると、本作は初代に立ち返ってライトになった。初代がショートショート的な短編エピソードでそれぞれ面白かったのに比べると、続く二作は「機械とは」「人間とは」を問い掛ける哲学的小難しさがあった。本作は「言葉」という、神林作品の底流を反映したテーマで、新しい魅力的なキャラクターが登場する。何より、初代以来感じられなかった、絵に浮かぶような戦闘シーンの再登場は歓迎したい。しかし、ちょっとだけだしコンバットコミュニケーションもあまり無くて正直物足りないけど。
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謎の異星体・ジャムと、各国から選ばれた精鋭を集めたフェアリィ空軍(FAF)との戦いを描くシリーズの4作目。
ぼくは神林さんの小説がデビュー作から苦手で、雪風もずっと手を出さなかった。きっかけは忘れたが、2014年にやっと1作目(2002年刊行の改訂版)を読み、とても楽しめたので驚いた。そして2016年に2、3作目を読んだが、進むにつれて理解し難くなっていった。
本作は13年振りの続篇だが、シリーズを逆に辿るような印象で、最初の小難しさがクライマックスに向けての序奏となっている。おもしろかった。
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戦闘妖精雪風 第4巻
ジャムとの戦いで覚醒した、戦闘機=AI雪風。
パイロット深井大尉、FAFもその知性、考えに気づく。
そして、雪風と深井大尉の混成チームとしてのアグレッサー部隊を創設。
ジャムの存在と、戦闘妖精の存在、人間、FAF、それぞれの立場とだ互いがはっきりと姿を表してきた。
そして、新たなる戦いに続く。
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短編集ということで、『アンブロークン・アロー』よりも読みやすい内容。
現在のA/I技術などの動きを踏まえると若干時代がかった世界ではあるものの、地球外知性(ジャム)や機械知性の思考は人間と同じではない、という大前提に対して、人間はどう振る舞うべきか、という思考実験の本質は変わらず。展開も新たなフェーズに入り、この世界がどこに向かうのか、今後も気になるシリーズ。
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このシリーズは、もはやSFという枠を超えた何かだと思う。
神林御大の作品はどれもそうだけど、人と機械知性の関わりという形を取った哲学書のようにも思える。「ものがたり」という形を取ることでしか表現することの出来ないものがあるのだなあと実感させてくれる。
もちろん、そういう理屈っぽい部分が本質ではなく、あくまでも主体はエンタメでありSFであるところが最高に格好いいわけですが。
タイトルの「アグレッサーズ」は、敵部隊のように振る舞うことで戦闘をシミュレーションする役割を持った舞台のこと。
と書くだけで、ここまで雪風の物語を追ってきた読者はどういうお話になるのか容易に想像できると思う。本作では新しいキャラクタが登場して、物語の奥行きを広げている。こういうキャラクタを生み出せるのがマジで強いなと実感させてくれる。
本書はなかなかのボリュームではあるものの、ここから始まる新しい展開の導入部という感じかなと読後に感じた。シリーズの幕引きに向けて進んでいくのかなと感じられるけど、どうなるか本当に楽しみ。
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けっこう、面白い!という感想が多いので迷わず購入しましたが、個人的には良さがわからない。これならグッドラックやアンブロークンアローの方が難解だけど面白かったなぁ。やっぱり雪風といえば一作目にかぎるかなぁ、、、?あの面白さやワクワク感はこのシリーズではもう味わえない気がしてきましたね。次いつなのかわかりませんがもうアグレッサーズで終わりにしてもヨイかと個人的には思う。