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ニュースの国際欄でよく取り上げられる33の論点を地政学の視点から解説した本書。EUや国連、香港、中東など大きく取り上げられるものだけでなく、ジブラルタルやナウルなどマイナーな国・地域も取り上げられており面白い。ただ、地政学というよりは地域史というイメージが強く、少し期待していたものとは違ったかもしれない。
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1つか2つの地域の表現が当を得ていることは確認できるけど、それで他を信用していいかの検証はどうやったらいいのだろう。
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ちょっと地政学という感じはしなったような・・
あと、やはりこういう内容は直近のものをよまないと
と思いました。
ただ、知らない国のことも読めて面白かったです。
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地政学について学べる、というよりは現在世界で起こっているさまざまな国や地域の問題を切り取って概要説明してくれる一冊。EUや中国、中東の問題などのしばしばニュースを賑わせているトピックだけでなく、カリーニングラード、ナウル、エリトリアなどの、普通に暮らしてたらまずもって知ることはなかったであろう国、地域について知ることができ、知見、視野が広がった。世界にはまだまだ解決すべき問題だらけなのだということを認識できるとてもよい読書体験だった。