紙の本
犯人は誰
2022/08/07 14:18
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生が何者かに殺害される。殺害された先生を取り組く大人達の誰かが犯人なのでは・・・と思わせるが、実は!?
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2022.6.18読了。
初めて読む手法の書き方。序盤は設定に無理があるのでは?と抵抗感が少しあったが、読み終えるとこの手法を取っていたからか〜と納得。
確かにすっきりする終わり方ではないが新鮮で面白かった。
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シンプルかつシンボリカルな「プリズム」というタイトルはなかなかシブい。
一つの事象も、受けとめる人によって全く違うものに変貌する。
乱反射するプリズムのように。
本書もハッキリした結論を出すのを避けることで、乱反射し続けるプリズムを誰も止められなくなってしまった。
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芥川龍之介の「藪の中」みたい…
それぞれが独自の推理をしていく展開は面白かったけど、わりと最初から気づいてしまったところもあり、終わり方もいまいちスッキリしなかったかなぁ。
ある意味新しいミステリなのかも。
でもやっぱりスッキリしたかったー!
ちょっとモヤモヤが残る作品でした。
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一つの殺人事件を巡り、4つの視点から事件の真相を巡る推理が展開される。
視点が変わるたびに少しずつ新たな事実が出てくる展開もうまいし、4人の事件の関わり方や、関係者の人間関係が浮き彫りにされる過程も面白い。
それだけにラストに期待したのだが…
逃げたような終わり方が残念すぎる
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違う推理で違う犯人説。
様々な捉え方があり、当てる焦点も違う。
答えの存在しない、周囲の推理集のような作品。
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4人の視点から事件の謎に迫っていく物語
正直しっくりこない、モヤモヤ感が残る作品
おおよそこういう結論であろうという感じのラストであり真相は謎の中
登場人物も自分の事は棚にあげて何言ってるんだというような人物など個性的といえば聞こえは良いが共感できるような人物ではない人もちらほら
特に父親、お前だ、お前❗
もうちょっとどうにかなら無かったのかなと印象の作品
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真相はわからずに終わる、という前情報を得てから読み始めていたので、最後に解決しないということに対するモヤモヤは少なかった。ひとつの事件について4人の関係者それぞれの目線での推理が語られるという形式。学生時代に授業で読んだ『藪の中』を思い出した。
生徒、同僚、元恋人、不倫相手のそれぞれから語られる美津子という人物。まるでプリズムのように全く違った一面をそれぞれの章で読者は見せつけられていく。
今世SNS等で無数の人々がそれぞれの意見を発信できる世の中で、ただその内容を盲信してはならず、真実は己の目で見極めていくことが必要である。そのような事も考えさせられた。
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それぞれの視点で描かれるから、全てを客観的にみた読者だけが事の流れを知ってるっていうの面白いね!もう一周したくなるもん。
正しい真相がわからないままなのが評価低いのかもしれないけど、個人的にはおもしろかった
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読み始め宗田理チックなジュブナイルかと思って拍子抜けだったので、語り部が交代していくまさにタイトル通りな展開で安心した。
四章をうまく繋ぐための構成で歯切れの悪い終わり方なのは正直いただけないとは思ったけども。
体験した中では、藪の中ないしブギーポップってところか。技巧に混んでストーリーをないがしろにしてるように感じたので星は3つってところ。
もう少し深読みできんのかなとも思うけど…あとで考察サイトでも見てみようかな。
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最後まで読んで、冒頭に戻る。
しりとりのようになった章題のように、真実を求めてぐるぐると周るのが面白かった。
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4つの章の主人公の推理によって次々と容疑者が浮かんではくるけれど、刑事の登場するシーンは少ない。
彼らが刑事と交わした会話や、彼らが刑事に持った印象など、あくまで主観的な説明に終始しているところが、今まで読んだミステリー小説と違っていて新鮮だった。
それでも章が進むにつれ、事件の真相が明らかになり解決するのかと思ったら、なんと事件は解決しないまま終わってしまった!
面白く読み進められたものの、私としては事件の真相や結論を知りたかったので、なんとも消化不良のまま終わってしまって残念な気がした。
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短めで読みやすかったけど、結果もやもやした。教師の桜井はなんであんなに同期のために調査をしてるんだろうと思った。なんだかみんな怪しくてもやもや。小学生が犯人はさすがにちょっと違う気がするし、警察の見解がもっとあったら面白かったかも。警察がイケメンである必要はあったのか?最終章の浮気相手の医者の子供が最初の章の小学生の男の子の父親だと気がついたのがあとの方でちょっと面白かった。
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小学校の女性教師が自宅で殺された事件を巡って、周りの人たちの視点で真相に迫る。
Scene1が女子生徒、Scene2が同僚教師、Scene3がかつての恋人、Scene4が現在の不倫相手と。
各自の推理で次々と疑わしい人間が変わる様が、題名の「プリズム」の所以だろう。
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小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。浮かんでは消える容疑者たち。いったい誰が犯人なのか?死んだ女性教師は何者だったのか。推理が推理を呼ぶ、超絶技巧の挑戦作であり、ミステリの常識を超えた衝撃作!(e-honより)