紙の本
良い本です
2024/01/25 14:27
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックな話からクラリネットの組み立て方を書かれた話まで多岐にわたるショートショートです。筒井康隆さんは色々な話を書くなと改めて思いました。
紙の本
すみません
2022/02/07 23:19
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直言って、どうでもいいです。
筒井さんの小説では、七瀬シリーズとビアンカ以来ですが、 別にこれといった感想もありません。
強いて言えば、クラリネットの解説が面白かったです。吹いてみたくなりました。
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こういう本が出て大変ありがたい。今まで文庫になっていない話、読んだことのない話が沢山入っている。
一番好きなのは「社長秘書忍法帖」まぁ今の若い人が読んでも何がなんやらピンとこないだろうけど。現代では労組の働きぶりが全く異なるし、米帝、ピケラインなど意味が解らない人も多いだろう。女性秘書の姿も職種のイメージもだいぶ変化した。コンピュータがパンチテープを吐き出すのも謎だろう。あと株式用語が多く出てくるので、株を売買していない人には伝わらないかも。
「更利萬吉の社員シリーズ」は、なんと1971年の作品にも拘わらず、今になってようやく普及してきたキャリアアップ転職、フレックス・時差勤務、テレワーク、ズーム会議、定年再雇用などが会社勤めの未来先取りと書かれている。すごい。
「佐藤栄作とノーベル賞」も秀逸。佐藤元首相がノーベル平和賞を取ったのも、本当に何の冗談か知らないが、当時このような的を射たパロディ小説を書いたのは素晴らしい。これを没にしたのは新潮社で、こちらは根性無しということ。まぁ判らなくはないが…。
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全集は読んでいたのでその収録作は既読だが、コレクションが出たときはお金がなかったため読んでいなかったので助かる。殆ど初期のものなので、そんなには面白くない。クラリネット言語あたりは、リアルタイムで初出で読んでいて、未完なのがホントに残念なくらい面白い。驚いたのは、マッド社員シリーズが、ほんとに未来を先取りしてたことだ。zoom そのもののものまで出ている。SF作家の面目躍如たる。
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やっぱり筒井康隆は時代を四半世紀近く先取りする天才でした。ある短編に出てくるテレビ会議の描写なんて、もろZOOM会議じゃないか。すごい。
SNSを予見した森博嗣もすごいけど、小噺からSF・エログロ・実験的構成、あらゆるジャンルに手を出して見事に結実させる筒井御大はやっぱり偉大だなァと思った次第であります。
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他の方も書いておられるが、1971年時点でTV会議しかも画面分割の描写まで予見していたとは。クラリネットの小話で、乃村工藝社のデザイン室では終始音楽が流れてた、とあるが、事情通によれば、現在も変わらんらしい。