歴史好き高校男子に大ウケ
2022/06/20 10:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:肝油の缶 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でパラ見して面白そうだなと思い購入。我が家の歴史好き男子に渡したところゲラゲラ笑いながら読んでました。
彼が後日高校に持っていったところ、仲良しのやはり歴史好き同級生男子が「何だそれ!」と寄ってきて、見せたら1時間ほど集中して読んでたとのこと。真実をちょっとザンネンモード入れて描いた文章が可笑しいので、ふざけたい年頃の男子にぴったりハマった感じがします。
暇な人向けの皮肉なエッセイ
2022/12/16 17:39
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投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
出版社の姿勢なのか、世界史が学べる程の本ではない。
3~4頁/国の情報というより皮肉屋のエッセイ。
〈命知らずと変わり者〉
サラワク王国、バイエルン王国、リフレッシュメント諸島、コルシカ王国、マスコギー国、ソノラ共和国、アラウカニア・パタゴニア王国、太平天国、ラパ・ヌイ(イースター島)、トリニダード公国、フィウメ・エンデバー、セダン王国
〈誤りと自称・独立国〉
コスパイア共和国、ニューカレドニア、エルバ公国、フランスヴィル、ベメラナ共和国、ナイッサール兵士・要塞建設労働者ソビエト共和国、中立モレネ、ペルロヤ共和国、パルマーレスのキロンボ、ボトルネック自由国、タンジェ国際管理地域、オタワ市民病院産科病棟
〈嘘と失われた王国〉
グスト共和国、ポヤイス、ラフ・アンド・レディ大共和国、リバタリア、シッキム王国、アクスム王国、ダホメー王国、最も高貴な共和国ヴェネツィア、新羅黄金王国、ホラズム
〈傀儡と駆け引きの道具〉
台湾民主国、西フロリダ共和国、満州国、リオグランデンセ共和国、アフリカ・メリーランド、テキサス共和国、コンゴ自由国、ルテニア(カルパト・ウクライナ)、タンヌ・トゥヴァ人民共和国、サロ共和国、ドイツ民主共和国(東ドイツ)、ボプタツワナ、クリミア共和国、ユーゴスラビア
国名を列記するのが何だか虚しい。
頭に何も入らないし残らない。
2022/08/01 16:54
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) 本書の帯に、 「 夢中で読める歴史講義、世界一ニッチな世界史 」 との紹介がある。
しかし、ニッチ過ぎるせいなのか何なのかわからないが、全く頭に何も入って来ない。こう言っては申し訳ないが、非常に読んでいて苦痛でつまらなかった。
2)歴史ものを読むと、大体はそこから何かを吸収でき学べるものだが、本書に関してはそういうことはなかった。
3)でも、次の二つはまあまあだった。
「 最も高貴な共和国ヴェネツィア 」
シェークスピアの 「 ヴェニスの商人 」 を想起させる。
「 台湾民主国 」
当時の 「 唐景菘 」 や 「 劉永福 」 は、現在の総統である 「 蔡英文」 とは雲泥の差である。
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/2959
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ギデオン・デフォー(Gideon Defoe)
オックスフォード大学で考古学と人類学を専攻
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歴史が頭に入っていないから内容をしっかり理解することができず。やっぱりいろんな歴史のつながりを理解ができていないと深まらない…
それにしても国家ができそして滅亡し…と言う歴史は今の今まで本当に多く繰り返されているんだなーと改めて実感。
国家と言うものすごく大きなモノでなく、自分の住んでいる隣に大きなマンションが建つとかそういう自分の生活が脅かされる可能性があるだけで拒否反応を起こす事は理解ができるので人がそのような行動をしてしまうと言うようなロジックは一定わかる気がする。
それを実行に移すかどうかの違いだと思う。
その違いは何に、どこあるのか?
と言う問いにはまだ答えは出ない。
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何か読み難い。
国ごとに分かれて数ページでまとめているが、
前提を飛ばしているのか、翻訳の問題なのか。
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図書館にて。
人間は愚かだな。
欲に目が眩んで道を誤った歴史の数々、これだけわかりやすい例があるのに繰り返し同じ道をたどる人類は本当どうしようもない。
その一人として、権力も何もない市井の民だけど、幸せに暮らせますようにとひとまず祈ってしまう。
危険がすぐそこまで来ている気がして、とても不安だ。
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なんじゃ・こりゃ!~サラワク王国・バイエルン王国・リフレッシュメント初等・コルシカ王国・マスゴギー国・ソノラ共和国・アラウカニア・パタゴニア王国・太平天国・ラパ・ヌ・トリニダード公国・フィウメ・エンデバー・セダン王国・コスパニア共和国・ニューカレドニア・エルバ公国・フランスヴィル・ベメラナ共和国・ナイッサール兵士・要塞建設労働者ソビエト共和国・中立モレネ・ペルロヤ共和国・パルマーレスのキロンボ・ボトルネック自由国・タンジェ国際管理地域・オタワ市民病院産科病棟・グスト共和国・ポヤイス・ラフ・アンド・レディ大共和国・リバタリア・シッキム王国・アクスム王国・ダホメー王国・最も高貴な共和国ヴェネツィア・新羅黄金王国・ホラズム・台湾民主国・西フロリダ共和国・満州国・リオグランデン共和奥・アフリカ・メリーランド・テキサス共和国・コンゴ自由国・ルテニア(カルパト・ウクライナ)・タンヌ・トゥヴァ人民共和国・サロ共和国・ドイツ民主共和国(東ドイツ)・ボプタツワナ・クリミア共和国・ユーゴスラビア~知っているのは,太平天国・ドイツ民主共和国・満州国・新羅・バイエルン王国・ヴェネツィア共和国・ホラズム・コンゴ自由国・ユーゴスラヴィアか。まあ,よく調べましたって感じだけど,ギャグや洒落の積もりで書いてあるんだろうけど,日本人の私に面白さは伝わらない。ガリヴァルディがブラジルとアルゼンチンの間でガウチョ達のビーフジャーキー利権のために国を作っていたとは知らなかった
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様々な国の、始まりと終わりがシニカル(皮肉的)に書かれた「短編集」。
短編を読みたいけど小説はちょっとなぁ、、という方にオススメ。
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昨今話題の台湾やクリミア、冷戦終結による東ドイツやユーゴスラビア等が掲載されている第4部は多少現代の国際政治的なネタにはなっているが、満洲国の記述を読むと、この本の適当さというかいい加減さのレベルがよくわかる。思った以上に雑学的というか娯楽的内容ではあるのだが、1~3部までは「面白世界史」として読めば、それなりに楽しめるのかもしれない。特に面白かったのは「オタワ市民病院産科病棟」(ここまでくるともはや「国家」とは言えないが)。
そもそもローマ帝国にはじまり、ロシア帝国やソ連、清や中華民国等々、大国と言えども国家は滅亡の繰り返しであり、古代から領土的な変更が殆どなく滅亡せずに存続している主要国なんて歴史上日本ぐらいしかないので、ここに掲載されているのはほんの一例でしかないとも言える。ちなみにこの著者のノリだと琉球王国も茶化して掲載しそうにも思えるが、なぜかスルーされているのが少々意外でもある。
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P219 ホラズムにて
>チンギス(モンゴルの国王チンギス・ハーン)はムハンマド(ホラズムの国王アラー・アッディーン・ムハンマド)に次のような友好的な文書を送った。
>「私は日出るところの君主であり、あなたは日没するところの君主である」
聖徳太子が6世紀くらい、チンギス・ハーンが13世紀くらいだとすると原典がどこかにあるのか、作者の混同か?
元本はマクリン・フランク「チンギス・ハーン 世界を征服した男」か?
P239満洲国の731部隊について
>望ましくない少数民族が化学兵器で一掃されていた。
中国人と満州人メインじゃなかったか?それとも満州人やモンゴル族のことを少数民族って言ってる?
元本はウィルソン・サンドラの「満州危機と日本社会」か?
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確かに面白かった。目次で既に笑う。でも世界史に強くなるかどうかは疑問。
分かるのはとにかく大国は貪欲で、どんな国もいつかは滅ぶかもしれないって事。
あとユーロビジョンてあちらの国々ではそこまで重要なイベントなんですね。せいぜい日本における紅白みたいなもんかと思っててサーセン。
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真面目な歴史書というより、3〜4ページ/件の皮肉に富んだエッセイが大量に羅列された集成。
「いざというときはイギリスが助けてくれる」は外交史上定番の悪手らしい。笑
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立国の起源が以外にも適当な(場合もある)と分かった。歴史の勉強から逃げていたため、ストーリーが断片的だが、歴史が好きな人は面白いと思う。
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為になるバカバカしい一冊。悲劇と喜劇は紙一重。しみじみと国家とは何かを考えるもよし。滅亡国家の元首は案外殺されていないという事実。さまざまなことを考えるきっかけにもなる。
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タイトルに惹かれて購入しました。
意外と最近も含めて滅亡した国も含まれていますが、どの国もほぼ小国で、蛇足的な話が多く、肝心な国の最後の滅亡理由部分がフワッとしています。
個人的には滅亡した国家の最終的な理由とプロセスを知りたいのですが、滅亡国家の中心人物にフォーカスされ過ぎていて分かりにくかったです。